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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.11 8月25日 チェコ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第11戦チェコGP
■開催日:2013年8月24日(土)予選結果
■開催地:チェコ共和国/ブルノ(5.403km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度 ■路面温度:30度
■PP:C・クラッチロー(1分55秒527/ヤマハ)

REPORT

C・クラッチローがポールポジション獲得

ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソとV・ロッシは、それぞれ5位と7位。

ロレンソはフリープラクティス初日から好調で常に2位以上をキープしてきたが、今日の午後に行われた15分間の予選セッションでは、リアタイヤの激しいスピンにより苦戦。5位にとどまり、明日の決勝はグリッド2列目からのスタートということになった。

チームメイトのロッシもほぼ同様の展開。昨日までの好調から一転、今日は予選タイヤを十分に生かしきれずタイムを上げることができなかった。明日は3列目からのスタート。

モンスター・ヤマハ・テック3チームのC・クラッチローが1分55秒527のベストタイムを叩き出し、2位以下に0.2秒以上の差をつけてモトGPで2度目のポールポジションを獲得。同時に、これまでロレンソが持っていたラップレコード、1分55秒799を更新してブルノで最速のライダーとなった。

午前中に行われた最終フリープラクティスでは、1分56秒156のタイムでトップ。自信を深めて臨んだ予選セッションでも、序盤から素早くペースをつかんで1分56秒081まで上げていった。そして6ラップ目、クラッチローはさらに0.6秒以上も更新する見事なタイムを記録。これによって6月のダッチTT以来、今季2度目のポールポジションを獲得することとなった。

クラッチローにとってここブルノは、モトGPで初めての表彰台が実現した思い出の場所。明日の決勝でも、今季5度目となる表彰台を狙っていく。

このクラッチローの活躍は、モンスター・ヤマハ・テック3チームの好調ぶりを証明。そしてチームメイトのスミスも同様に、今季最高となる予選6位と健闘した。ベストタイムは1分56秒014と、クラッチローとの差は0.5秒以内。フロントロウにも、あと0.2秒というところまで近づいている。フリープラクティス初日のタイムと比べて2秒近くも速くなっており、その成長ぶりを、はっきりと見て取ることができる。これで5戦連続で予選でトップ10に入っているが、明日の決勝ではランキング10位入りを目指す。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 C・クラッチロー Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'55.527
2 A・バウティスタ GO&FUN Honda Gresini Honda 1'55.754
3 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1'55.863
4 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'55.868
5 J・ロレンソ Yamaha Factory Racing Yamaha 1'55.949
6 B・スミス Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'56.014
7 V・ロッシ Yamaha Factory Racing Yamaha 1'56.186
8 S・ブラドル LCR Honda MotoGP Honda 1'56.477
9 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1'56.825
10 N・ヘイデン Ducati Team Ducati 1'56.979
11 A・イアンノーネ Energy T.I. Pramac Racing Team Ducati 1'57.455
12 C・エドワーズ NGM Mobile Forward Racing FTR Kawasaki 1'58.392
13 A・エスパルガロ Power Electronics Aspar ART 1'58.378
14 M・ピロ Ignite Pramac Racing Team Ducati 1'58.812
15 R・ド・ピュニエ Power Electronics Aspar ART 1'58.953
16 Y・エルナンデス Paul Bird Motorsport ART 1'58.983
17 D・ペトルッチ Came IodaRacing Project Ioda-Suter 1'59.057
18 C・コルティ NGM Mobile Forward Racing FTR Kawasaki 1'59.062
19 H・バルベラ Avintia Blusens FTR 1'59.128
20 L・ペセック Came IodaRacing Project Ioda-Suter 2'00.522
21 M・ラバティ Paul Bird Motorsport PBM 2'00.584
22 青山博一 Avintia Blusens FTR 2'00.653
23 K・アブラハム Cardion AB Motoracing ART 2'00.792
24 B・スターリング GO&FUN Honda Gresini FTR-Honda 2'00.827
25 M・バウアー Remus Racing Team S&B Suter 2'01.135

COMMENT

J・ロレンソ選手談(予選5位/1分55秒949/7周)

「あとコンマ7秒から1秒くらいは縮めたいと思っていたので、タイミングを待っていたが、結局、ニュータイヤの利点を生かすことができなかった。スピンが激しく、ペースを上げることができなかったんだ。上位はみな、かなり接近しているので、とにかくスタートで前へ出て序盤のうちにできるだけ抜いておくことが重要。そのあとで状況を確認するようになるだろう」

V・ロッシ選手談(予選7位/1分56秒186/7周)

「7位は今週で最低の成績。フリープラクティスが好調だっただけに残念。ラップタイムを更新することはできたのに、ライバルたちはもっと速かったんだ。目標にしていた5位以内に届かず、7位にとどまってしまったので悔しい気持ちでいっぱい。それでもペースは悪くないし、フリープラクティスでは常に上位のライダーたちについていくことができたのだから、必ずチャンスはあると思っているよ。明日までにマシンに変更を加え、決勝でも昨日までと同じように力強い走りができるようになることを期待している。昨日は硬めのタイヤがうまく働いてくれたけれど、今日はそれができなかった。おそらく気温が10度も下がったことが原因なので、そうなれば明日はソフト・コンパウンドを使うことになるだろう」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「非常に接近した戦いだったが、最終的には満足できない結果になってしまった。リアタイヤのグリップ不足が大きな要因になったが、今日の午前中まではなかったことだ。明日までにできる限りベストの状態に近づけ、戦いに臨みたい」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談

「予選は期待通りにはいかなかったが、マシンの状態は決して悪くないし、ホルヘもバレンティーノも決勝用セッティングでの競争力は高い。もちろん、今夜も作業を続けてさらに改善を目指し、決勝に備えたい。ただ、明日は天気が良くないようなので、今日までのセッティングの方向性を変えてウエット・コンディションに対応していかなければならなくなるだろう。どんな状況にも対処できるよう、今夜の作業の状況を見守りたい」

C・クラッチロー選手談(予選1位/1分55秒527/7周)

「またポールポジションを獲得することができて、とってもうれしいよ! モンスター・ヤマハ・テック3チームのみんなに、心からの感謝を伝えたい。改良を目指してずっと作業を続けてきたので大変だったんだけれど、セッション毎に進歩が感じられたし速くなっていった。ベストタイムを出した周回はとてもフィーリングが良くて、最終的にはこのコースのラップレコードを記録することになり、チームにとっても誇れるものになった。僕はただ懸命にプッシュしていっただけだけど、前回のアッセンと比べて、より本物のポールポジションのような気がしてうれしいんだ。あのときはホルヘがいなかったけれど、今回は本当にコース上で一番になったと思えるよ。決勝が楽しみ。そして目標は、昨年同様に表彰台に上ること。明日、好成績をあげることができたら、ホームコースのシルバーストーンで行われる次のレースに自信を持って臨めそうだ」

B・スミス選手談(予選6位/1分56秒014/7周)

「モンスター・ヤマハ・テック3チームにとって、最高の一日になった。カルのポールポジション獲得はとてもうれしかったし、僕のほうもこの6位獲得に大きな手ごたえを感じている。チーム内の雰囲気がとても良くなっていて、ふたりとも明日の決勝を楽しみにしている。ポールポジションとの差はコンマ5秒以内、トップ3にもかなり近づいてきたことが僕の成長の証明だよ。マシンについては、フロントエンドを少し変更し、これがうまく機能してくれた。目標はスタートで落ち着いてスムースに発進し、あとはミスをしないように走りきること。体力的に厳しいコースなので、22ラップは大変な戦いになるだろう。このようなところではラインをしっかりと守ることが重要だと思う。今晩はゆっくり休養をとり、明日に備えたい。インディアナポリスと同じように好スタートを切り、そのあとはできるだけたくさんのことを学べるように挑戦を続けたい」

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