AMAスーパークロス
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Rd.02 2月18日 オークランド
RACE DATA
AMAスーパークロス 第2戦オークランド大会
開催日:2023年2月18日(土)
開催地:カリフォルニア州オークランド
会場:リングセトラル・コロシアム
REPORT
Monster Energy Yamaha Star Racingのイーライ・トマックが、カリフォルニア州オークランドのリングセントラル・コロシアムで開催され450SXのメインイベントで勝利を飾った。これでシーズン4勝目、自身のキャリアでは48回目となる優勝でポイントでのリードを拡大した。ルーキーのジャスティン・クーパーは、厳しいコンディションの中でトップ10フィニッシュを果たした。250SX Westでは、リーバイ・キッチンがスタートの遅れを挽回し4位フィニッシュ。この結果、キッチンはランキングでトップ5入りを果たした。チームメイトのスタイルズ・ロバートソンは予選でクラッシュを喫し、以後のレースを欠場した。
450SX
トマックが早くも今季4勝目を獲得、ポイントリードを拡大
トマックは堅実な走り出しを見せ予選を3番手とすると、参加したヒートレース(※ヒート2)ではスタートこそ決められなかったものの、すぐに3番手まで順位を上げる。辛抱強くチャンスを待つトマックはその後、ランキングを争うライバルを相次いでパスしてトップに立つと、2番手以下とのギャップを拡げて今年3回目となるヒートレースでの優勝飾った。
続くメインイベントでは、はるかに良いスタートを見せて先頭集団でバトルを展開するトマックは、3番手につけるとすぐに2番手に上がった。そして13周目、先頭のライダーのミスを逃さず、これを突いてトップに躍り出た。2番手以下に大きなリードを築いたトマックは、最終ラップにコースアウトがあったが冷静さを保って今季4勝目を獲得し、ランキングでは2番手との差を7ポイントに拡大した。
クーパーは予選を14番手で終える厳しいスタートとなったが、それでもひるむことなく、ヒートレース(※ヒート1)では8番手から追い上げ、450クラスではこれまでのベストリザルトとなる6番手でフィニッシュした。だがメインイベントは厳しいスタートとなった。コースから押し出されてしまい、15番手で戦列に復帰する。それでも集中したライディングで追い上げたクーパーは、10番手まで順位を上げたところでフィニッシュ。450クラスデビュー以来、3戦すべてでトップ10フィニッシュを果たすこととなった。
Monster Energy Yamaha Star Racingチームはこの後、テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムに向かい、2月25日、今季2度目のトリプルクラウンフォーマットで開催されるシリーズ第7戦に臨む。
250SX West
キッチンがオークランドで4位に
キッチンは予選で4番手に入り、ヒートレース(※ヒート1)に向けて良好なグリッドを得たが、そのヒートレースではスタート直後の第1コーナーで発生した混乱に巻き込まれてしまう。16番手で戦列に復帰したキッチンは集中したライディングで集団の中を猛チャージ。4番手まで順位を上げたところでフィニッシュした。
続くメインイベントでは思うようなスタートができなかったものの、すぐに順位を上げてトップ10圏内に進出。レース序盤に速いラップタイムを連発し、3周目を終えるまでに6番手まで上がる。その後、前を行くライダーとの差を詰め、数ラップ後にはこれをかわして5番手に進出。レース終盤に向けてバトルは激化し、上位のライダーが転倒したところでキッチンは4番手へ。力走を続けるキッチンは難しいコースで賢明なレース運びを見せ、そのまま4位でフィニッシュラインを通過した。この結果、選手権ポイントではふたつ順位を上げて5位に浮上した。
ロバートソンは、最初の予選セッションでトップ10圏内につけて堅実な走り出しを見せたが、不運にも目前を走行中のライダーがフープスで転倒。ロバートソンは大クラッシュを喫し、この日の走行を終えることになってしまった。ナイトセッション出場を断念したロバートソンは、3月25日にワシントン州シアトルで開催される次の250SX Westラウンドに焦点を移した。
この後、Monster Energy Yamaha Star Racing 250SX Eastチームが来週末に活動を再開し、2月25日にテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで開催される250SX Eastの第3戦に臨む。
RESULT
RIDERS RANKING
CONSTRUCTORS RANKING
COMMENT
450SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team
イーライ・トマック選手談(優勝)
「先週末のタンパから素晴らしい立ち直りとなりました。今回のコースは全体的にとてもテクニカルで、ダートが本当にソフトで、わだちはタフでしたね。基本的に一日を通してのチャレンジとなりましたが、バイクの感触はとても良く、前の週末と比べると、基本的にあらゆるところで改善があったように感じました。これはレッドプレートをキープするために重要なことで、今後も努力を続けなければなりません」
ジャスティン・クーパー選手談(10位)
「僕にとってはつらい一日となりました。走り出しで失敗しましたが、一日を通してプッシュし続けました。コースは今まで見た中で最もタフなもののひとつに数えられます。良い経験になりましたし、またトップ10フィニッシュをすることができました」
250SX WEST
Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team
リーバイ・キッチン選手談(4位)
「僕にとってはまずまずの一日でした。スタートは良くありませんでしたが、どうにか4位でフィニッシュですることができました。この後も準備を続け、僕のホームレースであるワシントンには、もっと強くなって戻って来ます」