AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.02 1月14日 サンディエゴ
RACE DATA
■開催日:2017年1月14日(土)
■開催地:カリフォルニア州サンディエゴ
■会場:ぺトコ・パーク
■観客数:40,682人
REPORT
450SX:C・リードが9位
2017年のAMAスーパークロス第2戦が1月14日土曜日、カリフォルニア州サンディエゴのぺトコ・パークで40,682人の観客を集めて開催された。
Monster Energy / Yamalube / Chaparral / Yamaha Financial Services / Yamaha Factory Racing Teamからエントリーのチャド・リード、クーパー・ウェブはともにヒート2に参加。ベテラン、リードは4位となり、そのままメインイベント進出を決めるが、ルーキーのウェブは8位にとどまったため、セミレースにまわることになった。そしてセミ1に参加したウェブはここで3位に入り、メインイベントへの参加を決めた。
ぺトコ・パークに特設されるコースは例年、他のラウンドのものよりやや短い。メインイベントは今年からルールに加えられた20分プラス1周のフォーマットで争われ、上位選手は24周を走破することとなった。
ホールショットはR・ダンジー(KTM)が奪い、そのままトップを走行する。YZ450Fを駆る2選手はスタートで出遅れ、ウェブが11位、リードは14位でオープニングラップを終える。
これまでにサンディエゴで6度の優勝を記録しているリード。2周目にJ・ボーグル(スズキ)をかわすと次の周にはウェブと、周回毎に前を行くライダーを抜いて順位を上げて行く。そして4周目にはトップ10圏内の9位に進出。一方、チームメイトのウェブはJ・ボーグル、J・グラント(カワサキ)らと争いながら11位~13位を走行するが、思うように順位を上げることができない。
結局、リードはそのまま9位でフィニッシュ。ウェブはトップから1周遅れの14位でチェッカーフラッグを受けた。 レースは中盤トップに立ったK・ロクスン(ホンダ)が優勝した。
2017年AMAスーパークロス・シリーズ第3戦は1月21日土曜日、今季2度目の開催となるカリフォルニア州アナハイムのエンジェル・スタジアムで行われる。
250SX:A・プレシンジャーが3位表彰台!
2017年AMAスーパークロス250SX西地区第2戦サンディエゴ大会で、Yamalube Star Yamaha Racing Teamのアーロン・プレシンジャーが3位に入り、2戦連続となる表彰台に立った。
メインイベントは2017年に新たに導入されたルール、15分プラス1周で争われる。一部のライダーがスタートゲートにスタックする混乱があり、YZ250Fを駆るA・プレシンジャーはその影響を受けて出遅れてしまう。オープニングラップを終えて10位。トップにはホールショットを奪ったJ・デコティス(ホンダ)が立つ。
しかし、プレシンジャーの追い上げはすさまじく、2周目には前を行く2選手を抜いて8位、次の周には7位と順位を上げ、5周目には6位まで浮上する。そして9周目に5位、さらに13周目にはJ・デコティス(ホンダ)をかわして4位に進出する。 そしてゴールまで残り数周となった終盤、トップ争いをしていたS・マクラス(KTM)とJ・ダバロス(ハスクバーナ)のペースが鈍り、後続のJ・ヒル(カワサキ)とプレシンジャーがこれに追いつき、上位4選手が一団となる展開となった。プレシンジャーは最終ラップに3位に上がるとそのままポジションをキープ。開幕2戦連続のポディウムフィニッシュを飾った。プレシンジャーはレース中の最速ラップタイムも記録した。