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レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.13 9月19日 アラゴン

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第13戦アラゴンGP
■開催日:2010年9月17日(金)1日目フリー走行、18日(土)予選、19日(日)決勝
■開催地:スペイン/モーターランド・ アラゴン

CIRCUIT DATA

■開設:2009年
■コース長:5.078km

REPORT

初めてのアラゴンサーキットへ

第13戦スペインGPが今週末、‘モーターランド’と呼ばれるアラゴン・サーキットで行われる。モトGP初開催となるアラゴンは見応えあるレーシング・サーキットとして知られており、フィアット・ヤマハ・チームのJ・ロレンソ、V・ロッシ両ライダーは、YZR-M1での初走行を楽しみにしている。

ロレンソにとっては今季3回目となる母国スペインでのレース。これまでのヘレス、バルセロナはいずれも優勝を果たしており、今回もファンの期待に応えるべくその再現を目指す。シーズン開幕からここまで好調をキープしてきたロレンソは、優勝を含めてすべてのレースで表彰台に上りっており、前回のミサノでは、2008年のモトGP参戦開始以来、30回目の表彰台獲得を記録した。8月にはヤマハのロード・バイクで同コースをテスト走行し、コースの感触をつかんでいる。

一方のロッシは、先週、アラゴンでYZF-R1を走らせて好感触を報告している。前回のミサノでは表彰台を獲得。怪我の回復とともに筋力はベストの状態まで近づいており、マシン、ライダーともに本来の調子が戻ってきている。チャンピオンシップでは第12戦終了時点でランキング4位に留まっているものの、3位浮上の可能性も依然として残されている。

第13戦はハンガリーでの開催が予定されていたが、今回はここアラゴンに変更されることとなった。そして今後5年間は予備サーキットとして維持されることになる。サーキットはスペイン北部のアルカニースの町にほど近く、バルセロナからは車で2、3時間の距離。ヘルマン・ティルケの設計によるコースは、激しい高低差や高速で流れるようなコーナーが印象的。フリー・プラクティスは通常、1時間ずつ3回行われるが、今回は新しいコースに慣れるために45分間ずつ合計4回予定されている。

COMMENT

J・ロレンソ―“楽しい場所”

「スペインで3回目のレースだけど、アラゴンは初めてだから楽しみにしているよ! 先月、テストをしたら、すごくおもしろいコースだった。第1コーナーがトルコに似ていて、全体にはアップダウンの激しい楽しい場所。今回もいいレースをして富沢選手に捧げたいと思っている。たくさんのお客さんが来てくれるといいけれど、とくに僕のファンクラブにはぜひ見にきてもらいたい。だって、きっと素晴らしい週末になるはずだからね。目標は今回も表彰台に上ること。そしていつものように、できる限り激しくプッシュしていくこと。準備はできているよ!」

W・ズィーレンベルグ―“攻略は簡単じゃない”

「素晴らしいサーキットで、ホルヘは先月ここを走行してとても気に入ったようだ。アップダウンが激しく、そこがおもしろいところ。またいろいろなタイプのコーナーがあるので攻略はなかなか難しいだろうが、ライダーたちにとってはチャレンジのし甲斐のあるところだと思う。我々の目標は今回も表彰台。そしてチャンピオンに向けて着実に前進することだ」

V・ロッシ―“複雑で、おもしろい”

「先週、このコースでYZF-R1を走らせて、とても気に入ったんだ。コースはかなり複雑なんだけど、同時に高速ですごくおもしろい。それだけに真価が試されることになるだろうね。なかでも第16コーナーの進入が重要になる。早くYZR-M1で走ってみたいね。ミサノでのことは、このスポーツにとっての大きな悲劇。でもこれから僕らはまた新しいレースに向かっていくわけで、富沢選手のためにも良い週末にしたいと思うんだ。僕自身は心身ともに日々、状態が良くなっていっているので、今回もまた表彰台を狙いたい」

D・ブリビオ―“新しいチャレンジ”

「初めてのコースへ行くのは楽しみなこと。しかもミサノでいいレースをしたあとだけに、バレンティーノの回復具合も楽しみにしている。ここは本当に素晴らしいサーキット。先週の水曜日に初めて訪れてバレンティーノが走行し、とても気に入ったようだ。テクニカルなコースで走りを楽しめるので、誰もがこの新しいチャレンジを歓迎するだろう」

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