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ヤマハ発動機株式会社

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

最新情報

2014/11/09

ロッシ、決勝にて見事2位に!

モビスター・ヤマハ・モトGPのV・ロッシが、リカルド・トルモ・サーキットで行われたシーズン最終戦、バレンシアGPで2位を獲得。ポールポジションからスタートしたロッシは、A・イアンノーネに続く2番手で第1コーナーへ。序盤からハイペースをつかんで好調ぶりを見せていたが、1ラップ終了後に雨を知らせるホワイト・フラッグが振られ、マシン交換のためのピットインが許可された。

ロッシはこの状況のなかでもペースを落とすことなく走行を続け、5ラップ目には1分32秒437のファステスト・ラップを記録。M・マルケス、イアンノーネとトップ争いを繰り広げ、さらにレース中盤になるとD・ペドロサも追いついて4台でバトルを展開。18ラップ目ごろから雨が強まると、ロッシがトップのマルケスとの差を詰めていったが、その後、再び路面が乾き始めて徐々に離され、そのまま2位でチェッカーを受けた。マルケスとの差は3.516秒だった。

一方、グリッド4位からスタートしたチームメイトのJ・ロレンソは、序盤からペドロサとバトルを展開。しかし雨が降り始めると、状況に慣れるまでの間に7位へ後退した。それから9ラップ目までにC・クラッチローとD・ドビツィオーゾを抜き返して5位に上がり、さらにイアンノーネのテールに追いついて激しいバトルの末にこれをパス。次に再度ペドロサと3位争いを展開しようというところで再び雨に邪魔され、難しいコンディションのなかブレーキングで遅れ、順位を下げることとなってしまった。20ラップ目にはピットインを決断し、ウエット用マシンに乗り換えて14番手でコースに復帰したが、予想とは逆に路面がドライのまま保たれたため、ロレンソは21位まで後退したあと、残り5ラップでリタイアした。

2位を獲得して20ポイントを加算したロッシは、シリーズポイントを合計295としてランキング2位が決定。ロレンソは合計263ポイントでランキング3位を獲得した。ロッシとロレンソは明日、新たなシーズンに向けた初テストをバレンシア・サーキットで行う予定。

モンスター・ヤマハ・テック3チームのP・エスパルガロが6位を獲得。セカンドロウの最後の位置からスタートしたエスパルガロ。雨が降り始めるなか8位で1ラップを終了し、4ラップ目には13位まで後退した。しかしそこからの挽回を決意し、激しいプッシュを続けながら着実にポジションを上げて、レースの3分の2が終わるころには7番手まで浮上。そして25ラップ目でA・エスパルガロとの差を一気に詰め、その次のラップでついに前に出て6位に上がり、そのままポジションをキープしてゴールラインを通過した。エスパルガロはこれで、目標にしていたランキング6位、サテライト勢トップ、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

その一方で、チームメイトのB・スミスは14位に留まった。グリッド7位からスタート後、1周目で11位へ後退したが、挽回を期して激しくプッシュし続け、7ラップ目までに8位に上がり、さらにポジションアップを目指していた。しかし雨粒が多くなってきたころ17ラップ目で転倒し、20位まで後退。終盤で粘りを見せて再度、挽回を図ったが、14位まで上げたところでチェッカーとなった。この結果、2014シーズンのランキングは8位。

今シーズンはアラゴンで表彰台、アッセンでポールポジションを獲得するなど健闘し、前回のマレーシアGPでオープン・カテゴリーのタイトルを決定したNGMフォワード・レーシング・チームのA・エスパルガロ。シーズン最終戦のバレンシアでもまた、オープン・カテゴリーのトップ、総合7位でチェッカーを受ける活躍。これによってシリーズポイントを合計126ポイントに伸ばしてランキング7位を獲得。同時にNGMフォワード・レーシング・チームがチームとして合計151ポイントを獲得し、チーム・ランキングで7位につけた。

一方、チームメイトのA・デ・アンジェリスは、好スタートを切ったもののレイン・コンディションに翻弄されてペースを上げることができず、18位でレースを終えた。

更新情報

MotoGP(ロードレース世界選手権)

1949年、FIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、欧州を中心としてスタートさせた二輪ロードレースの世界最高峰クラス。GP 500を経て、2002年に2ストローク500cc以下/4ストローク990cc以下のどちらのマシンでも出場できるMotoGPが誕生。2004年から4ストロークマシンに限定された後、排気量など様々な変化を経て、現在に至る。

ヤマハはこの世界選手権に1961年5月21日のフランスGPから参戦を開始。1964年にはフィル・リード選手がヤマハにとって初のGPチャンピオン(GP250)をもたらし、半世紀以上の間、数々の栄冠を手にしてきた。特に最高峰クラスであるGP500・MotoGPでは、1972年のチャス・モーティマー選手の初優勝以来、ジャコモ・アゴスチーニ、ケニー・ロバーツ、エディー・ローソン、ウェイン・レイニー、そしてバレンティーノ・ロッシ、ホルヘ・ロレンソなどのライダーが勝利を積み重ね、2013年の日本GPで通算200勝を達成(ロレンソ)。2014シーズン終了時点では205勝をあげている。また、これまで6人のチャンピオンを輩出し、ライダータイトルは16回、コンストラクタータイトルは13回を獲得している。

ライダー紹介

バレンティーノ・ロッシ

Movistar Yamaha MotoGP

ホルヘ・ロレンソ

Movistar Yamaha MotoGP

Monster Yamaha Tech 3

ポル・エスパルガロ

Monster Yamaha Tech 3

ブラッドリー・スミス

PROFILE PROFILE PROFILE PROFILE

チーム

ファクトリーチームである「Movistar Yamaha MotoGP」からは、昨年同様、バレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソが2015年型YZR-M1で参戦する。ロッシは、昨年、開幕戦から好調をキープ、各ラウンドで優勝争いを展開してランキング2位を獲得。ロレンソは序盤こそ苦しんだものの、中盤戦以降調子を上げてランキング3位を獲得した。今シーズンもともに優勝候補の筆頭であり、2012年以来となるチャンピオン獲得を目指す。

サテライトチームの「Monster Yamaha Tech 3」からは、昨年ランキング6位としルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたポル・エスパルガロと、表彰台獲得などの活躍でランキング8位となったブラッドリー・スミスが参戦。「Movistar Yamaha MotoGP」とともに2010年以来のライダー・コンストラクター・チームの三冠獲得に挑む。

 

マシン

YZR-M1

2002年、MotoGP参戦に合わせて専用開発したファクトリーマシン。呼称の「M」は技術開発を市販車にフィードバックする使命(Mission)と、MotoGPでチャンピオンを獲得する使命(Mission)を示す。YZR-M1はこれまでにV・ロッシと4回、J・ロレンソと2回、通算を6回のチャンピオンを獲得している。



 

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