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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.09 7月21日 アメリカ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第9戦USGP
■開催日:2013年7月19日(金)1日目フリー走行、20日(土)予選、21日(日)決勝
■開催地:カリフォルニア州/ラグナセカスピードウエイ

CIRCUIT DATA

■開設:1957年
■コース長:3.610km
■サーキットレコードラップ:1分21秒229(2012年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分20秒544(2012年:J・ロレンソ)
■2012年の優勝者:C・スト―ナー

REPORT

ロレンソとロッシが大西洋を渡ってラグナ・セカへ

先週はドイツのザクセンリンク・サーキットでレースを行ったばかりのヤマハ・ファクトリー・レーシング。今週末はそのままアメリカのラグナ・セカへ移動し、2週連続となる第9戦に臨む。

ドイツGPのフリープラクティスで転倒し、2回目の手術を受けて治療中のJ・ロレンソも、チームとともにラグナ・セカに入る予定。ロレンソは初めての世界選手権タイトルを獲得した2010年に、ここで優勝を飾っている。一方、第7戦で優勝、第8戦で3位獲得と好調が続いているチームメイトのV・ロッシ。今回もその勢いをキープして好成績を目指す。ここラグナ・セカでは、2008年にC・ストーナーとの記憶に残る名勝負を制し、当地での唯一の優勝を果たしている。

コースは全長3.5km。1988年にグランプリが初開催されて1994年まで続いていたが、安全性の問題により大幅な改修工事が求められて開催を中断。2005年に再開され、多くのファンが‘コーク・スクリュー’をはじめとする見応えあるコースを楽しめるようになった。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「やっぱりラグナ・セカへ行くことに決めた。メディカル・チェックを受け、ロドリゲス医師と面談したあと、トライしてみることに決めたんだ。初めのうちは、十分な時間をかけて治療に専念し、その次のインディーから復帰するべきだと考えていた。でもこの2日間でかなり回復してきたので、やっぱり行きたくなったんだ。もちろん必要以上にリスクをおかすつもりはない。それよりも、僕を待ってくれているファンとチームのためにサーキットに居たいんだ。様々な形で僕を支えてくれたすべての人に感謝。ザクセンリンクの転倒のあとよく面倒を見てくれた、クリニカ・モバイルの先生たち、そしてカタルニア病院のロドリゲス医師とコッツ医師にお礼を言いたい」

V・ロッシ選手談

「ラグナはとても特別なサーキット。2008年のケイシーとの戦いは、僕のこれまでのキャリアのなかでも最高のレースのひとつ。それだけに、この場所にはとくに思い入れが深いんだ。でもその1戦以外は、いつも不運に見舞われ、まったく良いところがなかった。だから今回こそ納得のいくレースがしたい。この2戦で調子が上がってきてトップグループにも近づくことができたが、もっともっと力をつけて勝利を目指していきたい」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「ホルヘはラグナ・セカへ行くことを決断した。2度目の手術の影響で痛みも残っており、決して簡単なことではないが、自らチャレンジすることを決めたのだ。ラグナ・セカは身体への負担の大きいコースなので、厳しい状況が我々を待ち受けている。今は、サーキットで彼に会うのが待ち遠しい。チームと合流してからウイークの戦略を練る」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談

「チームの全員が、ラグナでのレースをエンジョイし、いつも楽しみにしている。コースも観客も、何かとても特別な雰囲気を持っているのだ。バレンティーノはこのところの好調を必ずキープしてくれるはず。だから我々のほうも、彼が自信を持って戦いに臨めるよう、最高のマシンを用意しなければならない。ホルヘもここへ来てくれることになったと聞き、非常にうれしく思っている。彼にとっては大変なウイークになるだろうが、とにかく今回こそ、コースにふたりが揃うことになる」

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