IA1(全日本モトクロス選手権)とは
1967年からシリーズ戦が開始された全日本モトクロス選手権は、世界選手権、AMAモトクロスなどと同様、自然の地形の中にテーブルトップやフープスなどの人工セクションを設けたクローズドの周回コースで行われ、決勝は30分+1周の2ヒート制(世界選手権は35分+2周の2ヒート制)の伝統的なモトクロス競技である。
現在は国際A級ライセンスを持ったライダーが参戦できるクラスとしてIA1とIA2の2つが設定されており、IA1は国内最高峰として位置づけられている。マシンは2ストローク250cc以下/4ストローク450cc以下のマシンを使用できるが、現在はほとんど4ストロークマシンが使用されている。
レースには経験と実力を兼ね備えた日本のトップライダーが参戦しているため、拮抗した展開が多く、見どころ満載のクラスである。
今年は2011年に導入予定の「IA SHOOT OUT」が、第4戦と第8戦で試験的に開催される。これは従来の第2ヒートに替わって、IA1とIA2の選手が混走する「IA SHOOT OUT」と呼ぶ決勝ヒートを行うもの。この「IA SHOOT OUT」には、IA1とIA2の各第1ヒート上位14人計28人と、IA1とIA2の第1ヒートで15位以下となったライダーの混走によるラストチャンスレースで勝ち上がった2人を含めた30人が出走できる。250ccと450ccのマシンが混走する興味深いレース、試験的な実施だがシリーズ戦同様ポイントが加算される。
ライダー紹介
チーム紹介
YSP Racing Team with N.R.T.は、成田亮のチーム、Narita Racing Teamが運営母体となり、ヤマハスポーツバイクの専門販売店「YSP(ヤマハスポーツプラザ)」がメインスポンサーとなる全日本のヤマハトップチーム。サーキット周辺のYSP店主がレース毎に監督を務める「エリア監督制度」を実施する。成田は2007年から3年連続でIA1のチャンピオンを獲得しており、今年は自身7度目、ヤマハで4度目となるチャンピオン獲得を目指す。
マシン紹介
YZ450F
1998年から市場に投入しモトクロスシーンに4ストロークという新しい流れを生み出したYZ400Fから12代目となる2010年型YZ450F。450ccの水冷4ストロークエンジンには、ヤマハモトクロッサーで初となるF.I.を搭載したほか、前方ストレート吸気・後傾シリンダーという独自のエンジンレイアウトを採用。車体には新設計のアルミ製「バイラテラルビームフレーム」を投入するなど、数々の革新的技術によって扱いやすさと、高いコーナリング性能を実現している。参戦マシンはこのYZ450Fをベースにレースレギュレーション等に合わせたモディファイを施している。



