JSB1000(全日本ロードレース選手権)とは
全日本ロードレース選手権は1967年にスタートした国内二輪ロードレースの最高峰。世界選手権が世界のトップライダーたちのレースであるのに対し、全日本は日本最高のライダーを決める大会であり、ここから多くのライダーが世界に進出している。2010年からは大きくクラス設定が変更。JSB1000、J-GP2、ST600、J-GP3、GP-MONOの5クラスで開催される。
トップクラスであるJSB1000は、750cc、500cc、スーパーバイクと、時代とともに変遷を続け2003年に現在のJSB1000となった。
マシンは、公道走行が可能な4ストローク600~1000cc(2気筒以上)の市販車をレース仕様に改造して使用するため、参戦マシンのほとんどが国内4メーカーの1000ccモデルである。市販車といっても、ストレートを時速280km/hのスピードで駆け抜け、世界選手権にまったく引けをとらないエキサイティングなレースが展開される。
レースでは近年さまざまなトライが行われており、予選では通常のタイムアタック方式に加え、F1で行われているノックアウト方式(予選を3つのセッションに分け、各セッションで上位に入った者が次のセッションに進んでいく方式)の実施や、WSBなどで見られる1大会2レース制を採用し、より見応えのある演出がなされている。
ライダー紹介
チーム紹介
YSP Racing Team with TRCは、ヤマハスポーツバイクの専門販売店「YSP(ヤマハスポーツプラザ)」がメインスポンサーとなるヤマハトップチームであり、監督はサーキット周辺のYSP店主、又は店長がレース毎に務める「エリア監督制度」を実施する。チーム運営は、全日本GP500の3連覇をはじめ、世界選手権参戦、鈴鹿8耐優勝などの経歴を持つ平忠彦が代表を務めるTaira Racing Corporationが行う。
ライダーは、2008〜2009年とJSB1000を制している中須賀克行選手が参戦。昨年は、平、藤原儀彦がヤマハで達成した国内最高峰クラスでの3連覇を目指して戦ったが、後一歩届かずランキング4位。今年は再びチャンピオンをめざしリベンジのシーズンとなる。
マシン紹介
YZF-R1
1998年の初代モデルのデビューから6代目となる現行YZF-R1は、「Ultimate Cornering Master 1000」をコンセプトに開発したモデル。MotoGPマシンYZR-M1の技術に基づいた「クロスプレーン型クランクシャフト」を採用している。このYZF-R1のJSB1000への参戦は、今シーズンで3年目となり、2年間のデータをベースにさらに進化した走りが期待される。



