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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.15 10月14日 日本

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第15戦日本GP
■開催日:2012年10月12日(金)1日目フリー走行、13日(土)予選、14日(日)決勝
■開催地:もてぎ/日本

CIRCUIT DATA

■開設:1997年
■コース長:4.801km
■サーキットレコードラップ:1分46秒090(2011年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分45秒267(2012年:C・ストーナー)
■2011年の優勝者:D・ペドロサ

REPORT

ヤマハ勢、もてぎでのレースに向け日本に着陸

ヤマハ・ファクトリー・レーシングは今週末、ツインリンクもてぎで行われる日本GP出場のため東方を目指す。シーズンはおよそ1ヶ月後にバレンシアでフィナーレを迎えるが、その前の3戦はいずれもヨーロッパを離れた場所での開催で、日本GPはそのひとつめのレースとなる。同チームのJ・ロレンソは現在ランキングトップに立っており、今回もチャンピオン争いの最大のライバル、D・ペドロサに対するリードを守り抜く決意。ここもてぎでは、2009年に優勝、2011年は2位を獲得している。

一方、チームメイトのB・スピースは、2010年、2011年ともにアクシデントに見舞われて苦い思い出を残している。2010年は前のライダーを避けようとしてはらみ、15位まで後退。2011年は転倒したV・ロッシに当たられて最後尾まで順位を下げてしまった。しかしいずれも再度、追い上げを図り、それぞれ8位と6位まで挽回してチェッカーを受けている。今シーズンは前回と前々回で連続5位を獲得するなど調子を上げてきており、今回もその好調をキープしながらさらに上を目指す。

1997年にテストコースとして設計されたツインリンクもてぎは、多くのセカンドギア・コーナーを持つジオメトリックなレイアウト。その路面は高いグリップ性が評価されている。このコースでラップタイムを上げるためには、コーナー進入のブレーキングと立ち上がり加速が非常に重要な鍵となる。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「アジア太平洋での3連戦を、ランキングトップに立ってスタートすることができる。今シーズンはライバルたちがとても強いので難しい戦いになるだろうけれど、僕らなりに、できる限りベストな方法で挑めるよう力を尽くさなければならない。もてぎは好きなコースで、2009年には優勝も果たした。今年もまた優勝を目指して戦っていくよ」

B・スピース選手談

「今週末を楽しみにしているんだ。去年はオープニングラップにバレンティーノが転倒して、それに巻き込まれてしまうというバッドラックがあったんだけれど、それ以外はとても順調でペースも良かったからね。それに今シーズンも、最近になって少しずつ調子を取り戻してきているので、すべてが揃えば好成績を狙えるだろう。ヤマハのホームレースで、ヤマハのためにいい走りができればうれしいよ」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「アジア太平洋での3連戦を前に厳しい状況もあったが、こうしてチャンピオンシップをリードして、最高の形で日本GPを迎えることができた。ツインリンクもてぎは我々にとっては難しいコースだが、ホルヘはやる気に満ちており、体調も万全だ。ここでポイント上のリードを拡大することができれば、次のマレーシアとオーストラリア、さらにはシーズン最終戦に向けて大きな弾みとなるだろう」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談

「ヤマハのホームレースに出場するのを非常に楽しみにしており、日本のレースファンに見応えある素晴らしいレースをお見せしたいと思っている。今シーズンもあと4戦を残すだけとなり、この段階でホルヘはランキングトップをキープ。ベンのほうもバッドラックから解放されて順位も上がってきた。もてぎはとてもユニークなコースレイアウトで、ストップ&ゴーのコーナーが非常に多い。今シーズンはここまで、どのコースへ行っても対応できるベースのセッティングができているので、もてぎでもそうなることを期待したい。最初の走行となる金曜日が待ち遠しい」

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