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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 4月3日 スペイン

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第2戦スペインGP
■開催日:2011年4月1日(金)1日目フリー走行、2日(土)予選、3日(日)決勝
■開催地:スペイン/ヘレスサーキット

CIRCUIT DATA

■開設:1985年
■コース長:4.423km
■サーキットレコードラップ:1分39秒818(2009年:V・ロッシ)
■サーキットベストラップ:1分38秒189(2008年:J・ロレンソ)
■2010年の優勝者:J・ロレンソ

REPORT

ヤマハ・ファクトリー・レーシング、ヘレスに向け準備万端

2011年度モトGPはヨーロッパへ舞台を移し、スペインはヘレス・サーキットで第2戦が開催される。コースは全長4.423km。マシンを素早く転回させていく場所の多い自然の円形競技場のようなこのサーキットに、今年も大勢の観客が詰めかけることが予想されている。冬季テストを含めて、これまでの走行はマレーシアやカタールなど、すべてヨーロッパ以外の場所で行われてきた。オープニングラウンドのカタールでは、ディフェンディング・チャンピオンのJ・ロレンソが2位を獲得。ホームレースとなる第2戦を、ランキング2位で迎えることになる。

ロレンソとヘレスとの関係は深く、2006年と2007年は250ccクラスで優勝を果たして、その年にいずれもチャンピオンを獲得している。また2010年にはラスト5周で1.5秒もの差を縮めてD・ペドロサに追いつき、最終ラップでこれをとらえて優勝を成し遂げた。

一方、ヤマハ・ファクトリー・レーシングのニューカマー、B・スピースは、ヘレスでのモトGP初ポイント獲得を狙っている。昨年は初走行で素早くコースを覚え、予選8位と健闘したが、決勝は残念ながら20ラップでリタイアとなった。2週間前のカタールでは6位獲得と好調ぶりを見せており、今回さらにポイントを積み重ねようと意気込んでいる。

COMMENT

J・ロレンソ選手

「ヘレス凱旋の準備はできているよ。前回のカタールでは、チャンピオンシップを好調にスタートすることができたので、今度はこのヘレスで、僕のファンクラブのみんなを含めて母国の人たちの目の前で走るのをとても楽しみにしているんだ。去年も状況はよく似ていて、最後の数ラップで大きな差を縮めて人生最高とも言える勝利をおさめることができた。レースを予想することはできないけれど、僕も僕のチームのみんなも、トップを目指してできる限りの努力をするよ。ヘレスは僕にとって特別な場所。世界で一番のコースと言えるだろう。15歳になった翌日、僕はここで、10万人もの観客の前で初めてレースに出場したんだからね!」

B・スピース選手

「ここヘレスでは、まだ仕事を完結できていないんだ。去年はとても好調だったんだけれど、最終的にポイントを獲得することができなかった。でも今年はファクトリー・マシンを与えてもらったから、きっと結果も変わってくるはず!コースについては去年の経験があるので、今回は始めからマシン・セッティングに集中して取り組んでいくことができる。チームメイトのホームレースでもあるので、きっといい雰囲気になるだろうなぁ」

W・ズィーレンベルグ、チーム・マネジャー

「第1戦が好調だっただけに、この第2戦も大いに期待して臨むことができる。ホルヘはこのコースで素晴らしい速さを持っていて、とくにケイシーとの戦いで力を発揮してくれるだろう。スペインでのモトGPクラス初優勝を去年ここで飾ったので、今回もカタール同様に、あるいはそれ以上にいい走りを見せてくれるに違いない。第1戦の好成績が、我々に自信を与えてくれた。マシンの速さは十分にあるし、ホルヘも表彰台目指してベストを尽くす才能を持っている」

M・メレガリ、チーム・ディレクター

「カタールでの活躍を見て確信したことは、次のヘレスもヤマハにとって相性の良いサーキットになるだろうということ。ホルヘのホームレースでもあるし、昨年は見事な優勝を飾っている。母国のファンの前で走るということは、いつも以上の力を与えてくれるものなのだ。ベンのほうは、去年は決勝で不運に見舞われてしまったが、プラクティスや予選では好タイムも記録していた。コースについては、すでに把握できているはずなので、初日からマシン・セッティングやタイヤ・チョイスに集中していくことができるだろう。ヘレスの高速コーナーはヤマハのマシンに合っている。マシンがしっかり走ってくれるので、ここではいつも好成績を獲得できる」

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