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モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.11 7月7日 インドネシア

RACE DATA

■概要
■大会名称:2019年第11戦インドネシアGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2019年7月7日
■開催地:パレンバン(1520m)
■天候:晴れ/気温35℃
■観客数:30,000人

REPORT

Monster Energy Yamaha Factory MXGPのフェーブルとシーワーが共に表彰台

FIMモトクロス世界選手権第11戦インドネシア・グランプリでMonster Energy Yamaha Factory MXGPのデュオ、ロマン・フェーブルとジェレミー・シーワーが、「Semakin Di Depan(※インドネシア語=もっと前へ)」スピリットで健闘。それぞれ2位と3位に入り、表彰台に立った。これにより今シーズン、ヤマハは5戦連続のダブル表彰台を記録した。

レースの舞台となったパレンバン・サーキットは、オピ・ショッピングモールのすぐ隣の平らな土地にインドネシアGPのため特別に建設されたユニークなサーキット。このコースはタイトで曲がりくねったレイアウトにより、追い抜きが非常に難しい。

シーワーはレース1の序盤に有利な展開を見せ、レース前半2位を堅持していたが、コースから飛び出してM・アンスティ(KTM)の先行を許してしまう。シーワーは3番手でコースに復帰してそのままフィニッシュ。ヤマハ勢がこれに続くが、唯一G・コルデンホフ(KTM)がこれに割って入り、5位でレースを終えた。

フェーブルはレースの大半でMonster Energy Wilvo Yamahaのデュオ、アーヌー・トヌスとゴーティエ・ポーリンに先行し、スムーズでコントロール良く、そして速い走りを見せていた。そして残り8分、コース上の湿気がマシンにトラクション不足を引き起こし、それがフェーブルに有利に働いた。YZ450FMのトルクを活かし、ゴールまで残り2周となったところでコルデンホフをパスして4位に上がるとそのままフィニッシュした。

2位を走行中にミスを冒したシーワーだが、4位に入ったチームメイトのフェーブルの前、3位でフィニッシュして堅実なパフォーマンスを示した。トヌスは単独走行で6位、ポーリンはこれに遅れること23秒の7位でチェッカーフラッグを受けた。

レース2は、Monster Energy Wilvo Yamaha MXGPチームのトヌスは、第1ターン出口でマシントラブルのためにDNF、チームにとってほろ苦いものとなった。

ゲートが下りると、シーワー、フェーブル、そしてポーリンは非常に速いスタートを見せてトップ5以内につける。2周目、シーワーはホットになり過ぎてわだちに絡み、ほとんど転倒しそうになり、2番手をチームメイトのフェーブルに譲ることになった。その後、フェーブルは選手権ランキングリーダーのT・ガイザー(ホンダ)の追撃を開始する。

ガイザーのミスを活かすことができるまで接近していたフェーブルは、4周目にリードを奪うと、その優れたスロットルコントロールと粘土質の路面でのライディング能力によってレースを制した。MXGPでのフェーブルの勝利は2017年8月のスウェーデン以来。

チームメイトのシーワーは力走を続けて4位を堅持。一方、ポーリンはトップ5フィニッシュを達成した。

フェーブルは今シーズン3度目の表彰台に立った。一方、シーワーは、先月のロシアで自身初の表彰台に立って以来、2度目となる表彰台に上がった。Monster Energy Yamaha Factory MXGPの2選手が共に表彰台に上がったのは、2016年3月のタイのMXGP以来となった。

この結果、シーワーはMXGP選手権ランキング3位の座をより強固なものにした。シーワーは2位のライダーを38ポイント差で追い、4位に続くポーリンとの差は現在9ポイントに拡大している。

ポーリンはグランプリ総合成績では6位となり、レース2で悲痛なリタイアを喫したトヌスは13位となった。トヌスは現在、選手権ランキング5位につけており、一方、フェーブルはトップ10圏内に浮上した。

MXGPライダーはこの後、インドネシアの中部ジャワ地区に向かい、5日後にスマラン・サーキットで開催されるシリーズ第12戦に臨む。

RESULT Race.1

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Monster Energy Yamaha Factory MXGP

ロマン・フェーブル選手談(4位/1位:総合2位)

「前回レースに勝ってから、あまりにも長い時間が経ってしまった。キツかったし、自分のやっていることに疑問を抱いていたが、それもやっと終わり、やり遂げたけど、総合成績ではまだ2位なので、グランプリに勝ちたい。レースに勝つのは常にうれしいけど、表彰台の最上段に立ちたい。今シーズンはそれがすごく近いと感じているけど、ほんの少しの差で逃している。実現できるよう願っているし、来週のセマランは、コースが好きなので楽しみにしている。高速コースで、ライディングが楽しいので、良い天気とスタート、全てがうまく行くことを願っている」

ジェレミー・シーワー選手談(3位/4位:総合3位)

「僕は今シーズン、すごく安定している。ミスで逃したが前回のGPでは自分が表彰台に値することを示した。今年は良いレースをたくさんやったし、バイクに乗ったフィーリングも良い。シーズンのスタートは思うように行かなかったけど、自分の一貫性には本当に満足している。このような厳しい状況の中で表彰台に立てたことをうれしく思っている。両レースともスタートは良く結果を出すことができた。自分に改善できる部分があることはわかっているし、それに取り組むつもりだけど、現状や物事の進み方にも満足している」

Monster Energy Wilvo Yamaha MXGP

ゴーティエ・ポーリン選手談(7位/5位:総合6位)

「週末のスタートは良かった。コースはクールで、すごく粘着性があって、僕は最速タイムを記録することができた。レース1では最高のスタートはできなくて、コース上では皆の速さに本当に差がなくて、追い抜きが難しかった。レース2はチャレンジングだった。というのもサイティングラップで小さなトラブルがあり、ストレスがたまり始めた。普通にスタートして、第1コーナー辺りでは3番手で、フロントブレーキにちょっとトラブルがあったけど、5位でフィニッシュした。言い訳ではなく、バイクに乗った感触は良かったので、次のラウンドがすごく楽しみだ。冷静さを保ち、プッシュし続ける。すべてのハードワークをいとわず、サポートしてくれるMonster Energy Wilvo Yamaha MXGPチームにすごく感謝している」

アーヌー・トヌス選手談(6位/20位:総合13位)

「全体的に厳しい週末だった。このコースに慣れて自分のリズムをつかむまでに時間がかかったような気がする。それに気づきはじめたけど、遅すぎた。レース1は6位で、レース2では好スタートを決めたのに、第1ターン出口にも達しないところでバイクがストップしてしまった。不運だった。でもこういうことはこのスポーツの一部であり、起こり得ることなので、次のラウンドに焦点を切り替えるよ」

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