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YZF-R1のクラッチローがダブルウィン
ヤマハ・ステリルガルダ・ワールドスーパーバイク・チームのC・クラッチローが、ホームレースでウイークを通じて好調をキープし、ダブルウインを飾った。
第1レースはポールポジションから好スタートを切り、J・リー(ホンダ)に続く2番手。その後は無理せず、コンマ1秒ほどの差を保ったままついて行き、中盤を迎えてからトップに立った。一度は抜き返されたが、再びとらえるとペースを上げ、アドバンテージを1.6秒まで広げてチェッカー。シリーズ初の優勝を成し遂げた。続く第2レースも同じような展開。リーの後方、コンマ1、2秒のところにつけ、今回はそのまま終盤を迎えることとなった。そして残り3ラップでトップに立ち、その次の周にはファステストラップを記録し、アドバンテージを2秒に拡大してゴールした。ヤマハにとっては長い間、待ち望んでいたダブルウインが達成された。
チームメイトのJ・トーズランドは、予選で実力を発揮しきれず後方からのスタートとなったが、そのなかで最大限の頑張りを見せた。第1レースではM・ビアッジ、L・キャミアのアプリリア勢を追って一時は6位まで浮上。その後ふたつ下げて8位でチェッカーを受けた。第2レースはさらに激しい気迫を見せ、着実にポジションを上げると中盤でビアッジをパスして5位に浮上。さらにL・ハスラム(スズキ)と4位争いを展開した。このバトルは最終ラップまで続いたが、わずかに届かず5位となった。
シリーズポイントでは、ダブルウインを飾ったクラッチローが合計188ポイントに伸ばし、ランキング10位から5位へジャンプアップ。ランキング3位のC・チェカに55ポイント差。一方のトーズランドは合計179ポイントでランキング6位をキープしている。このあと夏休みをはさみ、次回は9月初旬のニュルブルクリンクとなる。
更新情報
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WSB(スーパーバイク世界選手権)とは
WSB(スーパーバイク世界選手権)は市販車レースの最高峰。それ以前の市販車ベースの世界選手権は、改造範囲が広いTTフォーミュラが開催されていたが、1988年に改造範囲が大幅に制限されたWSBが世界選手権として組み込まれた。その後3年間はともに開催されていたが、1990年を最後にTTフォーミュラが終了し、WSBが市販車レースの最高峰となった。
レース専用マシンを使用するMotoGPに対し、WSBは市販車のシルエットそのままの車両で争われるため、見る側にとって親近感も高い。エンジンは4気筒1000cc以下、2気筒1200cc以下を使用する。
シリーズ戦は欧州を中心に転戦し、各大会の決勝は100km程度の距離を争うレースを2回行なう2レース制とし、それぞれにポイントが与えられ年間獲得ポイント数でタイトルを争う。ヤマハは1995年からWSBにフル参戦を開始。2007年には初のメーカータイトルを獲得。初のライダータイトルは2009年、今年からMotoGPに参戦するB・スピースによってもたらされた。
ライダー紹介
![]() ジェームス・トーズランド Yamaha Sterilgarda World Superbike Team |
![]() カル・クラッチロー Yamaha Sterilgarda World Superbike Team |
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チーム紹介
2010年は、M・メレガリが指揮を執るYamaha World Superbike Teamが参戦する。ライダーは昨年から一新、2008、2009年とMotoGPに参戦していたJ・トーズランドが、チャンピオンを獲得した2007年以来の復帰を果たす。またチームメイトには、2009年ヤマハよりスーパースポーツ世界選手権に参戦しチャンピオンを獲得したC・クラッチロー。イギリス人No.1ライダーとして知られるトーズランドと、若手No.1のクラッチローというイギリス人のコンビが、2009年に続き2年連続でのチャンピオン獲得を目指す。
マシン紹介
YZF-R1
1998年の初代モデルのデビューから6代目として誕生した現在の「YZF-R1」は、<Ultimate Cornering Master 1000>をコンセプトに開発したモデル。180PSのパワーを絞り出す4バルブ・水冷DOHC並列4気筒エンジンに、MotoGPマシン「YZR-M1」の技術に基づいた「クロスプレーン型クランクシャフト」を採用するなど、さらに戦闘力を向上している。これをベースとし、レギュレーションに合わせたチューニングや電子制御技術の投入などにより、レースマシンとしての戦闘力を向上させている。

YZF-R1


