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ヤマハ発動機株式会社

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

最新情報

2014/07/13

ロレンソが表彰台獲得!

モビスター・ヤマハ・MotoGPのJ・ロレンソが、難しいコンディションのなか表彰台獲得の健闘。チームメイトのV・ロッシも力強い走りを見せ、12番手から追い上げて4位を獲得した。

決勝スタートの20分前に雨が降り出し、波瀾の展開となったドイツGP。初めはウエット・レースが宣言されたが、サイティング・ラップを終えたあとで、ほとんどのライダーがピットに戻ってタイヤをウエットからスリックへ交換。前回のアッセンでは、スタートを遅らせる判断がなされて再度2ラップのサイティング・ラップが行われたが、ウエット・レースとして始まった今回は1ラップのサイティング・ラップとなり、ピットレーンの出口が閉められた。その結果、コースはほとんど空の状態。わずか8台が、S・ブラドルを先頭に走行するのみとなり、残りは狭いピットレーンにひしめき合うようにしながら、スタートの合図を待つ格好となった。

ピットレーン出口の混雑などが、ロレンソを縁石まで追いやり、他車との接触やペナルティを避けるために16位まで後退を余儀なくされた。その状況を把握するまでにいくらか時間がかかったが、その後、一気にペースを上げて順位を挽回。A・イアンノーネとA・ドビツィオーゾをパスしてロッシの後方までたどり着き、まもなくロッシの前に出ることに成功した。さらにふたりそろってブラドルをパスして、それぞれ3位と4位へ。残りの20ラップで前を走るD・ペドロサとの差を詰めていこうとしたが叶わず、そのまま3位でゴール。トップのM・マルケスからは10.317秒離される結果となった。

ロッシはスタートのシグナルと同時に飛び出し、数台をパスして自分のポジションを確保。そして9ラップ目にはブラドルの後方についた。ポールシッターのブラドルはスリック・タイヤで好スタートを切っていたが、マシンがウエットのセッティングだったため、完全なドライ仕様のロッシにはかなわない。まもなくロッシが前に出て3位。しかしその後、ロレンソに先行を許して4位となりチェッカーを受けた。トップからは19.194秒の差。

3位を獲得したロレンソは16ポイントを加算してランキング5位。4位のドビツィオーゾに2ポイント差に迫っている。一方のロッシは13ポイントを獲得し、合計141ポイントでランキング3位。2位のペドロサとの差はわずか7ポイント。

モンスター・ヤマハ・テック3のP・エスパルガロが7位を獲得。スタート直前に雨が降り出し、ウエット・レースとされたあとで急激に路面が乾き出したため、他の多くのライダーとともにウォームアップ・ラップのあとドライ用セッティングのマシンに交換。エスパルガロは1周目を21位で終えたが、果敢な走りで素早く順位を上げ、11ラップ目にはポイント圏内の15位。ラップタイムでは5位と同レベルの1分23秒台前半をキープした。その後も次々に前方のライダーをかき分けて行き、17ラップ目には10位に上がり、その3ラップ後にはS・レディングを抜いて9位につけた。持ち前の忍耐力を発揮し、20ラップ目で自己ベストをマークしながら、ベテランのドビツィオーゾを追い詰めてパス。さらに残り3ラップの第12コーナーでC・クラッチローをとらえて7位に浮上した。

一方、チームメイトのB・スミスは序盤で転倒。再スタートして完走したもののポイントを獲得することはできなかった。マシンを交換したあとスミスは、素早くリズムをつかんで上位グループについていったが、3ラップ目に転倒して最後尾まで後退してしまった。その後はコンスタントにハイペースをキープして懸命に挽回を図り、終盤では4位と同等のラップタイムをマーク。しかし残念ながらすでに離れ過ぎていたため、19位まで上がったところでチェッカーとなった。

雨に邪魔された決勝。NGMフォワード・レーシングのA・エスパルガロは難しいコンディションを走り切って6位を獲得。シリーズポイントを合計77ポイントに伸ばしてランキング6位。

スタート直前に雨が降り出したが、すぐに乾き始めるなか、エスパルガロは他の13台と同様、ウォームアップ・ラップのあとウエット・セッティングからドライ・セッティングへと変更。一方、チームメイトのC・エドワーズは初めからスリック・タイヤを装着しており、グリッドからスタートした。

ピットレーンからスタートしたエスパルガロは追い上げを強いられて6位。一方のエドワーズはタイヤに関しては正しい判断をしていたものの、序盤でペースを上げられず苦しい展開。レース後半になって徐々にフィーリングが良くなってくると、20ラップ目で自己ベストの1分23秒538を記録するなどペースを上げたが、順位では20位に留まった。

MotoGPはこのあと4週間のサマーブレイク。次回は8月10日、インディアナポリス・モーター・スピードウエイで行われる。

更新情報

MotoGP(ロードレース世界選手権)

1949年、FIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、欧州を中心としてスタートさせた二輪ロードレースの世界最高峰クラス。GP 500を経て、2002年に2ストローク500cc以下/4ストローク990cc以下のどちらのマシンでも出場できるMotoGPが誕生。2004年から4ストロークマシンに限定された後、排気量など様々な変化を経て、現在に至る。

ヤマハはこの世界選手権に1961年5月21日のフランスGPから参戦を開始。1964年にはフィル・リード選手がヤマハにとって初のGPチャンピオンをもたらし、半世紀以上の間、数々の栄冠を手にしてきた。特に最高峰クラスであるGP500・MotoGPでは、1972年のチャス・モーティマー選手の優勝から、2013年日本GPでのホルヘ・ロレンソ選手の優勝で通算200勝を達成。また、これまで6人のチャンピオンを輩出し、ライダータイトルは16回、コンストラクタータイトルは13回を獲得してきた。2014年は、フィル・リード選手によるヤマハ初のGPチャンピオン獲得から50年目にあたる。

ライダー紹介

ホルヘ・ロレンソ

Movistar Yamaha MotoGP

バレンティーノ・ロッシ

Movistar Yamaha MotoGP

ブラッドリー・スミス

Monster Yamaha Tech 3

ポル・エスパルガロ

Monster Yamaha Tech 3

PROFILE PROFILE PROFILE PROFILE

チーム

2014年は、2チーム4人のライダーが参戦する。ファクトリーチームである「Movistar Yamaha MotoGP」は、昨年は序盤の怪我から劇的な復活し、シーズン8勝をあげてランキング2位となったホルヘ・・ロレンソ選手と、2013年、2010年以来のヤマハに復帰、約2年半ぶりに優勝(MotoGP通算80勝)するなど、再び輝きを取り戻したバレンティーノ・ロッシ選手が出場。MotoGP通算121勝というコンビが、チャンピオン奪還を目指す。また昨年、チームランキング3位を獲得したサテライトチームの「Monster Yamaha Tech 3」は、昨年、MotoGPへのフル参戦を開始し、ランキング10位を獲得したブラッドリー・スミス選手に加え、昨シーズンのMoto2クラスチャンピオンのポル・エスパルガロ選手が出場し、「Movistar Yamaha MotoGP」とともに2010年以来のライダー・コンストラクター・チームの三冠獲得に挑む。

 

マシン

YZR-M1

2002年、MotoGP参戦に合わせて専用開発したファクトリーマシン。呼称の「M」は技術開発を市販車にフィードバックする使命(Mission)と、MotoGPでチャンピオンを獲得する使命(Mission)を示す。YZR-M1はこれまでにV・ロッシと4回、J・ロレンソと2回、通算を6回のチャンピオンを獲得しており、今シーズンもさらなる記録更新が期待される。



 

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