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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.14 7月31日 ベルギー

RACE DATA

■大会名称:2016年第14戦ベルギーGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2016年7月31日
■開催地:ロケト(コース長:16,75m)
■天候:晴れ/曇り 気温28℃

REPORT

ファン・フォルベーク、母国のサンドコースでトップ5フィニッシュ

Monster Energy Yamaha Factory Racing Official MXGP Teamのジェレミー・ファン・フォルベークが日曜日、過酷な路面コンディションで知られる、ロンメルで開催されたベルギー・グランプリで総合4位に入り、母国の観衆を歓喜させた。一方、ロマン・フェーブルは第1ヒートでは5位に入るものの、第2ヒート終盤にクラッシュを喫して後退。総合13位でグランプリを終えた。

Kemea Yamaha Official MX Teamの、ヴァランティン・ギヨーは、雨から晴れに変わる天候の下で体力を消耗させられた。目まぐるしく路面が変化するロンメル・サーキットでYZ450Fを駆り、総合19位となった。

ファン・フォルベークは第1ヒート、地の利を生かしてスタートの遅れを挽回した。(ロンメルのモトクロスコースで大半のトレーニングを行っている。)轍にも対応をみせ、YZ450FMを20位から7位まで押し上げてフィニッシュ。第2ヒートではファン・フォルベークのスタートは良く、35分間のレースをトップ5内につけて走行。新しいエンジンと今月から取り入れたトレーニングの効果があったのか、4位でフィニッシュラインを通過。疲労がうかがえるもチェッカーフラッグを満面の笑みと共に受けた。

一方で、フェーブルは第1ヒートで同じC・ドゥサル(カワサキ)、総合優勝を果たしたK・ストライボス(スズキ)とタフなバトルを展開し、5位でフィニッシュした。第2ヒートフェーブルは不運にも深くなった轍に足をとられてスタート後すぐにクラッシュ。23位から9位まで追い上げたものの、2度目の転倒を喫し、リタイア。27位となり、総合結果は13位に終わった。

ギヨーは奮闘して両ヒートを走り抜いた。第1ヒート序盤には速さを示したギヨだったが、体力を消耗させるこのサーキットに苦戦。MX2クラスの時にチャンピオン争いをロンメルでした経験もあったが、難しいコンディションの中、トップ20でフィニッシュ。来週の母国で開催されるスイスGPに期待している。

今季の選手権は残り5戦。ファン・フォルベークは2016年FIMモトクロス世界選手権のポイントランキングで、チームメイトのフェーブルとの差を43ポイントに短縮した。ランキングはそれぞれ6位、4位につけている。一方、ギヨーは7位で、これを追うG・コルデンホフ(KTM)に15ポイント引き離している。

MXGP RESULT Race.1

MXGP RESULT Race.2

RIDERS RANKING MXGP

CONSTRUCTORS RANKING MXGP

COMMENT

ジェレミー・ファン・フォルベーク選手談(7位/4位:総合4位)

「全体的に良い一日だった。この週末に向けてハードワークを続けて来た。というのも僕はこのコースが好きではないので、このレースに備えるために何度もここに来たんだ。ここはタフなサーキットで、ライダーには両ヒートともすべてのエネルギーを出すことが要求される。第1ヒートはスタートで出遅れて抜かれて行った。ラストから7位まで追い上げるには多くのエネルギーを要するよ。第2ヒートでは費やしたものが報われた。チームはすごい仕事をしてくれた。やったよ」


ヴァランタン・ギヨー選手談(18位/18位:総合19位)

「ここの砂はすごく深くて、バンプはすごくトリッキーだ。ここでのライディングは難しい。来週のスイスでのレースはハードパックで、すごいジャンプがある。自分の母国の観衆にすごいショーを見せるのがとても楽しみなんだ」

ロマン・フェーブル選手談(5位/27位:総合13位)

「腰を痛めたけど、すぐ回復するだろう。今日は第2ヒートで2度クラッシュした。序盤とそれから終盤と。期待外れの結果になってしまったけど、チームがハードワークを続けていることを知っているし、来週のスイスでは良い結果が得られることもわかっている」

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