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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 4月23日 アメリカズ

 

RACE DATA

■大会名称:第3戦アメリカズGP
■開催日:2017年4月21日(金)フリー走行、22日(土)予選、23日(日)決勝
■開催地:オースティン/テキサス州

CIRCUIT DATA

■開設:2012年
■コース長:5.513km
■サーキットレコードラップ:2分3秒575(M・マルケス)
■サーキットベストラップ:2分2秒135(M・マルケス)
■2016年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)

REPORT

Movistar Yamaha、アメリカズGPへ出発

第2戦アルゼンチンGPでは圧倒的な強さで1-2フィニッシュを飾ったMovistar Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシは、第3戦アメリカズGP出場のため、Circuit Of The America(COTA)へと向かう。

ビニャーレスは、ヤマハ加入1年目の最初の2戦で、まったく非の打ちどころのない勝利を挙げ、ランキング・トップの座をキープ。そして今週末は、ハットトリックの達成とともにヤマハにとって通算500回目となるグランプリ優勝を目指す。
ビニャーレスのここまでの戦いぶりを見ると、そのライディング・スタイルとYZR-M1のスムースさは完璧なハーモニーを奏でている。好調をキープするビニャーレスは第3戦の舞台、COTAでも同様のスピードを楽しもうと、ウイークのスタートを今か今かと待ち望んでいる。アップダウンの激しいこのコースは、2013年にはMoto3で2位、2014年にはMoto2で初優勝を飾るなど、多くの良い思い出が残る場所だ。MotoGPでは昨年、4位を獲得している。

チームメイトのロッシもまた、シーズンを好調にスタート。ここまでの2戦では、予選結果にかかわらず上位まで追い上げる高い技術と豊富な知識を見せつけた。そしてビニャーレスとともに表彰台獲得率100%を維持し、今後もその継続を目指す。
第3戦の目標は、ウイーク序盤から最適なマシン・バランスをつかむこと。ここCOTAでは2015年に3位獲得。昨年は苦しい展開を強いられたが、その経験をモチベーションに変えて全能力をアメリカのファンに披露する。

Circuit Of The Americasは2012年に建設され、2013年からMotoGPを開催。全長5.5km、反時計回りのコースは合計20のコーナー(左:11、右:9)と1.2kmのロング・ストレートからなり、41mの激しい高低差が特徴である。タイト・ヘアピン、上り、下り、そして高速ストレートのコースは、マシン・バランスの精確さが要求される。

COMMENT

M・ビニャーレス選手談

「次はオースティン。僕がMoto2初優勝を果たした場所ですし、いつも調子がいいので、とっても楽しみです。昨年も好成績を獲得できたので、僕のライディング・スタイルに合っているんだと思います。アップダウンの激しいコースは大好きなので、M1がどんな走りをするのか、そして僕がマシンをどんなふうに感じるのか、とても興味があるんです。今週もまた、きっといいレースができると自信を持っています」

V・ロッシ選手談

「オースティンは大好きなサーキットです。ここまでの2戦、とても順調ですが、今度こそはフリープラクティスの最初からパフォーマンスを発揮したいと思っています。課題はたくさんありますが、マシンにもチームにも高い信頼を置いているので不安はありません。オースティンは難しいコースですが、僕はとても気に入っています。去年はウォームアップで大幅に前進しながら、決勝ではミスをしてしまったので、今年はあのときの貸しを返してもらわないとですね。サーキットの雰囲気は最高。行くたびに楽しい気分になるんです。グッド・レースを期待しています」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「COTAは素晴らしいサーキット。雰囲気も、ファンのサポートも最高なんです。コースレイアウトが特徴的で、それがこれまでは我々に味方してくれませんでしたが、今回は始めから完璧なアタック・モードで挑んでいきます。そしてヤマハの通算500勝目を目標に、最初のフリープラクティス・セッションで、しっかりとその後の方向性を決めたいと思います。ふたりのライダーはとても好調で、アメリカGPとの相性も良いんです。好成績を目指し、ウイークのスタートを楽しみにしています」

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