AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.06 2月11日 アーリントン
RACE DATA
■開催日:2017年2月11日(土)
■開催地:テキサス州アーリントン
■会場:AT&Tスタジアム
■観客数:57,807人
REPORT
450SX:C・ウェブが14位
2017年のAMAスーパークロスはテキサス州に移動。第6戦が2月11日土曜日、アーリントンのAT&Tスタジアムに57,807人の大観衆を集めて開催された。
Monster Energy / Yamalube / Chaparral / Yamaha Financial Services / Yamaha Factory Racing Teamのチャド・リードはヒート1に参加して6位にとどまったため、セミレースに参加することになった。そして出走したセミ1レースでは全周回でトップをキープして1位となり、メインイベントへの出場権を手に入れた。一方、クーパー・ウェブはヒート2に出場して4位に入り、そのままメインイベント進出を決めた。
20分プラス1周で争われるメインイベント。C・ウェブがホールショットを奪ってトップに立つが、1周目に発生したアクシデントにより赤旗が提示されてレースは中断。規定によりレースはスタートからやり直すこととなった。 C・ウェブはここでも好スタートを決め、オープニングラップを終えて3位で戻って来た。次の周にはJ・ボーグル(スズキ)を抜いて2位に上がり、トップのM・ムスキャン(KTM)を追う。3秒強の差でこれを追っていたウェブだったが、残り14分となったあたりからウェブのスピードが鈍り出す。原因はリアタイヤのパンクだった。そしてウェブはメカニックス・エリアへ。タイヤ交換してレースに復帰したウェブは、周回遅れになりながらも走行を続け、1周遅れの14位でフィニッシュした。
一方、チームメイトのC・リードはスタートで出遅れ、オープニングラップを終えて12位。それでも徐々に順位を上げるリードはゴールまで残り13分となった8周目には9位まで浮上する。ところがその後ペースを落とし、徐々に後退してしまう。そしてフィニッシュまで残り約2分となったところでリードはメカニックス・エリアへ。ウェブと同じくパンクだった。だがレース終了間際でタイヤ交換の時間はなく、リードはそこでレースを終えることになった。尚、レースはM・ムスキャン(KTM)が優勝した。
2017年AMAスーパークロス・シリーズ第6戦は2月18日土曜日、ミネソタ州ミネアポリスのU.S.バンク・スタジアムで開催される。
250SX:A・プレシンジャーが第6戦アーリントンで再び表彰台!
2017年AMAスーパークロス450SX第6戦アーリントン大会に併催の250SX西地区第6戦。ここでYamalube Star Yamaha Racing Teamのアーロン・プレシンジャーが3位に入り、第3アナハイムⅡ戦以来となる表彰台に立った。
メインイベント15分プラス1周で争われる。A・プレシンジャーはスタートで出遅れ、オープニングラップを終えて12位と、中団に埋もれてしまう。YZ250Fを駆るプレシンジャーはそこから怒涛の追い上げを展開。5周目には6位まで浮上する。追い上げの手を緩めないプレシンジャーは残り5分を切った13周目、J・デコティス(ホンダ)を抜いて4位に上がった。アグレッシブなライディングでコース上の誰よりも速いペースで走行するプレシンジャーに、スタジアムに詰めかけた5万人を超える大観衆は大興奮。そして残り3分を切った16周目、トップのS・マクラス(KTM)がバイクのトラブルで脱落。3位に浮上したプレシンジャーはそのままポジションを守ってチェッカーフラッグを受けた。この結果、プレシンジャーはポイントランキングで2位に浮上した。 また、プレシンジャーのチームメイト、ダン・リードンも5位に入った。レースはJ・ヒル(カワサキ)が優勝した。