ヤマハ発動機株式会社

ロードレース世界選手権 MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 06/05 イタリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第5戦イタリアGP
■開催日:2005年6月5日(日)決勝結果
■開催地:イタリア/ムジェロ(1周5.245km)
■観客数:90,000人
■周回数:23周(120.635km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:27度 ■路面温度:42度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/1分49秒223)
■FL:M・ビアッジ(ホンダ/1分50秒117)

REPORT

YZR-M1を駆るロッシがホーム・グランプリで優勝!

ゴロワーズ・ヤマハ・チームのV・ロッシが今季4勝目を獲得した。ロッシはスタートで出遅れたものの果敢な走りで追い上げると、1周目の終わりにはトップに浮上。これにM・メランドリ(ホンダ)、S・ジベルナウ(ホンダ)、M・ビアッジ(ホンダ)が続く展開となった。

レース中盤にはジベルナウが転倒リタイヤとなり、代わってL・カピロッシ(ドゥカティ)が上がりロッシ、ビアッジとともにイタリア人同士でバトルを展開。17周目にはビアッジが一度トップを奪うが、残り3周でロッシが再び奪い返し0.359秒差でそのまま逃げ切った。3位はカピロッシとメランドリの争いとなったが、最終コーナーでカピロッシが抑えきり表彰台を獲得した。

ロッシのチームメイト、C・エドワーズは依然としてセットアップに悩んでおり9位で終了。フォルトゥナ・ヤマハ・チームのR・チャウスは14位。負傷中のT・エリアスに代わって出場したD・チェカはトラクションの問題で一度ピットに戻りながらも19位でチェッカーを受けた。

RESULT

順位ライダーチームマシンタイム
1V・ロッシGauloises Yamaha TeamYamaha42'42.994
2M・ビアッジRepsol Honda TeamHonda0.359
3L・カピロッシDucati Marlboro TeamDucati3.874
4M・メランドリMovistar Honda MotoGPHonda3.979
5C・チェカDucati Marlboro TeamDucati7.898
6N・ヘイデンRepsol Honda TeamHonda8.204
7A・バロスCamel HondaHonda11.572
8玉田 誠Konica Minolta HondaHonda25.394
9C・エドワーズGauloises Yamaha TeamYamaha25.485
10中野 真矢Kawasaki Racing TeamKawasaki36.549
11J・ホプキンスTeam Suzuki MotoGPSuzuki41.637
12A・ホフマンKawasaki Racing TeamKawasaki43.659
13T・ベイリスCamel HondaHonda43.916
14R・チャウスFortuna Yamaha TeamYamaha51.575
15K・ロバーツTeam Suzuki MotoGPSuzuki1'10.275
19D・チェカFortuna Yamaha TeamYamaha-1 Laps

RIDERS RANKING

順位ライダーマシンポイント
1V・ロッシYamaha120
2M・メランドリHonda71
3M・ビアッジHonda67
4S・ジベルナウHonda53
5A・バロスHonda52
6C・エドワーズYamaha48
15R・チャウスYamaha18
18T・エリアスYamaha15

CONSTRUCTORS RANKING

順位コンストラクターポイント
1Yamaha120
2Honda101
3Kawasaki53
4Ducati46
5Suzuki23
6Blata WCM4

COMMENT

V・ロッシ選手談(優勝)

「見応えのある素晴らしいレースができたと思う。そしてファンのみんなにとっても最高の結果になったと思う。初めは逃げ切り態勢を狙っていたが、フロントに問題があったため自分のリズムでいくことに決めた。そのあとメランドリが追いついてきて、さらにビアッジが上がってきて激しいバトルを展開。残り3周で勝負をかけ、そしてそれが成功したんだ。ムジェロに集まってくれたファンのみんなに感謝。彼らの前でレースができたことを誇りに思っている」

C・エドワーズ選手談(9位)

「こんな日は、なんて言っていいのかわからない。金曜のプラクティスはとてもいい感じだったのに、そこから前へ進まなくなってしまったんだ。何をやってみても結果が出なかった。決勝ではスタートがうまくいかず出遅れた。1周目に4人くらい抜いたがその後は思うようにいかなかった」

D・ブリビオ、ゴロワーズ・ヤマハ・チーム監督談

「また一つ優勝し、25ポイントを加算することができた。イタリアのチームとしてイタリアGPで勝てたことは特別、感慨深いものがある。5レース中4勝は素晴らしい結果だが、バレンティーノに言わせれば、チームの努力を証明しているのだ。ジベルナウとビアッジはいずれも良いコンディションで勝利を目指していたが、やはり我々にはかなわないという状況だ。でもまだ12レース残っているから集中力を切らさないようにしていかないと。コーリンはまるで道に迷ったように最後まで苦しんでいたが、次のカタルニアまでに正しい道に戻れるよう我々も努力したい」

R・チャウス選手談(14位)

「スタートがうまくいかず追い上げが大変だった。ロバーツ、ロルフォとバトルになり抜いていくのに時間がかかってしまったため、後半は単独走行が続いた。今日の目標はポイント獲得だったので、それはかなえることができた」

D・チェカ選手談(19位)

「リアに問題がありピットに戻らなければならなかった。これで1周少なくなってしまったが、少しでもたくさん走りたかったからまたピットアウトした。金曜のプラクティス、土曜の予選、そして日曜の決勝を通して総合的には良かったと思うし満足している。ヤマハのほうも喜んでくれていればうれしい。トニが早く良くなるように祈っている。でももしまだ無理ならもう一度走りたい」

中島雅彦談(技術開発室MotoGPグループYZR-M1プロジェクトリーダー)

「チームのホームであるイタリアでのGPと言うことで、応援も多く、すごい盛り上がりの中、プレッシャーもきつかったのですが、ロッシ選手が優勝し、肩の荷がおりた気分です。今回のレースはイタリアンの意地のぶつかり合いと言うにふさわしいエキサイティングなレースで、地元ファンにはたまらないものがあったと思います。エドワード選手、チャウス選手も健闘し、確実にポイントを重ねてくれました。また、先月のテスト中に負傷したエリアス選手の代役として出場したチェカ選手はMotoGPクラス初挑戦でしたが、トラブルのため後退こそしたものの、完走を果たしました。高速コースの一つであるムジェロサーキットで勝利することができ、我々スタッフの士気も上がって来ています。ヨーロッパラウンドもこれから佳境に入りますが、みなさまのご期待に沿えるよう頑張りたいと思います」


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