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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 6月5日 イタリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第5戦イタリアGP
■開催日:2005年6月4日(土)予選結果
■開催地:イタリア/ムジェロ(1周5.245km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:26度 ■路面温度:43度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/1分49秒223)

REPORT

ロッシが記録更新とともにポールポジション獲得!

ゴロワーズ・ヤマハ・チームのV・ロッシが、母国イタリアのムジェロサーキットでポールポジションを獲得。同時にこれまでのポールタイムを更新した。ロッシがこのタイムを記録したのは最終ラップ。それまでS・ジベルナウ(ホンダ)に続く2番手につけていたが、残り2分で1分49秒223を叩き出しトップに立った。

ロッシのチームメイト、C・エドワーズは、リアのグリップ感に悩んで12位、4列目からのスタートとなった。またフォルトゥナ・ヤマハ・チームのR・チャウスとD・チェカは、それぞれ15位(1分51秒585)、16位(1分51秒610)。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 V・ロッシ Gauloises Yamaha Team Yamaha 1'49.223
2 S・ジベルナウ Movistar Honda MotoGP Honda 1'49.361
3 M・ビアッジ Repsol Honda Team Honda 1'49.458
4 N・ヘイデン Repsol Honda Team Honda 1'49.546
5 J・ホプキンス Team Suzuki MotoGP Suzuki 1'49.556
6 L・カピロッシ Ducati Marlboro Team Ducati 1'49.633
7 M・メランドリ Movistar Honda MotoGP Honda 1'49.805
8 C・チェカ Ducati Marlboro Team Ducati 1'49.811
9 中野 真矢 Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'49.856
10 玉田 誠 Konica Minolta Honda Honda 1'49.951
11 K・ロバーツ Team Suzuki MotoGP Suzuki 1'50.052
12 C・エドワーズ Gauloises Yamaha Team Yamaha 1'50.176
13 A・バロス Camel Honda Honda 1'50.281
14 A・ホフマン Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'51.056
15 R・チャウス Fortuna Yamaha Team Yamaha 1'51.585
16 D・チェカ Fortuna Yamaha Team Yamaha 1'51.610
17 T・ベイリス Camel Honda Honda 1'51.764
18 S・バーン Team Roberts PROTON KR 1'52.117
19 R・ロルフォ D’Antin MotoGP Pramac Ducati 1'53.010
20 J・エリソン Blata WCM Blata 1'54.177
21 F・バッタイーニ Blata WCM Blata 1'54.820

COMMENT

V・ロッシ選手談(予選1位/1分49秒223)

「厳しかったけど、最後に良い結果を出すことができてうれしい。初めは決勝用のセッティングに力を入れ、終盤で予選タイヤを履いてこのタイムが出た。ずっと2番手につけたまま残り時間がなくなり、タイヤ交換の時間がほとんどないこともわかっていたが、チームが素早い作業で換えてくれたんだ。これで最終ラップにチャンスがまわってきて、ついにポールをつかむことができた。タイムは接近しているので厳しい戦いになりそう。明日朝のウォームアップでマシンを最大限まで煮詰めたい」

C・エドワーズ選手談(予選12位/1分50秒176)

「あらゆることを試したが、最後までスピードを絞り出すことができなかった。一日の気温変化がとても激しく、グリップ・レベルが変わってきてしまうんだ。とくにリアは、ぐるぐる動き回って安定しなかった。みんながあんなに頑張ってくれたのに12位だなんて悔しくて仕方がない」

J・バージェス、ロッシのクルーチーフ談

「いつものことさ! そう言っていいと思う。バレンティーノは完璧なタイミングでタイヤ交換に入ってきて、そしてあの素晴らしいタイムを出した。ル・マンでテストを終えており、今回はコーナリング中のGに対応するためのスプリングなど小さな調整だけで済んだ。決勝後のテストは効果が高く、マシンの状態はレース毎に良くなっている。今日も楽しかったけれど、決勝で勝つことが一番!」

R・チャウス選手談(予選15位/1分51秒585)

「走るたびにベストを尽くし全力を使い切った。結果にも満足している。走行中はタイムを見ずにライディングとマシンの挙動だけに集中していた。決勝での目標はいたってシンプル。できるだけ多くポイントをとることだ!」

D・チェカ選手談(予選16位/1分51秒610)

「ベースセッティングを変更したら、突然、とても走りやすくなった。MotoGPの決勝用タイヤをもっと理解しないといけないが、今のところソフトタイヤがいい感じ。最後の数分になったときに兄のカルロスが来たのが見えて、ついて行こうとしたら転倒してしまった。きのうはつまらないミスで、そして今日はハードに攻めたために起きたことだ。GPの速度にはついていけるようになったが、それをコンスタントに続けるのがまだ難しい。決勝は厳しい戦いになるだろうが、楽しみにしている」

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