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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 10月21日 マレーシア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第16戦マレーシアGP
■開催日:2012年10月19日(金)1日目フリー走行、20日(土)予選、21日(日)決勝
■開催地:マレーシア/セパン

CIRCUIT DATA

■開設:1999年
■コース長:5.548km
■サーキットレコードラップ:2分02秒108(2007年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ:2分00秒518(2009年:V・ロッシ)
■2011年の優勝者:レースキャンセル

REPORT

ヤマハ、セパンへ戻る

ヤマハ・ファクトリー・レーシングは日本から直接、次の戦いの地となるマレーシアへ。前回のもてぎで2位を獲得したチャンピオンシップ・リーダーのJ・ロレンソは、ランキング2位のD・ペドロサに28ポイントのアドバンテージを持ってこの大会を迎える。セパン・サーキットには明暗両方の思い出が残っており、2010年にはここで世界チャンピオンを決定。2011年はM・シモンチェリの悲しい出来事が起きている。

チームメイトのB・スピースは、この3連戦で好成績を目指していたが、日本GPの2ラップ目にブレーキの問題が出たため早々にリタイアした。昨年のマレーシアGPは出場を取りやめており、セパンでのレース完走は1回だけ。グランプリ初参戦のシーズンに予選で4位を獲得し、決勝でも4位をキープしてチェッカーを受けた。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「今年もまたセパンに戻って来た。昨年、マルコの悲しい事故があった場所で、ここには誰もが辛い思い出を持っている。その一方で、僕にとっては2010年にチャンピオンを決めた場所でもあるんだ。今シーズンも残りあと3戦だけとなり、これからは決して集中力を切らさず、今回もいいレースをお見せできるようにベストを尽くさなければならない。コースは、前回のもてぎよりも僕のマシンには合っているだろう。できるだけ上のポジションを目指していくよ」

B・スピース選手談

「昨年のあの事故があった場所へ、また戻って来た。僕らにできるベストのやり方でマルコに敬意を表するため、コース上では100%の力を尽くしたい。前回のもてぎはブレーキに問題が出て残念な結果に終わっているので、今回は万全の状態でウイークを走りきり、表彰台を目指せるポテンシャルをアピールしたい」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「セパンでは2回テストを行っているので、他のコースよりも多くの周回を経験している。冬季テストにおいては、昨年と比較して大幅な進歩が見られたことも評価している。ライダーたちにとっては高い気温と湿度が問題になるだろうが、ここではいつもいい走りができているし、我々の準備はしっかり整っている。今年も表彰台を目指して戦う」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談

「残り3戦となった今、ホルヘはいよいよ世界チャンピオンの座に近づいてきた。しかし決してリラックスすることはできない。ひとつひとつのレースが非常に重要になっているのだ。2位獲得を目標にしているわけではないので、優勝が可能ならば、当然それを目指していく。開幕前に行ったテストも非常に順調で大きな手ごたえをつかむことができたので、ベンのほうも今回こそは本来の実力を発揮してくれるだろう。そのためにも最後までトラブルなしで走りきることを期待している」

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