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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.09 3月11日 インディアナポリス

RACE DATA

AMAスーパークロス 第9戦インディアナポリス大会
開催日:2023年3月11日(土)
開催地:インディアナ州インディアナポリス
会場:ルーカスオイル・スタジアム

REPORT

インディアナ州インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムで開催されたAMAスーパークロス450SX選手権第9戦で、Monster Energy Yamaha Star Racingのイーライ・トマックが8位に入った。

併催された250SX Eastの第5戦は、ネイト・スラッシャーが2位に入ったほか、チームメイトのジョードン・スミスも3位で続き、ダブル表彰台を達成した。ルーキーのハイデン・ディーガンも難しいコースで好走し、7位でフィニッシュラインした。

450SX
トマックが8位、ランキングは2位へ

インディアナポリス・スーパークロスはソフトなダートとわだちの多いコンディションで知られているが、今年もその例外ではなかった。トマックは予選を5番手と堅実な結果で通過すると、参加したヒートレース(ヒート2)を4番手で終えた。このためメインイベントのゲートピックは理想的とはいえないものとなった。

メインイベントでは、1周目を終えて11番手で戻って来たトマック。トリッキーなコンディションの中で集中したライディングを見せて7番手まで順位を上げるが、終盤にひとつ順位を落として8番手となり、そのままフィニッシュ。ランキングでは一つ後退し2位となったが、1位とは1ポイント差となっている。

Monster Energy Yamaha Star Racingはこの後、3月18日、フォード・フィールドで開催されるAMAスーパークロス選手権の第10戦デトロイト大会に臨む。

250SX EAST
スラッシャーとスミスがインディアナポリスで表彰台

スラッシャーは予選で3番手、続くヒートレース(ヒート2)では2番手とし、メインイベントに向けて良いグリッドを獲得した。スタート後に3番手につけたスラッシャーは、すぐに2番手に上がる。トップを狙って攻めたが、結局そのまま2位でフィニッシュ。シーズン3度目の表彰台に立つとともに、ランキングでは3位に浮上した。

スミスも、最初の予選で最速ラップタイムを記録。予選総合タイムでは2番手とし、続いて参加したヒートレース(ヒート1)を制したスミスは、メインイベントのポールポジションを得た。スタート後、チームメイトに続く4番手につけると、2周目に3番手に上がったが、その後、順位は変わらず3位でフィニッシュし、今シーズン3度目の表彰台に立った。ランキングではスラッシャーに1ポイント差の4位につけている。

デイトナで初表彰台に立ったばかりのディーガンは、初となるルーカスオイル・スタジアムの難しいコンディションに挑んだ。予選を6番手で終えたディーガンは、参加したヒートレース(ヒート1)を3番手とする。メインイベントでは好スタートを決めて2人のチームメイトに続く5番手につけ、その後4番手まで順位を上げた。しかしレース終盤、フープスでミスをしたディーガンは、7番手まで後退し、そのポジションのままフィニッシュした。ルーキーのディーガンは、これまで参加した5戦すべてトップ10圏内でフィニッシュしており、ランキング5位でインディアナポリスを後にした。

Monster Energy Yamaha Star Racing 250は、3月18日に開催される第6戦デトロイト(ミシガン州)に臨む。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team

イーライ・トマック選手談(8位)

「タフな一日でした。コースはかなり厳しく、楽に走れるゾーンを見つけるのに一日中苦労しました。なんとかポイントを獲得できるよう、ベストを尽くしました。今回のことを引きずることなく切り替え、来週末のデトロイトでレースに挑みます」

250SX EAST
Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team

ネイト・スラッシャー選手談(2位)

「もう少し良いスタートを決めて前に出て、何ラップかリードできれば良かったのですが、全体としては良かったですね。ライバルとの差はわずかであり、少しでも良くなってもっと勝つためにこれからも戦い続けていきます」

ジョードン・スミス選手談(3位)

「予選から好調で、ヒートレースでは優勝しました。メインイベントではコースを理解するのと正しいラインを見つけるのにちょっと時間がかかり過ぎました。表彰台に立つのは良いことですが、もっと上を望んでいます。そのための取り組みを続けますし、必ず優勝できると信じています」

ヘイデン・ディーガン選手談(7位)

「インディは僕がレースして来た中で最も難しいコースのひとつです。メインではうまく適応することができましたが、フープスでミスしてしまいました。このレースは重要な経験になりましたし、来年はしっかりと備えることができるのはうれしいです。ここを無事に終えて、デトロイトに向かえることにも満足しています」

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