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ヤマハ発動機株式会社

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

最新情報

2016/07/17

混乱のレースでロッシが8位、スミスが13位、ロレンソが15位

第9戦ドイツグランプリ決勝は雨のなかでスタートし、Movistar Yamaha MotoGPのV・ロッシは、上位でレースを進めたが、急速にコンディションが変化し、残り8ラップでマシンを交換。厳しい戦いの末、8位となった。チームメイトのJ・ロレンソは15位でレースを終えた。

ロッシは予選3番手、フロントローから絶好のスタートを切り、すぐにH・バルベラ(ドゥカティ)をパスし、さらに第2セクションの進入でM・マルケス(ホンダ)をとらえてトップに立った。そこから一気に後続を引き離そうと試みるが、A・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)とD・ペトルッチ(ドゥカティ)が追い上げ、3ラップ目にはふたりに先行を許してしまう。

しかしロッシは、彼らを前方に置き視界にとらえながらチャンスを待つ。また、この頃になるとコースは徐々に乾きはじめ、ドライ・ラインが出現し始める。レース後半に備えて多くのライダーがマシン交換を開始。その混乱のなかでバルベラに先行されて一時は3番手に後退したが、残り13ラップで再度奪還。さらにC・クラッチロー(ホンダ)とJ・ミラー(ホンダ)が追いつくなか、ロッシはトップのドビツィオーゾとの差を縮め、残り8ラップとなったところで、クラッチロー、ドビツィオーゾ、バルベラとともにピットへ入りマシン交換を行った。

ロッシは6番手でコースに復帰したが、慎重にタイヤを暖める間にバルベラに抜かれて7番手。このあと少しずつペースを上げていったものの8位でゴールした。

一方のロレンソは、予選11番手、グリッド4列目から好スタートを切ってM・ビニャーレス(スズキ)のすぐ後ろについた。すぐに10番手に上がり、4ラップ目までそのポジションをキープしたが、急速に乾きはじめた路面に慎重に対処するうちにA・バウティスタ(アプリリア)とクラッチローに抜かれて再び後退した。

ドライ・ラインの出現でウエットタイヤが熱くなり、後方からはP・エスパルガロ、A・エスパルガロ(スズキ)、そしてビニャーレスが迫る。多くのライダーがピットインをはじめるなか、ロレンソは一時7番手まで浮上したが、マシンを交換しなかったことで再び4つ順位を落としてしまう。その後、残り6ラップでピットインし、13番手でコースに復帰したが15位でレースを終えた。

8位を獲得したロッシは8ポイントを加算してランキング3位をキープ。1ポイントに留まったロレンソは合計122ポイントでランキング2位。トップとの差は現時点で48ポイント。MotoGPはこのあと夏季休暇に入り、8月14日、オーストリアのスピールベルク・サーキットで再開する。

Monster Yamaha Tech 3のB・スミスが懸命の走りで、13位を獲得した。グリッド5列目から好スタートを切り、ポジションの挽回を目指したスミス。オープニングラップではY・ヘルナンデス(ドゥカティ)に追突されて左のニーパッドが外れるアクシデントがあったが、これに動じず、レース中盤までそのまま走行を続けた。路面が乾きはじめたためピットインし、ここでタイヤをインターミディエイトに履き替え、同時にニーパッドも交換。懸命な走りで13位でゴールした。

一方、チームメイトのP・エスパルガロは、5番グリッドからスタートし、オープニングラップを8番手で終了。その後リズムをつかんで激しいバトルを展開していたが、路面が乾きはじめたため17ラップ目にピットに戻ってマシンを交換した。ところがコースに復帰してまもなく第2コーナーで転倒。残念ながらそのままリタイアとなった。

更新情報

MotoGP(ロードレース世界選手権)

ロードレース世界選手権は、1949年にFIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、欧州を中心としてスタートさせた二輪ロードレースの世界最高峰。その中でも最上位クラスはGP 500だったが、2002年に2ストローク500cc以下/4ストローク990cc以下のどちらのマシンでも出場できるMotoGPが誕生した。2004年から4ストロークマシンに限定された後、排気量の変更をはじめ、燃料タンク容量やタイヤ、ECUなど様々なレギュレーションの変更が行われてきた。2016シーズンでは、タイヤサプライヤーがブリヂストンからミシュランとなるほか、ECU(Engine Control Unit)の統一、燃料タンク容量の統一(22L)、使用できるタイヤコンパウンドの統一など、レギュレーション変更が行われた。

ヤマハはこの世界選手権に1961年5月21日のフランスGPから参戦を開始。1964年にはフィル・リードがヤマハにとって初のGPチャンピオン(GP250)を獲得。その後、半世紀以上の間、数々の栄冠を手にしてきた。特に最高峰クラスであるGP500・MotoGPでは、1972年のチャス・モーティマー選手の初優勝以来、ジャコモ・アゴスチーニ、ケニー・ロバーツ、エディー・ローソン、ウェイン・レイニー、そしてバレンティーノ・ロッシ、ホルヘ・ロレンソなどのライダーが勝利を積み重ね、2013年の日本GPで通算200勝を達成(ロレンソ)。2015シーズン終了時点では216勝をあげている。また、これまで6人のチャンピオンを輩出し、ライダータイトルは17回、コンストラクターズタイトルは14回、チームタイトルを6回獲得し、MotoGPでは通算5回の三冠を達成している。

ライダー紹介

ホルヘ・ロレンソ

Movistar Yamaha MotoGP

バレンティーノ・ロッシ

Movistar Yamaha MotoGP

ポル・エスパルガロ

Monster Yamaha Tech 3

ブラッドリー・スミス

Monster Yamaha Tech 3

PROFILE PROFILE PROFILE PROFILE

チーム

ファクトリーチームである「Movistar Yamaha MotoGP」からは、ホルヘ・ロレンソとバレンティーノ・ロッシが、2016年型「YZR-M1」で参戦する。

昨年は、このロレンソとロッシが強さを見せ、最終戦のバレンシアGPまでチャンピオン争いを繰り広げた。この中で序盤に苦しんだロレンソが、第4戦スペインGPからの4連勝を含む7勝を獲得して通算5回目、MotoGPでは3回目となるチャンピオンを獲得。一方のロッシは、初戦のカタールGPで優勝すると、11戦連続で表彰台に上り続け、シーズンのほとんどでランキングトップをキープ。チャンピオンはチームメイトに譲ったものの、4勝を含む15回の表彰台を獲得し、ロレンソと5ポイント差でランキング2位となった。この2人の活躍により、2015シーズンは、通算5回目のMotoGP三冠という最高の結果を獲得した。そして2016シーズンも同様に、MotoGP三冠獲得を目指す。

サテライトチームの「Monster Yamaha Tech 3」からは、昨年ランキング9位となったポル・エスパルガロと、MotoGPで自己最高、サテライト勢ではトップのランキング6位となったブラッドリー・スミスが2016年型「YZR-M1」で参戦する。

 

マシン

YZR-M1

2002年、MotoGP参戦に合わせて開発したファクトリーマシン。呼称の「M」は技術開発を市販車にフィードバックする使命(Mission)と、MotoGPでチャンピオンを獲得する使命(Mission)を示す。YZR-M1はこれまでにV・ロッシと4回、J・ロレンソと3回、通算を7回のチャンピオンを獲得している。



 

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