本文とグローバルメニュー・サイドメニュー・フッターへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

ヤマハ発動機株式会社

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

最新情報

2015/08/30

V・ロッシが今季4勝目でランキングトップに返り咲き

Movistar Yamaha MotoGPのV・ロッシが難しいコンディションを制し、シルバーストーンで初優勝。同時に開幕戦以来の連続表彰台の記録を12回に更新した。チームメイトのJ・ロレンソは厳しい状況におかれながらも果敢に走り切って4位を獲得した。

決勝スタート直前に雨が降り出し緊張が走ったシルバーストーン。すでにドライ・レースが宣言されていたため、ウエット・タイヤに交換してピットレーンからスタートするか、あるいはスリックのままグリッドからスタートするか、難しい判断が迫られた。ウォームアップ・ラップを終えたライダーたちは全員がピットに戻りマシンを交換。その結果を受けてスタート時間を遅らせることとなり、周回数も20ラップに短縮された。

25分後、ライダーたちはウエット・レースの準備をして2度目のグリッドについた。午前中に同様のコンディションで行われたウォームアップ・セッションでトップタイムを記録したロッシが、4番手グリッドから絶好のスタート。3位に上がってM・マルケス(ホンダ)を追い、2ラップ目に入るところでこれをパスして2位に浮上した。

次にチームメイトを照準にとらえてペースアップしトップに躍り出る。その後はマルケスの追撃を受けるが、プレッシャーをはねのけて常にハイペースをキープ。ベテランらしいレース巧者ぶりでレースをコントロールし、13周目にマルケスが転倒しリタイアとなった。

しかし勝負はまだ終わらない。D・ペトルッチ(ドゥカティ)が追い上げ、その後ろにA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)も続いていた。それに気づいたロッシは1.5秒のアドバンテージをキープするべく、その後も懸命にプッシュ。すると残り2ラップまでにさらに1.5秒リードを拡大し、3.010秒のアドバンテージをもって真っ先にチェッカーを受けた。

一方のロレンソも予選2位の位置から好スタート。ホールショットを奪って第1コーナーに進入し、オープニングラップをトップで終えた。しかし2ラップ目でロッシとマルケスに抜かれて3位。2ラップにわたってこのポジションをキープしていたが、P・エスパルガロとカウルが接触して遅れ、この間に前の2台から離されてしまった。

その後も厳しい状況が続き、シールドが曇って視界不良のままペトルッチ、ドビツィオーゾ、D・ペドロサ(ホンダ)との3位争いに突入。一時は6位まで後退したが、残り7ラップでは持ち前のファイティングスピリットで再び巻き返し、マルケスの転倒によって5位、さらにひとつ上げて4位でゴールした。

25ポイントを加算したロッシに対してロレンソは13ポイント。これでロッシは合計236ポイントに伸ばしてランキングトップに返り咲き。ロレンソは合計224ポイントとなり、12ポイント差で2位につけている。

B・スミスが雨のなかで7位獲得

Monster Yamaha Tech3のB・スミスが、ホーム・グランプリで7位獲得と健闘を見せた。ドライ・レースが宣言されたあと、ウォームアップ・ラップ中に雨が降り出して赤旗中断。スタート時間を遅らせて始まった決勝では、全員がウエット・マシンに交換してグリッドについた。

スミスはライト消灯とともに飛び出し、ファクトリー勢について行こうと懸命のプッシュ。1周目を終える時点で6位につけていたが、次の周には順位が入れ替わり、9位まで後退してしまった。それでも集中力を切らさなかったスミスは、3ラップ目ですぐまたふたつ挽回。その後もリズムをキープしてポジションアップを狙っていたが、レース中盤ではチームメイトのP・エスパルガロに抜かれて8位に後退した。マルケスの転倒もあり、残り5ラップの時点で7位を走行。そのまま最後まで全力で走り切り、7位のポジションをキープした。

一方のエスパルガロも果敢な走りを見せていたが、15ラップ目で転倒リタイア。ロケットスタートを決めて1周目で4位に上がり、ファクトリー勢について行ったものの、4ラップ目に他車と接触してコースアウト。この間に10番手まで後退していたが、すぐにコースに復帰して挽回を開始した。そして10ラップ目にはスミスをパスして7位に浮上。しかしその5ラップ後には第3コーナーで転倒し、そのままリタイアとなった。

L・バズとC・コルティは、16位、18位

Forward RacingのL・バズとC・コルティは、難しいコンディションのなかで、それぞれ16位と18位を獲得した。

昨日の予選ではオープンクラスのポールポジションを獲得していたバズだが、ウエット・コンディションではセッティングに好感触をつかむことができず、スタート直後にいくつかポジションダウン。それでも20ラップを走り終えて16位まで挽回してチェッカー。ポイント獲得まで2秒弱の差だった。

一方のコルティも、ヤマハ・フォワードで初めてのウエット・レースで、セッティングに苦労しながらも18位と健闘。予選グリッド23位から好スタートを切ったあとはリア・グリップを十分に得られず厳しい展開になったが、最後まで懸命に走り切った。

更新情報

MotoGP(ロードレース世界選手権)

1949年、FIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、欧州を中心としてスタートさせた二輪ロードレースの世界最高峰クラス。GP 500を経て、2002年に2ストローク500cc以下/4ストローク990cc以下のどちらのマシンでも出場できるMotoGPが誕生。2004年から4ストロークマシンに限定された後、排気量など様々な変化を経て、現在に至る。

ヤマハはこの世界選手権に1961年5月21日のフランスGPから参戦を開始。1964年にはフィル・リード選手がヤマハにとって初のGPチャンピオン(GP250)をもたらし、半世紀以上の間、数々の栄冠を手にしてきた。特に最高峰クラスであるGP500・MotoGPでは、1972年のチャス・モーティマー選手の初優勝以来、ジャコモ・アゴスチーニ、ケニー・ロバーツ、エディー・ローソン、ウェイン・レイニー、そしてバレンティーノ・ロッシ、ホルヘ・ロレンソなどのライダーが勝利を積み重ね、2013年の日本GPで通算200勝を達成(ロレンソ)。2014シーズン終了時点では205勝をあげている。また、これまで6人のチャンピオンを輩出し、ライダータイトルは16回、コンストラクタータイトルは13回を獲得している。

ライダー紹介

バレンティーノ・ロッシ

Movistar Yamaha MotoGP

ホルヘ・ロレンソ

Movistar Yamaha MotoGP

Monster Yamaha Tech 3

ポル・エスパルガロ

Monster Yamaha Tech 3

ブラッドリー・スミス

PROFILE PROFILE PROFILE PROFILE

チーム

ファクトリーチームである「Movistar Yamaha MotoGP」からは、昨年同様、バレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソが2015年型YZR-M1で参戦する。ロッシは、昨年、開幕戦から好調をキープ、各ラウンドで優勝争いを展開してランキング2位を獲得。ロレンソは序盤こそ苦しんだものの、中盤戦以降調子を上げてランキング3位を獲得した。今シーズンもともに優勝候補の筆頭であり、2012年以来となるチャンピオン獲得を目指す。

サテライトチームの「Monster Yamaha Tech 3」からは、昨年ランキング6位としルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたポル・エスパルガロと、表彰台獲得などの活躍でランキング8位となったブラッドリー・スミスが参戦。「Movistar Yamaha MotoGP」とともに2010年以来のライダー・コンストラクター・チームの三冠獲得に挑む。

 

マシン

YZR-M1

2002年、MotoGP参戦に合わせて専用開発したファクトリーマシン。呼称の「M」は技術開発を市販車にフィードバックする使命(Mission)と、MotoGPでチャンピオンを獲得する使命(Mission)を示す。YZR-M1はこれまでにV・ロッシと4回、J・ロレンソと2回、通算を6回のチャンピオンを獲得している。



 

facebookで共有する ツイッターでつぶやく googleプラスで共有する mixiチェックで共有する