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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.01 3月20日 カタール

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第1戦カタールGP
■開催日:2011年3月19日(土)予選
■開催地:カタール/ロサイル・サーキット(5.380km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度 ■路面温度:24度
■PP:C・スト―ナー(1分54秒137/ホンダ)

REPORT

ロレンソは、フロントロウ発進!

カタールはロサイル・サーキットで行われた公式予選で、ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソが、ディフェンディング・チャンピオンらしく見事な走りを見せた。周回を重ねるごとにペースを上げていく上位陣は54秒台を記録する中、ロレンソも終盤になってアタックを開始し、23周目に1分54秒947をたたき出して3位を獲得。明日の決勝はフロントロウからスタートすることとなった。

ロレンソのチームメイトのB・スピースも実力を発揮。徐々に55秒台に上げ、さらに54秒台を狙っていこうというところだったが、小さなミスをおかしてコンマ1秒遅れてしまった。最終ベストタイムは1分55秒台095。ロレンソとの差はわずか0.148秒で、予選順位は5位となった。2列目の真ん中からのスタート。

モンスター・ヤマハ・テック3のC・クラッチローは、モトGP初参戦となる今回の予選で素晴らしい走りを見せた。V・ロッシをはじめ並みいるベテラン・ライダーを上回るタイムを記録して8位を獲得した。おもにブレーキング・テクニックをマスターしたことで速さと安定性を身につけ、また高速セクションにおけるフロントエンドのフィーリングも向上したことで自信を深めた。左小指の怪我をかかえながらも昨日までのタイムを2.2秒更新し、最終的にはトップ6にコンマ5秒差まで迫った。決勝は10位位内を目指す。

チームメイトのC・エドワーズはモトGP参戦9年目のシーズンを予選グリッド10位からスタートする。クラッチローとの差はわずか0.060秒。ハード・コンパウンドのリアタイヤを装着してのパフォーマンスに自らも 満足しており、決勝もこれを使用する予定。しかしソフト・コンパウンドではあまりペースを上げることができず1分55秒647に留まった。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 C・スト―ナー Repsol Honda Team Honda 1'54.137
2 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'54.342
3 J・ロレンソ Yamaha Factory Racing Yamaha 1'54.947
4 M・シモンチェリ San Carlo Honda Gresini Honda 1'54.988
5 B・スピース Yamaha Factory Racing Yamaha 1'55.095
6 H・バルベラ Mapfre Aspar Team MotoGP Ducati 1'55.223
7 A・ドビツィオーゾ Repsol Honda Team Honda 1'55.229
8 C・クラッチロー Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'55.578
9 V・ロッシ Ducati Team Ducati 1'55.637
10 C・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'55.647
11 R・ド・ピュニエ Pramac Racing Team Ducati 1'55.656
12 青山博一 San Carlo Honda Gresini Honda 1'55.724
13 N・ヘイデン Ducati Team Ducati 1'55.881
14 L・カピロッシ Pramac Racing Team Ducati 1'56.323
15 K・アブラハム Cardion AB Motoracing Ducati 1'56.665
16 T・エリアス LCR Honda MotoGP Honda 1'57.992

COMMENT

J・ロレンソ選手談(予選3位/1分54秒947/26周)

「何度か、かなりいいタイムを出すことができた。トップからはまだ遠く離れてしまっているけれど、僕らの目標は表彰台獲得で、僕自身もそれを目指して戦うつもりでいる。決勝用セッティングでは、とても好調なので、1分55秒台7から1分55秒8くらいをキープして走れると思う。明日のウォームアップで最終調整を行い、目標達成を目指す」

B・スピース選手談(予選5位/1分55秒095/26周)

「フロントロウに並ぶことができれば最高だったけれど、グリッド位置で考えれば4位より5位のほうがいいかな。予選セッションはパーフェクトというわけにはいかなくて、ラップタイムも完璧なものにはならなかった。それでも完璧なところから大きく離されているとは思っていないんだ。たぶん、あとコンマ2秒くらいは引き出すことができたのかもしれない、そんな感じ。でも全体的にはそれほど悪い結果ではない。明日は表彰台獲得を目指して戦っていきたい。ベストを尽くすことができたので、シーズンのスタートとして悪くないと思っているよ」

W・ズィーレンベルグ、チーム・マネジャー談

「とてもいい予選セッションだった。ふたりともトップに近いところまで行くことができて非常に満足している。ホルヘは3位を獲得したが、タイムでは4位、5位、6位とかなり近いので、決勝は激しい戦いが予想される。このあとは明日の決勝だけに集中していく。長く、ハードなレースになるだろう」

M・メレガリ,チーム・ディレクター談

「ふたりが揃って、いいポジションを獲得することができた。決勝用セッティングでは、いいペースが出ているので、十分に戦うことができると確信している。タイムアタックでは惜しくもミスをおかしてしまったものの、ベンはマシン・セッティングに満足していて、すでに何周か走ったタイヤでも好調に走ってくれたと話している。ウォームアップで最後の細かい調整を行い、最善を尽くして決勝用臨みたい」

C・クラッチロー選手談(予選8位/1分55秒578/23周)

「この舞台に並ぶライダーたちの顔ぶれやその記録を見たら、このなかで8位になれたことはとても嬉しいこと。ただ、もしも1列4台のグリッドだったら、2列目に並べたのにね!でも3列目にも満足しているよ。モトGPの予選はスーパーバイクのスーパーポールとはまったく違う。今まではたった1ラップのためだけに緊張することに慣れていたんだけれど、今回のように1時間のなかでペースを上げていくというのは、なんだか不思議な感じだったよ。ベストラップはパーフェクトとはいかなかったが、今はとても満足。何度かミスをしてしまったのは、高速セクションに少し問題があったからだと思う。それでも55.5を出すことができた。何日か前までは考えたこともなかったペースだよ。何しろテストでは57秒だったんだからね。決勝を前に予測することは何もない。何ポイントか獲得できればそれで喜べるだろう。予選順位でゴールするのは難しいだろうけれど、モンスター・ヤマハ・テック3のスタッフたちのおかげで、ここまではとてもいい戦いができているよ」

C・エドワーズ選手談(予選10位/1分55秒647/24周)

「もっといい走りができていると思っていたんだけれど・・・。それだけ今年もモトGPのレベルが高いということだ。昨日までも6位や7位だったから、自分の感触では今日も2列目に入っている感じだ。ただソフト・コンパウンドのタイヤで、あまりペースを上げられなかったことは事実。去年と同じような状況で、ホンダの選手はソフト・タイヤを装着してすぐに大きくタイムを短縮した。僕らもタイムは向上したけれど、マージンは大きくない。この部分はこれから改善しきたい。でもその一方で、ハード・コンパウンドのリアタイヤには満足しているので、決勝ではうまくいくだろう。速さも安定性も十分で、精一杯やったつもり。マシンの性能のほとんどを引き出すことができたと思っているよ」

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