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スピース2位、クラッチロー4位、中須賀6位、ヘイズ7位
ヤマハ・ファクトリー・レーシングのB・スピースが2位。J・ロレンソに代わって出場した中須賀克行は6位でゴール。モンスター・ヤマハ・テック3チームのC・クラッチローは4位でゴール、2011年度ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。C・エドワーズに代わって出場したJ・ヘイズは7位となった。
スタート直後にA・バウティスタ(スズキ)がひとりで転倒し、これにV・ロッシ(ドゥカティ)らが巻き込まれるアクシデントとなり4台が戦線離脱。C・ストーナー(ホンダ)が上手く飛び出してレースを引っ張る展開。2番手争いは、A・ドビィオーゾ(ホンダ)、D・ペドロサ(ホンダ)、スピースと続く。ストーナーが独走していくなか、2番手争いの3人は常にダンゴ状態のまま終盤へ。
終盤24周目、スピースはついにペドロサをパスして3番手に。2周後にはドビツィオーゾを抜いて2番手に上がった。一時はストーナーに大きく引き離されていたスピースだったが、この時点でその差は約1.6秒。小雨がパラつくなか、ストーナーがややペースを落とすが、逆にスピースは追い上げ28周目についにトップに浮上。スピースは首位を守ったままその後の2周を走りきり、最終コーナーもクリアーし、ゴールラインを迎えたがライン寸前で再びストーナーが猛追、スピースは僅差(0.015秒差)の2位ゴールとなった。
中須賀は好スタートで1周目を8番手で通過。その後ひとつ順位を下げ、終盤までT・エリアス(ホンダ)の後方につけ9番手をキープ。終盤に入ってチャージをかけた中須賀は、エリアス、L・カピロッシ(ドゥカティ)らを次々パスし、初出場で堂々の6位ゴールとなった。
グリッド11位からスタートしたクラッチローは、スタート直後第1コーナー手前で発生した4台のクラッシュを避け5位に浮上。その後はルーキー・オブ・ザ・イヤーのライバル、K・アブラハム(ドゥカティ)とバトルを展開した。僅か1ポイント差で最終戦を迎えたふたりは、終始1秒と離れることなく何度も順位を入れ替えながら5位を競り合い終盤になって雨が強くなると、2台の戦いもさらに激しさを増していった。クラッチローはマシンを限界までプッシュできる場所をしっかり見分け、最終ラップでペドロサをとらえて4位に浮上。アブラハムも遅れまいと懸命についてきたが、バトルが激しくなると11コーナーのブレーキングでミスをして転倒。クラッチローは自己ベストでゴールし、同時に800ccマシンではイギリス人として最高成績を記録。ランキングでは12位となった。
一方のヘイズも、モトGPデビューで7位獲得の大健闘。悪天候に苦しみながらもマシンとタイヤに適応し、カピロッシ、H・バルベラ(ドゥカティ)、青山博一(ホンダ)らをパス。そして残り5ラップではエリアスをとらえて7位に浮上し、多くのベテランライダーを抑えてゴールした。
更新情報
- 2011/10/24
- [レースリリース] シモンチェリ選手のご冥福をお祈り申し上げます
- 2011/10/20
- [レースリリース] 中須賀選手がMotoGP第17戦マレーシアGPに参戦
- 2011/09/23
- [スペシャルサイト] MotoGP第15戦日本GP
MotoGP(ロードレース世界選手権)とは
1949年、FIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、欧州を中心としてスタートさせたモーターサイクルロードレースの世界最高峰クラス。当初、最高峰はロードレース世界選手権500ccだったが、2002年に2ストローク500cc以下/4ストローク990cc以下のどちらのマシンでも出場できるMotoGPが誕生した。2004年からは4ストロークマシンに限定され、2007年からは排気量が800cc以下となった。近年ではタイヤのワンメーク化、レースウイーク中のタイヤ使用本数制限、エンジンの使用基数制限など、テスト日数の削減などの新レギュレーションが導入されている。
ヤマハにとって2011年は、ロードレース世界選手権参戦50周年を迎える記念すべき1年となる。初参戦は1961年5月21日のフランスGP。それから半世紀の間、ヤマハは数々の栄冠を手にしてきた。特に最高峰クラスとなるGP500とMotoGPでは、2010年シーズンを終え通算182勝を挙げ、6人のチャンピオンライダーを輩出。ライダータイトルは15回、コンストラクタータイトルは13回獲得している。
ライダー紹介
![]() ホルヘ・ロレンソ YAMAHA FACTORY RACING |
![]() ベン・スピース YAMAHA FACTORY RACING |
![]() コーリン・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 |
![]() カル・クラッチロー Monster Yamaha Tech 3 |
チーム紹介
2011年、ヤマハは4年連続三冠達成という大きな目標に向かい、昨年と同様、2チーム4人のライダーが参戦する。YAMAHA FACTORY RACINGからは、2010年のチャンピオンであるJ・ロレンソと、B・スピースが出場。チームマネージャーは、昨年からチームに帯同しているウィルコ・ズィーレンベルグ。そして新たにチームディレクターとしてWSBとWSSでヤマハチームを率い成功を収めてきたマッシモ・メレガリが加入し新しい布陣で臨む。
一方、2010年シーズン、ベストプライベーターとして一年を締めくくったエルベ・ポンシャラル率いるMonster Yamaha Tech 3は、経験豊富なC・エドワーズに加え、WSB出身のC・クラッチローが新たに加わった。スピースに続く、WSBからのステップアップからの成功が期待される。
マシン紹介
YZR-M1
2002年、MotoGP参戦に合わせて専用開発したファクトリーマシン。呼称の「M」は技術開発を市販車にフィードバックする使命(Mission)と、MotoGPでチャンピオンを獲得する使命(Mission)を示す。YZR-M1はこれまでにV・ロッシと4回、ロレンソと1回、通算を5回のチャンピオンを獲得しており、MotoGPにおける現役最強のマシンといえる。
2011 YZR-M1主要諸元
| エンジン | 水冷・4ストローク・4バルブ・並列4気筒 (クロスプレーン型クランクシャフト) |
|---|---|
| 最高出力 | 200hp以上(147kW) |
| 最高速度 | 320 km/h以上 |
| ミッション | 6速カセットタイプ |
| フレーム | アルミ製デルタボックス |
| サスペンション | 前:オーリンス製(倒立式) 後:オーリンス製 |
| ホイール | 前・後:MFR製16.5 inch |
| タイヤ | 前・後:ブリヂストン製16.5 inch |
| ブレーキ | 前:ブレンボ製 320mmカーボンダブルディスク(4ピストン) 後:ブレンボ製 220mmスチールシングルディスク(2ピストン) |
| 車体重量 | 150 kg(FIM規則に準じる) |






