本文へ進みます

AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.17 5月6日 ラスベガス

RACE DATA

■開催日:2017年5月6日(土)
■開催地:ネバダ州ラスベガス
■会場:サムボイド・スタジアム

REPORT

リードがランキング9位、ウェブがランキング13位でシーズンを終了

2017年AMAスーパークロス・シリーズ第17戦(最終戦)がネバダ州ラスベガスのサムボイド・スタジアムで開催された。

Monster Energy / Yamalube / Chaparral / Yamaha Financial Services / Yamaha Factory Racing Teamのチャド・リードは6位、クーパー・ウェブは10位でレースを終え、選手権ポイントランキングではそれぞれ9位と13位で2017年のAMAスーパークロスを終えた。

メインイベントを前に、C・リード、C・ウェブともにヒート2に参加した。ウェブはまずまずのスタートを決めてオープニングラップを3位で終えるとそのままポジションをキープ。R・ダンジー(KTM)、J・グラント(カワサキ)に続く3位でレースを終え、メインイベント進出を果たした。一方、リードは序盤の6位から周回ごとに順位を上げて中盤までに4位に進出。そのままゴールラインを通過してメインイベントへの出場権を得た。

22選手が20分プラス1周で優勝を目指す今シーズン最後のメインイベント。リード、ウェブともまずまずのスタートを見せ、リードが7位、ウェブは8位で1コーナーを通過する。その後リードは順位を上げ、オープニングラップを5位で終える。そこからリードはJ・グラント(カワサキ)、M・ムスキャン(KTM)らと争いながら5~7位を走行する。レース中盤から後半にかけてもペースを維持し、力走を続けるベテラン、リードはスタートから16分を過ぎた15周目に4位へとポジションを上げる。フィニッシュまで残り3分、4位を行くリードとトップのE・トマック(カワサキ)との差は2秒まで詰まる。そして残り1分、リードは前を行くJ・アンダーソン(ハスクバーナ)を抜いて3位に上がった。ところがその直後、なんとリードはフィニッシュライン手前でJ・アンダーソンに押し出されるようにコースアウト。再走を果たしたリードは6位でチェッカーフラッグを受けた。

チームメイトのウェブは1周目を10位で終えると、次の周にJ・バーシア(スズキ)に抜かれ、さらに4周目にはJ・ブライトン(ホンダ)の先行を許して12位まで後退。その後、リタイアしたバイクもあり、ウェブは10位で今季最終戦を終えた。

尚、レースはトップ争いをしていた2台が最終ラップに絡んだことから、3位を走行していたJ・アンダーソン(ハスクバーナ)が優勝した。

東西シュートアウトでプレシンジャー、フェランディスが3、4位に

2017年AMAスーパークロス450SX第17戦ラスベガス大会に同日開催された250SX東西両地区第9戦(最終戦)。今大会は東西両地区の選手が集まり、それぞれ20選手が5分プラス1周で争われるヒートレースに参加。「ウエスト・ヒートレース」、「イースト・ヒートレース」からそれぞれ上位9選手がメインイベントに進出する。そしてメインイベントは東西両地区の選抜選手22名による15分プラス1周の「シュートアウト」方式で争われる。

Yamalube Star Yamaha Racing Teamからはアーロン・プレシンジャー(西)、ディラン・フェランディス(東)、ミッチェル・ハリソン(東)、そしてダン・リードン(西)の4選手がメインイベントに参加する。 4名のヤマハ勢はスタートでやや出遅れ、1コーナーはフェランディスが14位、プレシンジャーが17位で通過する。1周目を終えて最上位はフェランディスの10位で、プレシンジャーは15位。スタート直後の1コーナーで発生した多重クラッシュにより行く手をふさがれたリードンは16位、ここで転倒を喫したハリソンは18位でオープニングラップを終える。

プレシンジャーはそこから怒涛の追い上げを見せる。2周目に2台を抜いて13位に上がると次の周には一気にトップ10圏内の8位に浮上。そしてスタートから7分、6周目には6位まで順位を上げ、チームメイトのフェランディスに追いつくと、これと順位を入れ替えながら順位を上げて行く。そしてスタートから12分経過時点の10周目には表彰台圏内の3位へと躍進。そのままの順位でフィニッシュした。

フェランディスも周回が進むにつれて順位を上げ、3周目には6位、6周目には5位へ、そして9周目には4位へと浮上する。後方から追い上げて来たプレシンジャーと何度かポジションを入れ替えながら走行し、4位で最終戦を終えた。 また、スタート直後の多重クラッシュに巻き込まれたハリソンとリードンはそれぞれ9位、13位でフィニッシュした。 尚、レースはA・シアンシャルーロー(カワサキ)が優勝した。

この結果、選手権ポイントではフェランディスが東地区5位、ハリソンが7位、プレシンジャーが西地区3位、リードンが7位でシリーズを終えた。

RESULT

RIDERS RANKING

ページ
先頭へ