モトクロス世界選手権
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.07 5月31日 ドイツ
RACE DATA
■大会名称:モトクロス世界選手権 第7戦ドイツGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2026年5月31日
■サーキット全長:1,550m
REPORT
Monster Energy Yamaha Factory MXGP Teamのマキシム・ルノーがドイツのトイチェンタルで開催されたMXGP世界選手権第7戦で総合4位に入り、シーズンが中盤に入る中で好調を維持した。チームメイトのティム・ガイザーはレース1では2位でフィニッシュしたが、レース2では1周目にクラッシュを喫して19位。総合7位となった。
ルノーが見事な総合4位、ガイザーは7位に
フランスのハードパック・サーキットでのレースを終えて1週間、チームは第7戦が開催されるドイツへと移動した。トイチェンタル・サーキットは深い轍ができやすいことで知られているが、今年のレースもその例外ではなかった。日曜日の朝には雨が降り、すべてのライダーにとって特に厳しいコンディションとなった。
先週末のフランスで総合4位に入ったルノーは、ドイツでの表彰台獲得を熱望していた。レース1では、トップ10圏内からスタートし、順位を上げて4位でフィニッシュした。
レース2もルノーにとって同様の展開となった。オープニングラップを8番手で終えると、YZ450FMを駆るルノーは、乾きつつあるコースで順位を上げ、6位でフィニッシュラインを通過した。この結果は、ここ数戦におけるルノーの安定した走りを際立たせた。それでも元MX2世界チャンピオンは、2戦連続で総合表彰台をわずか1ポイント差で逃したことに悔しさを募らせた。この好成績により、ルノーはシリーズランキングでガイザーとわずか5ポイント差の5位に浮上した。
ガイザーは、先週末のフランスでのクラッシュによる多少の違和感を抱えながらも、土曜日の予選レースで2番手に入り、幸先良い週末の走り出しを見せた。5度にわたり世界王座に就いているガイザーは、その好調ぶりをグランプリレースでも披露し、レース1を2位でフィニッシュした。
だがレース2はガイザーにとって厳しいものとなった。1周目に不運なクラッシュを喫し、最後尾近くまで順位を落としての再走を余儀なくされた。コース上にはドライのラインはわずか1、2本しかなく、追い抜きは困難を極めたため、ガイザーは19位でフィニッシュするにとどまった。それでも総合結果では7位となり、7戦を終えてランキング4位を維持している。
シリーズは来週末のラトビアMXGPへと続く。シーズンが折り返しに近づく中、選手権第8戦がサンドコースのケグムス・サーキットで開催される
MXGP RESULT Race.1
MXGP RESULT Race.2
RIDERS RANKING MXGP
CONSTRUCTORS RANKING MXGP
COMMENT
MXGP
Monster Energy Yamaha Factory MXGP
マキシム・ルノー選手談(4位/6位:総合4位)
「僕にとって、この週末は複雑な心境です。一方では表彰台をわずか1ポイントで逃したことにがっかりしています。残念ながら、今シーズンこれで3回目です。あと一歩のところで逃してしまうと、受け入れるのは難しいものです。同時に、自分の走りには満足しています。14番手ゲートからスタートして、しかもアウト側からのスタートだったことが状況を厳しくしていて、スタートも思ったようにはいきませんでした。なので今日はこれ以上できることはあまりなかったと思います。それでもポイントを獲得できたことは重要です。でも、またしても表彰台にあと一歩届かなかったのは悔しいです。これからも努力を続けて、来週末こそは最後の一歩を踏み出したいと思っています」
ティム・ガイザー選手談(2位/19位:総合7位)
「昨日と今日の走り出しは、かなりポジティブでした。レース1はうまくいき、コース上でも楽に走ることができました。2位という結果は素晴らしいものでした。特に、この週末を迎えるにあたって膝の痛みに悩まされていたので、難しいレースになるだろうと予想していただけに、なおさらです。レース2は、はるかに厳しいものになりました。好スタートを決めることができず、オープニングラップでいくつかミスもしてしまいました。スタートのストレートでマキシムと絡み、その後、フィニッシュラインに向かって下る途中のジャンプのひとつでフロントを滑らせてしまいました。足で踏ん張って立て直そうとしたのですが、そのせいでバイクから投げ出され、かなり大きなクラッシュになってしまいました。そのセクションではライダーがまだジャンプしていたので、再走するのに時間がかかりました。ようやく再スタートしたら、ハンドルバーがひどく曲がっていて、ライディングがとても難しくなってしまいました。それでも、諦めずにフィニッシュすることだけに集中しました。避けられたはずのミスだったので悔しい気持ちもありましたが、同時に、あれだけの大クラッシュの後でも無事だったことをありがたいと思っています。今回のレースから学ぶべき教訓は間違いなくあります。序盤のラップはもう少し忍耐強く走る必要がある、特にスタートがうまくいかなかった時はそうすべきだと思いました。週末を通してハードワークを続けて、支えてくれたチームの皆に感謝しています」











