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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.13 4月15日 アトランタ

RACE DATA

AMAスーパークロス 第13戦アトランタ大会
開催日:2023年4月15日(土)
開催地:ジョージア州アトランタ
会場:アトランタ・モータースピードウェイ

REPORT

ジョージア州ハンプトンで開催されたAMAスーパークロス選手権第13戦で、Monster Energy Yamaha Star Racingのイーライ・トマックが5位に入った。現チャンピオンのトマックは、難しいコンディションの中でスマートなレース運びを見せ、450SXタイトル争いでの2位との差をわずか1ポイント詰められただけにとどめた。

250Westでは、Monster Energy Yamaha Star Racingのジョードン・スミスが2位でフィニッシュした。ルーキーのヘイデン・ディーガンも3位に入り、スミスと共にチームに今年4回目のダブル表彰台獲得をもたらした。ネイト・スラッシャーはアトランタ・モータースピードウェイで最高の結果を目指していたが、不運にもメインイベントで激しいクラッシュを喫して完走はならなかった。

450SX
イーライ・トマックが5位フィニッシュで、ランキング首位を維持

初開催以来、アトランタ・モータースピードウェイは、AMAスーパークロスのカレンダーの中で最も長く、最も要求の厳しいコースのひとつに数えられている。トマックは素晴らしい走り出しを見せ、プラクティスと最初の予選セッションでトップタイムをマークした。最終的に7位で予選を終えたトマックは、ヒートレース(ヒート2)で10番手から順位を上げて4位でフィニッシュ。

そしてメインイベントで8番ゲートからまずまずのスタートを見せたトマックは、4周目までに7番手から4番手まで上がる。プッシュを続けるトマックだったが、選手権タイトル争いを念頭に、トップ5フィニッシュを決めると、残り4戦で2位に6ポイント差のランキングトップのままアトランタを後にした。

この後、Monster Energy Yamaha Star Racingチームは来週末、4月22日にニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで開催されるAMAスーパークロス選手権およびスーパーモトクロス世界選手権シリーズ第14戦に臨む。

250West
ジョードン・スミスとヘイデン・ディーガンが、それぞれ2位、3位でフィニッシュしダブル表彰台

デトロイトでの厳しいレースを経験したスミスは東地区250SXシリーズのブレークの後、ノースカロライナから駆け付けた家族や友人の前で強力なパフォーマンスを披露し、立ち直りをアピールした。予選を3番手で終えると、参加したヒートレース(ヒート2)では好スタートを決めてチームメイト、スラッシャーに続く2位でフィニッシュした。メインイベントでも好スタートを見せて3番手につけたスミスは、4周目にディーガンを抜いて2番手に上がる。そこから好タイムを連発し、難しいコンディションの中で自身のレースを戦い、2位でフィニッシュ。今シーズン4度目の表彰台に立った。

ディーガンはラウンド毎に進歩を続けている。最初の予選セッションで3番手のタイムを記録し、予選総合結果でも6番手となった。参加したヒート1ではホールショットを奪うと、猛烈なペースでレースをリードし、後続を引き離しにかかる。残念ながらミスを犯して転倒を喫したが、それでも4位でフィニッシュした。メインイベントでもロケットスタートを見せたディーガンは、この日自身2回目、チームにとって3回目のホールショットを奪う。直後にシリーズポイントリーダーに抜かれたものの、ポイントリーダーがコースアウトすると再びトップに立った。バトルを続けるディーガンだったが、3番手にシャッフルされ、そのポジションのままフィニッシュ。デビューシーズンに3回目の表彰台に立ったディーガンは、シリーズランキングでも2位に浮上した。

地元テネシー州リビングストンから多くのファンがやってくるため、スラッシャーにとってもアトランタ・スーパークロスは自身のホームレース。走り出しから好調ぶりを示したスラッシャーは、トップで予選を終えた。続いて参加したヒートレース(ヒート2)ではホールショットを奪ってトップに立つと、一度もその座を譲ることなくレースを制した。そしてメインイベントでは思うようなスタートを決めることができなかったスラッシャーは7番手に後退するが、すぐに4番手に上がり、1周目からトップグループに加わる。8周目、不運にも激しいクラッシュを喫したスラッシャーは、メディカルユニットで診断を受けた。スラッシャーは地元の病院でさらなる診察を受けることを希望しており、最新情報は後日、発表される。

Monster Energy Yamaha Star Racingチームはこの後、ニュージャージー州イーストラザフォードに向かい、来週末にメットライフ・スタジアムで開催されるEast-West Showdown(東西対抗戦)に臨む。

AMAスーパークロス選手権およびスーパーモトクロス世界選手権第14戦ではスーパークロス・フューチャーレースも開催される。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX

Monster Energy Yamaha Star Racing
イーライ・トマック選手談(5位)

「この週末は後方からタフなバトルを展開しましたし、スタートで苦戦しました。全体としてはまずまずで、何ポイントか獲得しました。ニュージャージーでもっと良い走りをすることを心待ちにしています」

250West

Monster Energy Yamaha Star Racing
ジョードン・スミス選手談(2位)

「良い一日でしたし、荒れた展開だったデトロイトでの週末から本当にうまく立ち直ることができました。2位に入ることができてすごく喜んでいます。今日の自分のライディングにとても興奮しています。今年のベストのような気がしていましたし、本当にしっかりしたライディングだと感じました。チームはすごく良くやってくれました。バイクにいくつか変更を加えたのですが、それがすごくうまく機能しました。コースはひどかったですね。一瞬でやられてしまう可能性があったので、すごくきっちり走る必要がありました」

ハイデン・ディーガン選手談(3位)

「良い一日でした。予選はうまくいって、最初のセッションでは3番手、最終的に6番手に入りました。ヒートレースでは、中盤にニュートラルに入れてしまうまでリードしていました。これで投げ出されてしまいましたけど、4位でフィニッシュすることができました。メインイベントに向けて8番ゲートを得て、ここからヒートレースでやったようにアウト側からホールショットを奪いました。スタートはうまく合わせることができました。ハードに取り組んできたので、これについては満足しています。フープスについてもレース全体を通してうまく合わせることができました。とんでもないスピードというわけではなかったものの、毎周コンスタントに通過することができました。コンスタントさがないとすぐにタイムをロスしてしまうので、これは求めていたものでした。ゆっくりですが、どんどん良くなっています。また表彰台に立つことができたし、ルーキーシーズンに非現実的なランキング2位につけるなんて最高です」

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