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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.18 11月11日 バレンシア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第18戦バレンシアGP
■開催日:2012年11月9日(金)1日目フリー走行、10日(土)予選、11日(日)決勝
■開催地:スペイン/リカルド・トルモサーキット

CIRCUIT DATA

■開設:1999年
■コース長:4.005 km
■サーキットレコードラップ:1分31秒861(2011年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ:1分31秒002(2006年:V・ロッシ)
■2011年の優勝者:C・スト―ナー

REPORT

ヤマハ、バレンシアへ凱旋

ヤマハ・ファクトリー・レーシングは今週末、2012シーズン最終戦が行われるバレンシア・サーキットへ。最終戦を待たず、J・ロレンソは2週間前のフィリップ・アイランドですでにタイトルを決定しており、世界チャンピオンとして母国スペインに凱旋する。スペイン人ライダーとしては史上初となる、二度目の最高峰クラスタイトルを獲得したロレンソは、これまでのプレッシャーから解放されて、シーズン最後のホーム・グランプリに臨む。昨年はフィリップ・アイランドのウォームアップ中の転倒で負傷し、最終戦の欠場を強いられたこともあり、今年はより一層、楽しみな大会となりそうだ。

一方、ロレンソのチームメイトのB・スピースは、先月のマレーシアGPでの怪我が完治しておらず欠場。代わって、全日本選手権JSB1000クラスでチャンピオンを決めたばかりの中須賀克行が出場する。中須賀はM1でも多くの経験を積んでおり、昨年のバレンシアGPで6位、今年の日本GP・もてぎで9位を獲得している。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「いよいよシーズン最終戦。母国スペインのファンの皆さんに、チャンピオンとして会えるなんて最高の気分だよ。とても長くて厳しいシーズンだった。ここにたどり着くまでには、チームのみんなの大変なハードワークがあったんだ。そして今、ようやくプレッシャーから解放されて、レースをエンジョイできるときが来た。僕は今回ももちろん、表彰台の一番高いところを目指していくよ。優勝でシーズンを締めくくることができたら素晴らしいね!」

中須賀克行選手談

「今年もまた、ヤマハ・ライダーの代表に選んでもらうことができて光栄だ。モトGPの選手たちの技術レベルは非常に高いが、僕も最善を尽くして、ヤマハをはじめ支えてくれる多くの人たちに満足してもらえるよう頑張りたい。またヤマハのテストライダーとしても、M1のデータをより多く収集するための、とても貴重な機会になると思っている」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「長くタフなシーズンが、いよいよここで終わる。世界チャンピオンとして凱旋する以上に素晴らしいことはなく、我々はこの最終戦を、これまでよりは楽に、あるいは多少なりとも肩からプレッシャーを下して迎えることができるのだ。とくにここバレンシアは、観客数も多く熱狂的な雰囲気なので、我々も今から非常に楽しみにしている。ファンの皆さんにグッド・ショーをお見せしたい」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「ホルヘとそのチームがシーズンを通してハードワークを続け、その結果として世界チャンピオンに輝いたことを非常にうれしく思っている。しかしその一方で、ベンが、ヤマハでの最後のレースに出場できないことが残念でならない。だから私は、この最終戦をとても複雑な気持ちで迎えている。母国アメリカで治療を続けている彼が、一日も早く良くなってくれることを祈るばかりだ。今大会はベンに代わって中須賀選手が走ってくれることになったが、彼ならすぐにGPのグリッドに馴染み、その実力を発揮してくれるだろう。期待している」

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