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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 6月3日 カタルニア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第5戦カタルニアGP
■開催日:2012年6月1日(金)1日目フリー走行、2日(土)予選、3日(日)決勝

CIRCUIT DATA

■開催地:スペイン/カタルニア
■開設:1991年
■コース長:4.727km
■サーキットレコードラップ:1分42秒358(2008年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分41秒186(2008年:C・ストーナー)
■2011年の優勝者:C・ストーナー

REPORT

スペインで今季2回目のグランプリ開催

ヤマハ・ファクトリー・レーシングは今週末、今季2回目となるスペインでのグランプリに出場するため、バルセロナはカタルニア・サーキットを訪れる。前回の第4戦フランスGPでは圧倒的強さを見せて優勝を飾ったJ・ロレンソが、そのホーム・グランプリでの活躍を期す。ロレンソはここカタルニアで、2009年にはV・ロッシと激闘の末に2位を獲得、2010年は優勝を果たし、2011年も2位獲得と多くの好成績を残している。今年はチャンピオンシップをリードし、2位のC・ストーナーに8ポイント差をつけてこの大会を迎える。

一方、ロレンソのチームメイトのB・スピースは、新たな決意を持って第5戦カタルニアGPに臨む。昨年のこの大会ではロレンソに続く3位に入り、ファクトリー加入後、初めての表彰台を獲得している。この結果、ランキングを一気に5つ上げた経験があり、今年もその再現を目指す。

カタルニア・サーキットは、世界有数の長いメインストレートを持つ。これに加えてアールの大きな中高速コーナーとふたつのタイトな左ヘアピン、さらにはバンク角の変化も数多くあり、マシン・セッティングにおいては、最適なシャシー・バランスとフロントエンドのフィーリングが要求される。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「今回は飛行機に乗ることなく、サーキットに入ることができる。自分の家のすぐそばにあるこのサーキットでレースができるのは、とてもうれしいよ! ここでの優勝や表彰台はよく覚えている。モトGPだけじゃなくて250㏄のときのことまでね。ライバルたちが皆、手強いから、厳しい戦いになると思うけど、今の僕には前回のル・マンでの優勝が大きな自信になっているんだ。スピードも競争力も十分にあることがわかっているので、ウイークが始まったら第1セッションからしっかり集中していく。ホームレースは特別なもの。ファンのみんなに最高のショーをお見せできるよう頑張りたい」

B・スピース選手談

「このコースは大好きだから、ここに来るのをずっと楽しみにしていたんだ。今シーズンはここまで、かなり苦しい状況が続いてきたけれど、今回こそ立ち直って、本来の自分に戻る転機になると信じている。いつものように100%の力を注いで好成績を目指すよ。マシンのポテンシャルの高さは実証済みなので、あとはベース・セッティングをなるべく早い段階で作り上げたい。そして好天に恵まれ、フル・ドライで走れることを願うだけ」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「今回はホルヘのホームレース。当然ながら彼の好きなコースであり、ここでは何度も、見ごたえある素晴らしいレースを展開してきた。スペインのファンの全員が彼を応援してくれるものと期待している。我々チームはこのサーキットの雰囲気がとても気に入っているし、ヤマハのマシンもスムースな高速コースで非常によく走ってくれる。今シーズンは雨に見舞われることが多かったので、今回は晴れてくれるよう望んでいる」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談

「カタルニア・サーキットは伝統的に、ヤマハとの相性がとても良いコース。昨年も両ライダーが好成績を獲得している。ホルヘにとっては、地元ファンの目の前で走る特別なレースになるので、前回の優勝に引き続いて、今回も活躍を期待している。ベンのほうもこのコースは気に入っていて、昨年の表彰台獲得は我々に自信を与えてくれた。マシン・セッティングがしっかり仕上がっていれば、彼は必ず力強い走りを見せてくれるのだ。ここまでの不調を払拭する素晴らしいパフォーマンスを期待したい」

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