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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 6月2日 イタリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第5戦イタリアGP
■開催日:2013年5月31日(金)1日目フリー走行、6月1日(土)予選、2日(日)決勝
■開催地:イタリア/ムジェロ

CIRCUIT DATA

■開設:1974年
■コース長:5.245 km
■サーキットレコードラップ:1分47秒705(2012年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分47秒280(2012年:D・ペドロサ)
■2012年の優勝者:J・ロレンソ

REPORT

ヤマハ・ファクトリー・レーシング、ホームグランプリに意欲

ヤマハ・ファクトリー・レーシングは今週末、イタリアはフローレンス近郊のムジェロ・サーキットで行われる第5戦に臨む。トスカーナ地方の丘陵地帯に位置するこのサーキットはチームの本拠地からわずか300kmほどの距離にあり、同チームにとっては“ホームグランプリ”となる重要な一戦だ。

J・ロレンソ、V・ロッシともに、過去にはここで、クラスをまたいで多くの勝利をあげている。ロレンソは250ccクラスで優勝1回、最高峰クラスでは2009年と2010年に連続2位、2011年と2012年は連続優勝を達成した。一方のロッシは1997年に125ccクラスで優勝、1999年には250ccクラスで優勝、2002年から2008年までは最高峰クラスで7年連続優勝を果たし、ホームコースでの連続優勝回数の記録を打ち立てた。

ムジェロ・サーキットは全長5.245km。GPカレンダーのなかでもハイスピード・コースのひとつとして知られ、1kmを超える長いストレートでは1000ccマシンの限界に迫るスピードが見られ観客たちの注目を集める。コース幅は広く、そのなかに様々な傾斜角とアップダウンを持つ15ものコーナーが設けられ、ハイスピード・シケインがオーバーテイクの絶好のチャンスとなっている。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「ムジェロでのレースをとても楽しみにしているよ。前回のル・マンは非常に残念な結果になってしまったので、何とかその分を取り返したいんだ。ムジェロは長いハイスピード・コーナーがたくさんあって、そのレイアウトもとても気に入っている。これまで多くの好成績を残してきたし、ヤマハのマシンにとっても非常に相性の良いコースのひとつだと思うので、今年も同様に良いレースにしたいね。ヘレスと同じように、コースが素晴らしいだけじゃなくて気温も絶好。観客たちもとても情熱的なんだ。僕らの唯一の弱点が長いストレート。ここではたぶん、ライバルたちのほうが強いだろう。でも総合的に見れば僕らのマシンに非常に合ったコースなので心配はしていないよ。とにかくトップとの差を埋めるために全力を尽くすだけ。シーズンは長いので、冷静さをキープしないとね。ウイークのスタートが待ち遠しい!」

V・ロッシ選手談

「ムジェロに行けるのでハッピー! 僕はこのコースが大好きだし、何より、もう一度ヤマハで走れることがうれしくてたまらないんだ。もちろん好成績をあげることが大切なんだけれど、僕らはまだ本来の速さを十分に出し切れていない。とくにドライ・コンディションでのスピードが足りないので、全力で取り組み、マシンを改善していかなければならない。レースは厳しいものになると思うけれど、少しでも上の成績を目指して、できることはすべてやる。その結果、もし表彰台に上れるならうれしいな。大勢のファンが見に来てくれるはずだし、あの暑さも楽しみなんだ!」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「ル・マンが残念な結果に終わっただけに、今回は何としても良いレースをしなければならない。ここ3戦は思ったような走りができていないので、チャンピオンシップへの期待をつなぐためにも、ここでしっかりとポイントを獲得できるよう全力で取り組んでいく。ライバルたちは非常に手強いが、シーズンはまだ14戦も残っている。これからまだ長い戦いが続くなかで、もう一度ここから、勝利を目指して改めてスタートしたいと思っている。ホルヘとヤマハには非常に相性の良いコース。期待している」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談

「ムジェロを非常に楽しみにしている。我々のホームレースであり、いつも大勢のファンが見に来てくれる、とても素晴らしいサーキットだ。バレンティーノはマシンも良くなってきたところで、ファンも期待しているはず。ここではいつも好成績を残してきたので、前回のル・マンとはまったく違う結果を期待している。最高の状態でこの週末を過ごせるよう、ウイーク初日のフリープラクティス1回目に集中し、順調にスタートしたい。結果はあとからついてくるだろう」

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