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ヤマハ発動機株式会社

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

最新情報

2015/11/08

ロレンソ選手が優勝、自身5回目の世界チャンピオンを獲得!

Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソとV・ロッシは、シーズン最終戦バレンシアGPにおいて、チームメイト同士がチャンピオンシップを争う熾烈な戦いに挑んだ。ロレンソはこうした緊張にも堂々と立ち向かい、スタートからゴールまでトップをキープし、MotoGPでは自己通算40回目の優勝を獲得。一方、ロッシも驚異的な走りで、最後尾から4位まで挽回しチェッカーを受けた。シリーズポイントではロレンソがロッシを5ポイント上回りチャンピオンを決定。ロッシはランキング2位を獲得した。

Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソが再び、その才能を証明。リカルド・トルモ・サーキットで行われたシーズン最終戦、バレンシアGPで、追いすがるふたりのライバルを振り切って優勝した。チームメイトのロッシも同様に、スリリングな30ラップを走り切ってファンを魅了。最後尾の26位から追い上げて4位でチェッカーを受けた。

昨日の予選で完璧な走りを見せ、ポールポジションを獲得したロレンソ。決勝も完璧なスタートでホールショットを奪い、M・マルケス(ホンダ)、D・ペドロサ(ホンダ)がこれに続いた。1分31秒台半ばでコンスタントに周回を重ねながら、徐々にアドバンテージを拡大。一時は0.7秒まで開いたが、レース中盤に入るとマルケスが少しずつ差を縮めて追いついてくる。これで再びレースの行方は分からなくなったが、ロレンソは、マルケスやその後方から追い上げるペドロサのプレッシャーをはねのけて、集中を乱されることなく周回を重ねた。終盤に入ると、ペドロサが勢いを取り戻してペースを上げ、マルケスとバトルを展開。ロレンソにとってはこれが絶好のチャンスとなり、再びわずかにアドバンテージを広げて最終ラップを迎えた。マルケスとペドロサはその後もロレンソの動きに懸命についてきたが、ロレンソのペースは速く、チェッカーまでに0.263秒差を埋めることはできなかった。

一方のロッシ。グリッド最後尾の26位からスタートし、オープニングラップで15位まで挽回。さらに3ラップ目までに9位へ浮上した。次に、1分31秒820の自己ベストタイムでブラッドリー・スミスとの差を一気に縮めたが、そのままパスすることはできなかった。そこで、これまでの豊富な経験から、1周半の時間をかけてチャンスを待ち8位へ。さらにその数分後には、前方を行くペトルッチがコーナーではらむ間に7位へと浮上した。次のターゲットはエスパルガロ兄弟。ロッシはまずP・エスパルガロに近づいて、いくつかのコーナーを抜けてからパス。さらにA・エスパルガロ(スズキ)にしかけ、2度目のトライで前へ出ることに成功した。

続いてA・ドビツィオーゾも抜き去ると、ついには4位まで浮上。しかしチャンピオンには、あと5ポイント足りない状況だったため、残り14ラップで、ペドロサまでの11.488秒を縮めなければならない。ロッシは全力を尽くしてプッシュし続けたが、これによってタイヤを激しく消耗、結局、トップ3のラップタイムに追いつくことはできなかった。

マルケス、ペドロサと競り合うロレンソのペースはわずかに落ちたが、ロッシは近づくことができず、そのまま4位で2015シーズン最後のチェッカー。トップとの差は19.789秒に開いていた。この結果、ロレンソがヤマハにチャンピオンをもたらした。ヤマハは三冠に加えて、ライダー・ランキングの1位と2位を獲得。さらにはMonster Yamaha Tech 3のB・スミスが6位でゴールし、サテライト勢トップのランキング6位を獲得した。

エスパルガロが最終戦で5位獲得、スミスはサテライト勢ランキングトップ

Monster Yamaha Tech 3のP・エスパルガロが、11万ものファンが見守るホーム・グランプリで5位獲得と大健闘。グリッド3列目からスタートして1ラップ目を8位で終了し、さらに前方のライダーにしかけてゆく。そしてハイペースでコンスタントに周回を重ね、レース中盤までに6位へ浮上。その後さらにひとつ上げて、サテライト勢トップの5位でチェッカーを受けた。ランキングではD・ペトルッチを抜いて9位。

チームメイトのB・スミスも健闘し、エスパルガロに続く6位を獲得。セカンドロウ最後のポジションから好スタートを切り、すぐさまリズムをつかんでペースを上げゆく。そして26ラップ目にはランキング争いをしているライバル、ドビツィオーゾをパスしたものの、その後も最後まで2台のバトルが続いた。スミスは懸命にハイペースをキープしてポジションを守り切って6位でゴール。同時にランキングではサテライト勢トップの6位を手中にした。

バズがオープンクラス2位を獲得

Forward RacingのL・バズが、オープンクラスでランキング2位を獲得した。バズはこれまでにムジェロ、アッセン、ミサノ、ブルノでクラス優勝。これらの活躍によってトータル28ポイントをあげ、最終戦に臨んだ。

グリッド15位からスタートしたバズは序盤、グリップ不足とリアのフィーリングに悩まされて後退。19位でチェッカーを受け、オープンクラスでは3位となった。一方、グリッド24位からスタートしたT・エリアスは、チームメイトのひとつ後ろの20位。前回のマレーシアで獲得した2ポイントで、ランキング27位となった。

更新情報

MotoGP(ロードレース世界選手権)

ロードレース世界選手権は、1949年にFIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、欧州を中心としてスタートさせた二輪ロードレースの世界最高峰。その中でも最上位クラスはGP 500だったが、2002年に2ストローク500cc以下/4ストローク990cc以下のどちらのマシンでも出場できるMotoGPが誕生した。2004年から4ストロークマシンに限定された後、排気量の変更をはじめ、燃料タンク容量やタイヤ、ECUなど様々なレギュレーションの変更が行われてきた。2016シーズンでは、タイヤサプライヤーがブリヂストンからミシュランとなるほか、ECU(Engine Control Unit)の統一、燃料タンク容量の統一(22L)、使用できるタイヤコンパウンドの統一など、レギュレーション変更が行われた。

ヤマハはこの世界選手権に1961年5月21日のフランスGPから参戦を開始。1964年にはフィル・リードがヤマハにとって初のGPチャンピオン(GP250)を獲得。その後、半世紀以上の間、数々の栄冠を手にしてきた。特に最高峰クラスであるGP500・MotoGPでは、1972年のチャス・モーティマー選手の初優勝以来、ジャコモ・アゴスチーニ、ケニー・ロバーツ、エディー・ローソン、ウェイン・レイニー、そしてバレンティーノ・ロッシ、ホルヘ・ロレンソなどのライダーが勝利を積み重ね、2013年の日本GPで通算200勝を達成(ロレンソ)。2015シーズン終了時点では216勝をあげている。また、これまで6人のチャンピオンを輩出し、ライダータイトルは17回、コンストラクターズタイトルは14回、チームタイトルを6回獲得し、MotoGPでは通算5回の三冠を達成している。

ライダー紹介

ホルヘ・ロレンソ

Movistar Yamaha MotoGP

バレンティーノ・ロッシ

Movistar Yamaha MotoGP

ポル・エスパルガロ

Monster Yamaha Tech 3

ブラッドリー・スミス

Monster Yamaha Tech 3

チーム

ファクトリーチームである「Movistar Yamaha MotoGP」からは、ホルヘ・ロレンソとバレンティーノ・ロッシが、2016年型「YZR-M1」で参戦する。

昨年は、このロレンソとロッシが強さを見せ、最終戦のバレンシアGPまでチャンピオン争いを繰り広げた。この中で序盤に苦しんだロレンソが、第4戦スペインGPからの4連勝を含む7勝を獲得して通算5回目、MotoGPでは3回目となるチャンピオンを獲得。一方のロッシは、初戦のカタールGPで優勝すると、11戦連続で表彰台に上り続け、シーズンのほとんどでランキングトップをキープ。チャンピオンはチームメイトに譲ったものの、4勝を含む15回の表彰台を獲得し、ロレンソと5ポイント差でランキング2位となった。この2人の活躍により、2015シーズンは、通算5回目のMotoGP三冠という最高の結果を獲得した。そして2016シーズンも同様に、MotoGP三冠獲得を目指す。

サテライトチームの「Monster Yamaha Tech 3」からは、昨年ランキング9位となったポル・エスパルガロと、MotoGPで自己最高、サテライト勢ではトップのランキング6位となったブラッドリー・スミスが2016年型「YZR-M1」で参戦する。

 

マシン

YZR-M1

2002年、MotoGP参戦に合わせて開発したファクトリーマシン。呼称の「M」は技術開発を市販車にフィードバックする使命(Mission)と、MotoGPでチャンピオンを獲得する使命(Mission)を示す。YZR-M1はこれまでにV・ロッシと4回、J・ロレンソと3回、通算を7回のチャンピオンを獲得している。



 

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