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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.13 9月19日 アラゴン

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第13戦アラゴンGP
■開催日:2010年9月18日(土)予選結果
■開催地:スペイン/モーターランド・ アラゴン(5.078km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:19度 ■路面温度:26度
■PP:C・スト―ナー(1分48秒942/ドゥカティ)

REPORT

ロレンソ予選2位、今回もフロントロウ発進!

フィアット・ヤマハ・チームのJ・ロレンソが予選2位を獲得し、シーズン開幕以来続いているフロントロウ・スタートの記録を更新した。チームメイトのV・ロッシは7位に留まった。

フリープラクティス初日は雨になったが、2日目の今日は晴れて、ライダーたちにドライ・コンディションでの走行のチャンスを提供。そのなかでロレンソは終始、安定して速さをキープ。ライディングスタイルをコースの特徴に合わせたことでグリップ感も増していた。そしてセッション終盤で何度かトップタイムを記録したが、最後に逆転され2位となった。ポールポジションを獲得したのはC・ストーナーで、その差はわずかコンマ3秒。

一方のロッシは上位グループについていくことができず、午前中のセッションは11位。午後から行われた公式予選でも、マシンをしっかりと作り上げることができないまま7位に留まった。終盤になってソフト・コンパウンドのタイヤに履き換えたあとタイムを上げる作戦だったが、小さなミスをおかしてそのチャンスを逃してしまった。明日までに改善の方法を見つけ出し、ウォームアップを利用して最終調整を行う予定。 富沢祥也選手に哀悼の意を表し、ロレンソは富沢選手のレプリカヘルメットを、ロッシは特製ステッカーを貼ったヘルメットを着用する。

モンスター・ヤマハ・テック3チームのB・スピースが5位を獲得。このところ好調のスピースは、最近の8戦で7回の2列目獲得を達成している。昨日行われた2回のフリープラクティス・セッションで、素早くコースをマスターしたスピース。今日はマシンセッティングに専念し、アラゴンのロングコーナーに合わせてコーナリング性向上に努めた。その結果1分49秒565を記録して、4位のN・ヘイデンとの差はわずか0.059秒。フロントロウ獲得までコンマ2秒と迫った。

一方、チームメイトのC・エドワーズは、モトGP100戦目をグリッド11位からスタートすることになった。初めはハードコンパウンドのリアタイヤでタイムアタックに臨んだが、これが功を奏さず、その後ソフトタイヤに交換して、最終ラップで1分50秒440のベストタイムを記録した。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 C・スト―ナー Ducati Marlboro Team Ducati 1'48.942
2 J・ロレンソ Fiat Yamaha Team Yamaha 1'49.251
3 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'49.343
4 N・ヘイデン Ducati Marlboro Team Ducati 1'49.506
5 B・スピース Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'49.565
6 R・ド・ピュニエ LCR Honda MotoGP Honda 1'49.952
7 V・ロッシ Fiat Yamaha Team Yamaha 1'50.017
8 A・ドビツィオーゾ Repsol Honda Team Honda 1'50.046
9 M・シモンチェリ San Carlo Honda Gresini Honda 1'50.088
10 H・バルベラ Paginas Amarillas Aspar Ducati 1'50.323
11 C・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'50.440
12 A・バウティスタ Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'50.523
13 A・エスパルガロ Pramac Racing Team Ducati 1'50.537
14 M・メランドリ San Carlo Honda Gresini Honda 1'50.580
15 青山博一 Interwetten Honda MotoGP Honda 1'50.836
16 M・カリオ Pramac Racing Team Ducati 1'51.490

COMMENT

J・ロレンソ選手談(予選2位/1分49秒251/21周)

「セッションの度に、自分の走り方をコースに合わせていけるようになっていったんだ。それにラップを重ねるごとにこのコースがわかってきたから、それも手伝ってペースが上がっていったと思う。周回の最後のストレートで少し遅れてしまうので、その分、他のところで挽回しなければならない。そのためにはコースの完璧な攻略法を理解することが大切なんだ。明日は僕らにとってもファンのみんなにとっても、かなりエキサイティングなレースになると思う。厳しい戦いになるだろうけれど、いつもどおりベストを尽くして表彰台を目指すよ」

W・ズィーレンベルグ、チーム監督談

「明日は厳しいレースになるだろうから、予選2位を獲得できたことはとても良かったと思う。今日は良い方向性が見つかった。他のライダーのペースも上がってきているが、ホルヘは午前中で昨日から1秒も短縮しており、フィーリングも非常に良かったようだ。ダニやケイシーがとても好調なので、彼らに挑んでいくことになるが、同時に我々は慎重にならなければならない。我々の目標はいつも表彰台を獲得することなのだ」

V・ロッシ選手談(予選7位/1分50秒017/20周)

「午前中は最悪。午後からはいくらか良くなったんだけれど、依然としてペースはあまり上がらなかった。しかもソフトタイヤを履いて最後のタイムアタックに臨んだところで、ちょっとしたミスをしてしまってコンマ5秒も遅れてしまったんだ。それさえなければ4位までは上がれたと思う。これで3列目ということになってしまったので、ここから順位を上げて上位グループについていくためには、スタートが非常に重要になるね。アイディアはすでにいくつかあるので、明日までに改善策を見つけてペースを上げていきたい。長くて厳しい戦いになるだろうけど、最善を尽くすよ」

J・バージェス、クルーチーフ談

「今回は少し手間取っている。今日も期待したような改善は見られず、ペースを上げることができなかった。3列目からのスタートは理想的とは言えないが、このあとデータを見直して明日までに何とか解決策を見つけ出すつもりだ。そしてウォームアップでチェックしてから決勝に生かしていきたい」

B・スピース選手談(予選5位/1分49秒565/20周)

「今回もまた2列目に並ぶことができてうれしいよ!決勝用のタイヤでも何度か好タイムが出ているので、明日もうまくいくと思う。でもマシンに関してはまだ改善の余地があって、タイトコーナーはとてもいい感じだけれど、大きなコーナーでは旋回性をもっと向上させたいところ。今回も6位以内を目指してバトルに加わっていきたい。チャンピオンシップでもまだ3位の可能性が残っているから頑張るよ。ストレートスピードでやや劣るので、まずはスタートが肝心。うまく飛び出して上位について行きたい。ここはパッシングポイントがとても多いから、ファンにとっては見ごたえあるレースになると思うよ。これから先は、最終戦までずっと、6位以内を目指していくつもり。モトGPのトップライダーたちと、こうして毎回競い合えるのは最高の気分だよ!」

C・エドワーズ選手談(予選11位/1分50秒440/19周)

「初めはハードタイヤを履いていたんだけれど、その後やわらかめのコンパウンドに履き換えてポジションを上げていこうと思ったんだ。でもそのタイヤも少しスピンしたりして、いいところを十分に引き出すことができなかった。そこで、やっぱりハードタイヤのままいけば良かったのかもしれないと思い直したんだ。そのほうが安定していたしタイムも良かったからね。それで最後のチャンスにハードにするか、ソフトにするかというとき、僕はハードを選択した。ところが、ここまではずっとハードタイヤのほうが速かったのに、最後に履いた1本はフィーリングが違っていた。それで、チャンスは1ラップだけとわかっていたけど残り4分でピットイン。最後のソフトタイヤを装着し、まず表面を削ってベストの状態にしてアタックしたんだけれど、いくつか小さなミスをしてしまって思うようにタイムを上げることができなかった。明日はヤマハで100戦目となる記念のレース。いいレースができるように、いつものように最善を尽くして戦うよ」

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