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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.17 10月28日 オーストラリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第17戦オーストラリアGP
■開催日:2012年10月26日(金)初日総合結果
■開催地:オーストラリア/フィリップアイランド(4.448 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:14度 ■路面温度:28度

REPORT

初日、J・ロレンソが総合3番手

オーストラリアGPのフリープラクティス初日は、強風に見舞われ難しいコンディション。そのなかでヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソは、コースの所々でとくに激しくなる風に対応するため、おもにマシンの安定性を追求。その結果、3位を獲得した。2位のD・ペドロサとは0.121秒差だった。

モンスター・ヤマハ・テック3チームのC・クラッチローとA・ドビツィオーゾは、それぞれ4位と5位を獲得する好調ぶり。午前中に行われた第1セッションは雨に見舞われる時間帯もあったが、バス・ストレートを吹き渡る強風がすぐに路面を乾かし、いつもの高速コースに戻ってハイペースの走行が続いた。

クラッチローは今週前半にメルボルンに到着したあと、気管支炎からくる高熱に苦しんでいたが、休養に専念して走れるまでに回復。依然としてベストの状態ではないものの、YZR-M1を限界ぎりぎりまでプッシュして1分31秒367のベストタイムを記録した。3位のロレンソとの差は0.362秒。

一方のドビツィオーゾは第1セッションの1分31秒968をコンマ5秒以上短縮し、クラッチローに0.091秒差と迫る1分31秒458を記録した。明日はフロントエンドのフィーリング向上を目指し、日曜の決勝では表彰台を狙う。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 C・ストーナー Repsol Honda Team Honda 1'29.999
2 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'30.884
3 J・ロレンソ Yamaha Factory Racing Yamaha 1'31.005
4 C・クラッチロー Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'31.367
5 A・ドビツィオーゾ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'31.458
6 A・バウティスタ San Carlo Honda Gresini Honda 1'31.616
7 S・ブラドル LCR Honda MotoGP Honda 1'31.702
8 V・ロッシ Ducati Team Ducati 1'32.030
9 N・ヘイデン Ducati Team Ducati 1'32.312
10 R・ド・ピュニエ Power Electronics Aspar ART 1'32.674
11 H・バルベラ Pramac Racing Team Ducati 1'32.706
12 K・アブラハム Pramac Racing Team Ducati 1'32.744
13 A・エスパルガロ Power Electronics Aspar ART 1'33.727
14 C・エドワーズ NGM Mobile Forward Racing Suter 1'33.835
15 M・ピロ San Carlo Honda Gresini FTR 1'34.002
16 D・ペトルッチ Came IodaRacing Project Ioda 1'34.531
17 J・エリソン Paul Bird Motorsport ART 1'34.561
18 I・シルバ Avintia Blusens BQR-FTR 1'34.746
19 R・ロルホ Speed Master ART 1'34.771

COMMENT

J・ロレンソ選手談(初日総合3番手/1分31秒005/27周)

「非常に難しいコンディション。タフな一日だったよ。とにかく風が強くて、全然うまく乗れないんだ。ダニやケイシーについて行こうと懸命に頑張ったつもりだけれど、とくにケイシーはまるで次元が違うみたいに速くてどうすることもできなかった。ダニには大分、近づいてきたので、彼に挑み、彼に勝つことを目標にするよ。マシンのほうは、もう少し安定性が欲しいところ。両輪をしっかり地面に食いつかせ、どんなに風に吹かれても気持ち良く乗れるようにしていきたい」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「風に翻弄され、最高のプラクティスというわけにはいかなかった。マシン・セッティングは決して悪くないのだが、第3コーナーやバックストレートなど、とくに風の強い場所で、もっと安定性が必要だ。ホルヘは体調も万全で、よく乗れているので、明日はさらに上を目指していけるだろう」

C・クラッチロー選手談(初日総合4番手/1分31秒367/29周)

「ウイークは上々のスタート。昨日までの体調の悪さを考えれば、今日の走りには満足できるよ。昨日はまだ熱が高かったんだけれど、それよりももっと深刻だったのが気管支炎のほう。呼吸がうまくできないから大変なんだ。今日は少し気分が良くなって集中力も戻ってきたけれど、このコースは一瞬も気を抜けない高速コースで身体への負担も大きい。さらに加えて今日はとても風が強かったから、常にマシンと獲得している感じで楽じゃなかったよ。

今晩もう一度、クリニカ・モバイル(サーキット内の診療所)で診てもらって、明日はもっといいコンディションで臨みたい。100%にはまだ程遠い状態なので、今は、少しでもポイントを獲得することを目標にしている。マシンのほうは、コースの後半でなかなか伸びてこない。またリアタイヤがスピンしやすいので、このあたりを改善することでもう少し上がってくるはずなんだ。路面の凹凸には去年も泣かされたけれど、今年はその5倍もひどい状態。表面の劣化も激しく厳しい状況だけれど、条件は誰もが同じだからね...」

A・ドビツィオーゾ選手談(初日総合5番手/1分31秒458/29周)

「毎年、この時期にこのサーキットへやって来る。だからフィリップ・アイランドでは、このコンディションはもう普通のことなんだ。寒いし、風が強いし、確かに大変なんだけれど、悪いことばかりじゃない。短時間の雨はあったものの、それ以外はほとんどずっと、ドライ・コンディションでセッティングに専念することができた。そしてたくさんのデータを収集することができたんだ。マシンのフィーリングは非常にいい。でも敢えて言うなら、フロントのフィーリングがもう少し欲しいところ。これがこのコースでの最大のポイントで、高速のロング・コーナーで素早いきり返し、立上りで正しいラインを取れるようにしなければならないんだ。ここがうまくいけば、ラップタイムは楽に上がってくるだろう。そして日曜日の決勝では表彰台争いに近づくことができるはずなんだ」

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