本文へ進みます

モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.12 7月14日 アジア

RACE DATA

■概要
■大会名称:2019年第12戦アジアGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2019年7月15日
■開催地:インドネシア・スマラン(1730m)
■天候:晴れ/ 気温35℃
■観客数:50,000人

REPORT

トヌス&シーワーが今シーズンのヤマハ16回目の表彰台入りを果たす

Monster Energy Wilvo Yamaha MXGPのアーヌー・トヌスとMonster Energy Yamaha Factory MXGPのジェレミー・シーワーが、インドネシアのスマランで開催されたMXGP世界選手権第12戦でヤマハの好調な流れをキープした。スイス人ライダー2選手は、表彰台の2段目と3段目に立ち、最上級クラスにおける今シーズンのヤマハの表彰台獲得総数を16に伸ばした。この結果、シーワーはMXGP選手権ランキングで2位に、トヌスも4位にそれぞれ浮上した。

Monster Energy Yamaha Factory MXGPのデュオ、ジェレミー・シーワーとロマン・フェーブルはともにYZ450FMを駆ってレース1で見事なスタートを見せた。両選手はレース序盤、トップ3内のポジションをバー・トゥ・バーで争うが3周目、フェーブルがウエーブセクションへの進入時、加速中に滑りやすいスポットで4位を走行中に転倒してしまう。

スマランの粘土質の路面は非常にハードパックで滑りやすく、このサーキットではライダーに慎重さが要求された。Monster Energy Wilvo Yamaha MXGPのアーヌー・トヌスは自身のラインを見出すのに時間がかかったが、リズムを掴んだ。一方、チームメイトのゴーティエ・ポーリンはなかなか楽に走ることができない。

9周目にP・ジョナス(ハスクバーナ)が2位から脱落すると、3選手はひとつずつ順位を上げるが、トヌスはA・ジャシコニス(ハスクバーナ)を急襲してこれをパス。3位に上がった。気温が上がるにつれて、ライダーはエネルギーを消耗する。トヌスは渾身のエネルギーを振り絞ってライディングを続け、シーワーがサーキットの裏側でハイサイドを起こした際に2位に浮上した。

トヌスはレースを制したT・ガイザー(ホンダ)に3秒差の2位でフィニッシュ。一方、シーワーはすぐに再走を果たして3位を守ってチェッカーフラッグを受けた。ポーリンは9位でフィニッシュラインを通過したが、フェーブルは転倒時にハンドルバーを曲げてしまい、以後の走行は不可能となった。

シーワーはレース2でシーズン初となるホールショットを奪い、またひとつのマイルストーンを打ち立てた。シーワーに続くのはトヌスで、フェーブルは小さなミスを冒して6位に後退する。

オープニングラップ終了までにレース1のウイナー、ガイザーがリードを奪い、シーワーとトヌスは2位争いを展開する。その後、6周目にトヌスが小さなミスを冒してジョナスの先行を許してしまう。ジョナスは2位に上がり、軽快な走りのトヌスがこれに続く。

トヌスはジョナスとスリリングな2番手争いを開始するが、パスすることができない。一方、シーワーは容赦のない路面でリスクを冒すことを嫌い、4位をキープ。5位にはポーリンがつけていたが、11周目に転倒。代わってこれに続いていたフェーブルが5位に上がり、単独走行。ポーリンは結局、8位でフィニッシュした。

トヌスはグランプリ総合成績で2位となり、今シーズン6回目のシャンパンファイトを演じた。MXGP選手権ランキングでも4位に浮上した。シーワーは3回目のポディウムフィニッシュを飾り、総合3位。MXGP選手権ランキングでは2位に浮上した。両選手の活躍により、ヤマハとYZ450Fは6回目のダブルポディウムフィニッシュを記録した。

ポーリンは総合8位となり、MXGP選手権ランキングは5位。チームメイトのトヌスを3ポイント差で追っている。レース1をノーポイントで終えてしまったフェーブルはグランプリ総合成績で13位。選手権ランキングでは10位のまま。

MXGP世界選手権、次戦は7月28日の週末にチェコ共和国のロケトで開催される。

RESULT Race.1

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Monster Energy Yamaha Factory MXGP

ジェレミー・シーワー選手談(3位/4位:総合3位)

「厳しいコースだった。昨日はちょっと苦戦した。僕はここのようなダートを準備するのがどれほど大変なことか知っている。コースのスタッフは昨日と比べて良い仕事をしてくれたと思う。2回連続で表彰台に上がれたことをすごくよろこんでいるし、自分の自信のためにもすごく良いことだ。今日はともかく怪我なく無事に終えたかった。ここでリスクは冒したくなかった。それで表彰台の一角に上がることができたのだから、それについて満足している」

ロマン・フェーブル選手談(DNF/5位:総合13位)

「昨日はすごく良い一日だった。ポールポジションを獲れたし。今日は良い感じだったけど、レース中の加速時にリアがホイールスピンしてクラッシュしてしまった。自分は大丈夫だったけど、ハンドルバーがひどく曲がってしまってそれ以上の走行はできなかった。レース2の第1コーナーでミスを冒してしまって5位でフィニッシュ。これは自分が望んでいた位置ではまったくない。ロケトではもっと良くなることを期待している」

Monster Energy Wilvo Yamaha MXGP

アーヌー・トヌス選手談(2位/3位:総合2位)

「数日前のパレンバンでの厳しい週末から立ち直れたのは、特にこのコースでそれができたのは素晴らしい気分だ。流れと良いフィーリングをつかむのがすごく大変だった。コースはすごく滑りやすくて、良い感じで走れるようになるまで時間がかかった。今日は昨日より良い感じだった。今日のプラクティスに向けてバイクにかなり変更したら良い感じになって、これが大きく影響した。今日は時間をかけることが重要だった。ここは簡単にミスしてしまうので一歩一歩着実に行った。全体にすごく満足している」

ゴーティエ・ポーリン選手談(9位/8位:総合8位)

「インドネシアで2回目のグランプリだったけど、キツかった。自分にはまったく合わなかった。ここではあまり良い感じではなかった。レース2に向けて大幅に変更したらかなり良い感じになった。自分のリズムに戻ったけど、そうなるのが遅すぎた。それでもちょっと楽しめた。ピットレーンの先でクラッシュして、8位でフィニッシュした。このことはレース結果が、レース2での自分の速さを示していないことを意味していたけど、自分のリズムを見つけることができたことには満足している。遅れても何もないよりはマシだ。ヨーロッパに戻ってロケトに並ぶのを楽しみにしている」

ページ
先頭へ