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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 10月16日 オーストラリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第16戦オーストラリアGP
■開催日:2011年10月14日(金)1日目フリー走行、15日(土)予選、16日(日)決勝
■開催地:オーストラリア/フィリップアイランド

CIRCUIT DATA

■開設:1956年
■コース長:4.448 km
■サーキットレコードラップ:1分30秒059(2008年:N・ヘイデン)
■サーキットベストラップ:1分28秒665(2008年:C・ストーナー)
■2010年の優勝者:C・ストーナー

REPORT

今シーズン最後のフライアウェイ・レース、フィリップアイランドへ

ヤマハ・ファクトリー・レーシングは、今シーズン最後のフライアウェイ・レースに出発。今週末はオーストラリアのフィリップアイランドへ、そして翌週にはマレーシアのセパンへと過酷なスケジュールが待っている。

景観の美しさと、ゆったりと流れるようなコース・レイアウトが評判のフィリップアイランドは、その一方で天候変化の激しさでもよく知られている。そのためライダーたちは、突然の大雨や大風に見舞われるなど、しばしば難しいコンディションを強いられる。ディフェンディング・チャンピオンのJ・ロレンソは、250ccクラスで2回優勝、昨年はモトGPで2位表彰台を獲得している。第14戦終了時点でチャンピオンシップ・リーダーのC・ストーナーとの差は40ポイントあるが、これを少しでも縮めるべくチャンスを窺っている。

チームメイトのB・スピースは、ワールドスーパーバイク参戦1年目の2009年、ここでポール・トゥ・フィニッシュを達成。モトGPにスイッチした昨シーズンは、フロントロウを獲得してロレンソのとなりからスタートし、見事5位を獲得している。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「インドネシアでトレーニングをしていて、これからオーストラリアへ向かうところ。モトGPコースのなかでもおそらくは最も美しい、大好きなフィリップアイランドを走るのを、今からとても楽しみにしているんだ。日本GPはとても調子が良かったので、今回もまた表彰台に上れるよう頑張りたい。ここではケイシーがいつも好調だから簡単にはいかないだろうけれど、ベストを尽くし、決して最後まであきらめないよ!」

B・スピース選手談

「フィリップアイランドは、乗っていてとても楽しいコース。スーパーバイク時代からたくさんの良い思い出が残っているし、昨年も素晴らしいレースができた。日本GPはちょっとアンラッキーなところもあったけれど、そのなかでもいい走りができたと思う。これを自信にして、今回は100%の力を出し切れるように頑張っていきたい。数日前にオーストラリアに入って十分にリラックスできているので、体調は万全。準備は整っているよ!」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング、チームマネジャー談

「ヨーロッパを遠く離れて、3つの国を回らなければならないフライアウェイは、毎年とても大変なイベントだ。フィリップアイランドではケイシーが速さを見せるだろうが、我々もマシンを順調に作り上げることができればチャンスはあると思っている。決して楽な戦いではないが、いつも通りベストを尽くす。ホルヘの好きなコースでもあるし、日本GPでの経験からもわかるように、レースではどんなことも起こり得る。だから我々は最後まであきらめない」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング、チームディレクター談

「フィリップアイランドは、とても特別なサーキット。ヤマハのマシンと相性の良い場所と言えると思う。それにふたりともこのコースが大好きだということも有利な材料になる。日本GPでは、ベンはいろいろな問題にぶつかりながらも、最終的にとても良い成績を残すことができた。このことが今回も自信につながっているのだ。このコースでは激しい天候変化が気になるところだが、少なくとも何とかドライ・コンディションで走れるように祈るばかり。さもないと大変な週末になってしまうだろうから…」

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