ヤマハ発動機株式会社

ロードレース世界選手権 MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

最新情報

2012/05/16

モトGP第4戦は伝統のル・マンで開催

モトGP第4戦は今週末、「モンスター・エナジー・グランプリ・フランス」と題して伝統のサーキット、ル・マンで開催される。ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソは第3戦終了時点でランキング2位につけ、トップのC・ストーナーをわずか1ポイントで追っている。トップ返り咲きを狙うロレンソはここル・マンで、これまでにモトGPで2回、250ccクラスで優勝を飾っている。

一方、ここまで厳しい状況が続いたチームメイトのB・スピースは、昨年このコースで自己最高の6位を獲得しており、今年も好成績を目指して巻き返しを図りたいところ。

マシン・セッティングではハード・ブレーキング時のバランスとコントロール性が要求される。ライダーたちはいくつかのシケインを素早く駆け抜け、そのあとに続く短いストレートとタイトなヘアピンへと挑んでいくこととなる。ル・マンでのグランプリ開催は今年で55回目を数え、多くの熱狂的レースファンが詰め掛けることになりそうだ。

更新情報

MotoGP(ロードレース世界選手権)とは

1949年、FIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、欧州を中心としてスタートさせたモーターサイクルロードレースの世界最高峰クラス。当初、最高峰はロードレース世界選手権500ccだったが、2002年に2ストローク500cc以下/4ストローク990cc以下のどちらのマシンでも出場できるMotoGPが誕生した。
2004年からは4ストロークマシンに限定され、2007年からは排気量が800cc以下となった。近年ではタイヤのワンメーク化、レースウイーク中のタイヤ使用本数や年間のエンジンの使用基数制限などが導入されてきた。2012年は、レギュレーションの変更を受け最大排気量が1000ccに変更されるほか、参戦しやすい環境を作るため、CRT(クレーミング・ルール・チーム)が導入される。CRTが適用されると、量産型エンジンを使用したマシンで参戦でき、年間のエンジン使用数は12基、タンク容量は24Lに緩和される。なお、プロトタイプマシンは従来通り、1シーズンの使用エンジンの数は6基、燃料タンク容量は21Lのままとなる。
ヤマハはこの世界選手権に1961年5月21日のフランスGPから参戦を開始。半世紀以上の間、数々の栄冠を手にしてきた。特に最高峰クラスとなるGP500とMotoGPでは、6人のチャンピオンを輩出し、ライダータイトルは15回、コンストラクタータイトルは13回獲得している。また、2011年シーズンを終え通算優勝回数は186勝となっている。

ライダー紹介

ホルヘ・ロレンソ

YAMAHA FACTORY RACING

ベン・スピース

YAMAHA FACTORY RACING

カル・クラッチロー

Monster Yamaha Tech 3

アンドレア・ドビツィオーゾ

Monster Yamaha Tech 3

PROFILE PROFILE PROFILE PROFILE

チーム紹介

2012年ヤマハは、2チーム4人のライダーが参戦する。ファクトリーチームであるYAMAHA FACTORY RACINGは昨年と同様、チームマネージャーにW・ズィーレンベルグ、チームディレクターにはM・メレガリという布陣。またこれにマシンの開発を進めるエンジニアが加わり、ライダーのサポート、及びYZR-M1の開発を進めながらレースに臨む。ライダーは昨年、怪我による欠場がありながらランキング2位を獲得したJ・ロレンソと、昨年MotoGPクラス初優勝を飾り波に乗るB・スピース。
またサテライトチームとして、H・ポンシャラル率いるMonster Yamaha Tech 3が参戦。ライダーには、2011年ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたC・クラッチローに、昨年ランキング3位のA・ドビツィオーゾを加え、さらに強力なチーム体制を築き、YAMAHA FACTORY RACINGとともに、MotoGP三冠達成に挑戦する。

マシン紹介

YZR-M1

2002年、MotoGP参戦に合わせて専用開発したファクトリーマシン。呼称の「M」は技術開発を市販車にフィードバックする使命(Mission)と、MotoGPでチャンピオンを獲得する使命(Mission)を示す。YZR-M1はこれまでにV・ロッシと4回、J・ロレンソと1回、通算を5回のチャンピオンを獲得してきた。なお、今シーズンからはレギュレーションの変更に伴い、昨年までの800ccから1000ccに排気量をアップしている。

2012 YZR-M1の主要諸元

エンジン 1,000cc水冷・直列4気筒・クロスプレーン型クランクシャフト
最高出力 240hp(176kW)以上
ミッション 6速カセットタイプ
フレーム アルミ製デルタボックス
サスペンション 前:オーリンス製 (倒立式・3段階調整式)
後:オーリンス製 (3段階調整式)
ホイール 前・後: MFR製16.5 インチ
タイヤ 前・後: ブリヂストン製16.5インチ
ブレーキ 前:ブレンボ製 320mmカーボンダブルディスク(4ピストン)
後:ブレンボ製 スチールシングルディスク(2ピストン)
車体重量 157 kg(FIM規則に準じる)


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