AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.12 3月25日 デトロイト
RACE DATA
■開催日:2017年3月25日(土)
■開催地:ミシガン州デトロイト
■会場:フォード・フィールド
REPORT
450SX:復帰したC・ウェブが13位
全17戦で争われる2017年AMAスーパークロス・シリーズ。その第12戦がミシガン州デトロイトのフォード・フィールドで開催された。 第7戦ミネアポリスで肩を負傷し、以来欠場を余儀なくされていたMonster Energy / Yamalube / Chaparral / Yamaha Financial Services / Yamaha Factory Racing Teamのクーパー・ウェブがこのレースでカムバックを果たした。
メインイベントを前に行われるヒートレース。今大会では5分プラス1周で争われる。リードはヒート1に参加した。オープニングラップから2位につけるリードは、トップのC・シーリー(ホンダ)を追うが、パスするまでには至らず、そのまま2位でフィニッシュ。メインイベント進出を決めた。 一方、5戦ぶりのレース参加となったC・ウェブもヒート1に参加。最終ラップまで6位につけていたが、最後にフロントが流れて遅れ、9位でフィニッシュ。セミレースにまわることになった。そしてセミ2レースに参戦したウェブはここで4位となり、メインイベントへの出場権を得た。
勝ち上がった22選手が争うメインイベントは20分プラス1周で展開される。C・ウェブはレース序盤を15、16位につけて走行する。シリーズ第3戦アナハイムⅡ大会で4位、そして第5戦オークランド大会では3位に入り、表彰台に立っているルーキー、ウェブだが、この復帰戦はまだ本調子ではなく、結局13位でチェッカーフラッグを受けた。 一方、C・リードは2度にわたる転倒により、7周しただけでレースを終えた。 レースはE・トマック(カワサキ)が優勝した。
2017年AMAスーパークロス第13戦は4月1日土曜日、ミズーリ州セントルイスのThe Dome at America's Centerで開催される。
250SX:フェランディスが4位
2017年AMAスーパークロス250SX東地区第6戦デトロイト大会で、Yamalube Star Yamaha Racing Teamのディラン・フェランディスが4位に入った。
今回のメインイベントは、15分プラス1周で争われる。YZ250Fを駆り、クオリファイング・プラクティスで最速タイムを記録しているD・フェランディス。序盤からトップ争いの一角を占め、J・サバジー(カワサキ)、A・シアンシャルーロー(カワサキ)、さらにJ・スミス(KTM)らと争いながら、2周目にはトップでコントロールラインを通過する。3周目には3位に下がるが、6周目に再びトップを奪うと以後、首位を力走する。しかし、フィニッシュまで残り5分を切るころになると、トップのフェランディスにスミス、サバジーが迫り、3選手による争いが激しくなる。そしてフィニッシュまで残り2分となった14周目、フェランディスはスミス、サバジーの先行を許して3位に後退。さらに最後の2周となったところでシアンシャルーローにもパスされ、4位でチェッカーフラッグを受けた。 フェランディスのチームメイト、M・ハリソンも健闘し、6位に入った。 レースはJ・スミス(KTM)が優勝した。