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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.12 8月26日 チェコ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第12戦チェコGP
■開催日:2012年8月24日(金)1日目フリー走行、25日(土)予選、26日(日)決勝
■開催地:チェコ共和国/ブルノ ■コース長:5.403km
■レコードラップ:1分56秒670(2009年:J・ロレンソ)
■ベストラップ:1分56秒145(2009年:V・ロッシ)
■2011年の優勝者:C・ストーナー

REPORT

モトGPは再びヨーロッパへ

先週、インディアナポリスでのレースを終えたばかりのヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソとB・スピースは、休む間もなくチェコのブルノへ移動。ロレンソは昨年、ソフトコンパウンドのタイヤを選んでペースが上がらず4位に留まったが、125ccクラスで1度、250ccクラスで2度、優勝を成し遂げたほか、2010年にはモトGP初優勝を飾っている。

一方のスピースもブルノとの相性はいい。2009年にスーパーバイク・クラスで優勝、2010年には0.338秒差でポールポジションを逃したあと、決勝では4位を獲得した。昨年はロレンソに1.5秒差まで迫り5位に入っている。

ブルノでのチェコGP開催は今年で43回目を数える。使われていなかったロード・コースで初めて世界選手権が開始されたのは1965年。今日では完全なクローズド・サーキットとなってライダーたちから好まれており、コース幅の広さと激しい高低差のあるコースでハイペースの接近戦が繰り広げられる。ヤマハ・ファクトリー・レーシングは決勝翌日の8月27日、ここに残ってマシン・テストを行う予定。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「ほんのちょっと休んだだけで、ヨーロッパへ戻ってブルノへ向かう。このコースは大好きで、2010年にはタイトル争いのなかで優勝。去年はタイヤ・チョイスのミスで表彰台を逃すことになってしまったけれど、1000ccマシンで戦う今年は、必ずトップを狙えると思っている」

B・スピース選手談

「しばらくの間、母国アメリカに滞在し、家族や友人に会うことができてうれしかったよ。でもこの2回のグランプリは残念ながら、僕にとってはかなり悲惨なものになってしまった。今回のブルノは好きなコースのひとつなので、すぐにでもマシンにまたがり、最後まで問題なく良い週末を過ごせるよう期待している」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「インディアナポリスは初日からずっと調子が上がらず苦労した。最終的に2位を獲得することができたのは、とても良かったと思う。今回は相性の良いブルノ・サーキットで、ホルヘもスムースな高速コースが気に入っている。YZR-M1にも合っているので好成績獲得に自信を持っている」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談

「ベンは2回のUS・GPで、自分のミスではないところで残念な結果に終わってしまった。ヨーロッパへ戻った今回は、またいつものように100%の力で臨む決意だ。我々は彼の才能と速さをよく理解しているので、今回こそ、ここまでのバッドラックが完全に過ぎ去り、本来のポテンシャルを発揮できるよう祈っている。このコースはヤマハのマシンに非常にマッチしている。ベンもホルヘも必ず良い走りを見せてくれると確信している」

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