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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 4月21日 アメリカズ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第2戦アメリカズGP
■開催日:2013年4月19日(金)フリー走行、20日(土)予選、21日(日)決勝

■開催地:テキサス州/アメリカズ

CIRCUIT DATA

■建設:2012年

■コース長:5.513 km

REPORT

ヤマハ・ファクトリー・レーシング、初めてのCOTA GP出場でテキサスへ

ヤマハ・ファクトリー・レーシングは今週末、アメリカはテキサス州にあるCOTA(Circuit of The Americas)で開催されるモトGP第2戦に参戦する。J・ロレンソとV・ロッシは2週間前に行われたカタールGPで、それぞれ1位、2位を獲得する快挙。ふたりとも好調をそのままに第2戦アメリカGPに臨む。

今回、モトGP初開催となるCOTA。そのため走行経験を持つライダーは数少ないが、ロレンソとロッシは開幕前のプライベート・テストでこのコースを使用している。有名なサーキット・デザイナー、ヘルマン・ティルケによって設計されたコースは全長5.513km。流れるような高速セクションからストップ&ゴーのヘアピン・カーブまで、いずれも特徴的な20のコーナーを持ち、全体の高低差は41メートルにも及ぶ。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「カタールはヤマハにとって最高の結果になった。新しいシーズンの幕開けとしては申し分のない素晴らしいものだ。でも今はもう、気持ちを切り替えていかなければならない。アメリカ大陸へ移動し、まったく違ったタイプのコースに挑むことになるわけだから…。それはコース・レイアウトだけじゃなくて、アスファルトの感触も、気温や路面温度も、その他の様々な環境も変わるということなんだ。このコースには非常に長いストレートがあり、その一方で1速使用の低速コーナーもたくさんある。ここでは加速性能とトラクションがとても重要になるので、ライバルとの差を縮めるためにフリー・プラクティスの第1セッションからしっかり作業に取り組んでいかなければならない。難しい戦いになるだろうけれど、今回も優勝を勝ち取りたい」

V・ロッシ選手談

「今回は楽じゃないだろうけど、カタールでの表彰台獲得が僕らの気持ちをより一層、高めてくれているんだ。前回は本当にいい仕事ができたので、いくつかの確信を持って第2戦に臨むことができる。ライバルたちもかなり手強いけれど、僕らは今回も、少しでもポイントを獲って帰ってくることが目標。もちろん自信はあるし、このコースはとても気に入っているよ。テストで訪れたときの最初の印象は、とても美しいサーキットだということ。そしてコース・レイアウトがとても特徴的で、ダウンヒルとアップヒルがたくさんある。第1コーナー進入はかなり技術が必要になるところで、僕としては第2コーナーやシケインのあとのほうが好きだな。ストレートは非常に長くてオーバーテイクに最適。とにかく、COTAのレースを今からとても楽しみにしているよ」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「COTAのテストに私は参加することができなかったが、聞いたところによると、コースの雰囲気が他のサーキットとはかなり違っているようだ。でもそれはおそらく、ここが新設コースであり、レイアウトが特殊だからだろう。我々は開幕戦カタールで優勝することができた。チームにとってもヤマハにとっても素晴らしいスタートとなったわけだが、いつまでもそれにこだわらず、常に前を見て先のことを考えていかなければならない。シーズンは長く、ハードなのだ。理論的には、COTAはヤマハに有利なコースではないだろう。そのなかでもどこまで力を引き出し、前回テストの状態からいかに進化させるかが重要だ。これがレースというもの。結果は日曜日にわかる」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・ディレクター談

「1か月前とは違う状態で、またここを訪れることになる。しかし前回テストで収集したデータが、ベース・セッティングの構築に必ず役立ってくれるはずだし、最新のモディファイもとても順調だ。またカタールでの好成績も我々を後押ししてくれるだろう。決して楽な戦いにはならないだろうが、テストのときと比較すれば間違いなく良くなっているはずなのだ。何より、このサーキットは素晴らしい環境にあるし、気温もパーファクト。開幕戦の快挙があっただけに、第2戦を迎えるのが非常に楽しみになっている」

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