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レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.14 9月18日 アラゴン

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第14戦アラゴンGP
■開催日:2011年9月16日(金)1日目フリー走行、17日(土)予選、18日(日)決勝
■開催地:スペイン/モーターランド・ アラゴン

CIRCUIT DATA

■開設:2009年
■コース長:5.078km
■サーキットレコードラップ:1分49秒521(2010年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分48秒942(2010年:C・スト―ナー)
■2010年の優勝者:C・スト―ナー

REPORT

MotoGPライダー、‘モーターランド’ アラゴンへ

モトGP14戦が今週末、アラゴンのモーターランド・サーキットで行われる。同サーキットでのモトGP開催は今年で2回目。ディフェンディング・チャンピオンのJ・ロレンソにとっては、母国スペインで今季3回目のレースとなる。

ロレンソは前回のミサノで完勝。ランキングトップに立つC・ストーナーとの差を35ポイントに短縮し、自信をつけてこのアラゴンに乗り込んできた。昨年の同大会では僅差でポールポジションを逃してフロントロウの真ん中からスタート。決勝はN・ヘイデンと好バトルを繰り広げたのち、最終的には4位でチェッカーを受けた。

ロレンソのチームメイトのB・スピースにとって、ここアラゴンは、ライバルたちと同等の経験を持つ数少ないコースのひとつ。昨年はA・ドビツィオーゾとバトルを展開し、最終ラップの戦いで5位を手中にした。シーズンも残り5戦となった今、チャンピオンシップではランキング5位をキープ。4位のD・ペドロサを15ポイント差で追っている。

アラゴンはスペイン北部のアルカニス近郊に位置し、バルセロナからは車で数時間の距離。昨シーズン、ハンガリーGPの代替として初めてグランプリが開催された。ハーマン・ティルケの手により設計されたコースは、激しい高低差や流れるような高速コーナーが見どころとなる。

COMMENT

J・ロレンソ選手

「2回目のアラゴン、今シーズン3回目のホーム・グランプリを走ることができてとてもうれしい。ファンのみんな、とくにファンクラブの会員たちが来てくれると思うので、会えるのを楽しみにしているよ。去年はここで表彰台を逃してしまって、とても悔しい思いをした。昨シーズンはずっと完璧な戦いが続いていたし、母国でのレースだし、それにあのときはショーヤ(富沢祥也選手)を追悼するため彼のヘルメットをかぶっていたのだからね…。2週間前のミサノは良い戦いができたから、自信はある。今年こそ表彰台獲得を目指し、ケーシーとの差をまた詰めていくよ」

B・スピース選手

「コースの経験や知識が他のライダーたちと同レベルにあるサーキットなので、それだけでもとても助かるよ。去年はドビツィオーゾとバトルをして5位を獲得。小さなミスがあったけれど、それまでは3位争いにも近づくことができて、シーズンのなかでも最も楽しいレースのひとつになった。インディアナポリス、ミサノと続いたあと、コモの自宅に戻ってリラックスすることができたので、今はとても気分がいいし、ポジティブな気持ちで次のレースに臨めそうだよ」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー

「前回のミサノでも見たとおり、ホルヘは今、優勝モードに入っている。トップとのポイント差を短縮するためにも、チーム全員が一丸となって次の勝利に向けて集中しているのだ。昨年はここでやや苦労したが、今年は状況がいろいろ変わっているので、これまでの良くないイメージを払拭することができるだろう。ホルヘは十分に休養をとって、体力的にも万全の状態。当然、連続優勝を狙っていく」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター

「前回のミサノでは好成績を挙げ、非常に良いムードでサーキットを後にすることができた。シーズンはまだ5戦残っており、トップとのポイント差は35ポイント。準備を整えてアラゴンに臨む。ベンも体調は回復しており、ベストの状態に近づいている。アラゴンのコースレイアウトは、ひとつのコーナーを除いてYZR-M1にとても合っているので、今回も好成績を期待している」

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