本文へ進みます

MotoGP/Moto2

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPとMoto2に関する情報をお届けします。

Rd.04 5月2日 スペイン

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第4戦スペインGP
■開催日:2021年5月1日(土)予選結果
■開催地:ヘレス/スペイン(4.423km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度 ■路面温度:42度
■PP:F・クアルタラロ(1分36秒755/ヤマハ)

REPORT

クアルタラロが2戦連続ポールポジション、モルビデリが2番手

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロがへレス・サーキットで4回目となるポールポジションを獲得。チームメイトのM・ビニャーレスはウイーク2日目に決勝用セッティングで大幅な進化を見せ、FP4で2番手獲得と健闘したが、Q2セッションでは思い通りの速さを発揮できず7番手となっている。

PETRONAS Yamaha Sepang Racing TeamのF・モルビデリはFP2の2回のラップタイムがキャンセルとなり、Q2セッションへの進出を逃したが、Q1でトップタイムをマーク。Q2では2番手を獲得し、今季初となるフロントロー・スタートを手中にした。チームメイトのV・ロッシは17番手となった。

Monster Energy Yamaha MotoGPのクアルタラロがポールポジション獲得

クアルタラロとビニャーレスは他のライダーが後方に付けてくるのを避けるため、しばらく待ってからQ2セッションをスタートした。コースに出るやペースを上げたクアルタラロは1分36秒807でいきなりトップに浮上。次のトライではタイム更新はならなかったものの、0.005秒のアドバンテージを保ったままピットに戻り、新品タイヤに履き替えた。

残り5分半で2回目の走行を開始すると、第1、第2セクターでタイムを短縮。第3セクターではミスがあり記録更新はならなかったが、依然、トップを維持していた。それでも最終ラップではもう一度トライして、1分36秒755へと更新。2番手との差を0.057秒に広げてポールポジションを獲得した。

チームメイトのビニャーレスはFP4での好調を予選セッションにつなげたかったが、Q2がスタートするとフィーリングが変化していた。最初のトライで9番手につけたあと一時は11番手まで後退。厳しい状況のなかで、もう一度プッシュし、5番手まで挽回してから残り7分半でピットに戻った。

その後もビニャーレスは新品タイヤに履き替えてトップとの0.263秒差を追っていく。しかしその後のタイム更新はならず、1度目の走行で記録した1分37秒070で7番手。トップとの差は0.315秒だった。

モルビデリが2位を獲得、フロントローへ復帰

モルビデリはFP3で1分37秒083を記録しており、7番手を獲得しQ2進出が可能になると思われていた。ところがコースリミット越えにより2ラップにわたり記録が取り消され、11番手に留まることとなってしまった。復活を期すモルビデリはQ1で1分36秒916へと更新してトップを獲得。Q2の1ラップ目でさらに1分36秒812まで短縮して2番手につけ、最後までポジションをキープしてフロントローを獲得した。トップとの差は0.057秒だった。

一方のロッシはFP3で前日までのタイムを更新して順位を上げたものの、トップからは0.719秒離されて15番手に留まった。Q1では序盤で8番手につけたあと、電子制御システムの不具合がありなかなかペースが上がらなかったが、終盤で1分37秒915に更新して7番手。決勝は17番グリッド、6列目からスタートすることとなった。

MotoGP RACE RESULT

順位ライダーチームマシンタイム
1 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGPYamaha 1'36.755
2 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRTYamaha 1'36.812
3 J・ミラー Ducati Lenovo TeamDucati 1'36.860
4 F・バニャイア Ducati Lenovo TeamDucati 1'36.960
5 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSUHonda 1'37.008
6 J・ザルコ Pramac RacingDucati 1'37.054
7 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGPYamaha 1'37.070
8 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team GresiniAprilia 1'37.085
9 A・リンスTeam SUZUKI ECSTARSuzuki 1'37.124
10 J・ミルTeam SUZUKI ECSTARSuzuki 1'37.154
11 B・ビンダーRed Bull KTM Factory RacingKTM 1'37.467
12 S・ブラドル Repsol Honda TeamHonda 1'37.502
13 P・エスパルガロ Repsol Honda TeamHonda 1'37.407
14 M・マルケスRepsol Honda TeamHonda 1'37.489
15 E・バスティアニーニ Esponsorama RacingDucati 1'37.675
16 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory RacingKTM 1'37.746
17 V・ロッシ Petronas Yamaha SRTYamaha 1'37.915
18 L・マリーニ SKY VR46 EsponsoramaDucati 1'37.925
19 D・ペトルッチ Tech 3 KTM Factory RacingKTM 1'38.065
20 A・マルケス LCR Honda CASTROLHonda1'38.069
21 I・レクオーナ Tech 3 KTM Factory RacingKTM 1'38.139
22 L・サバドーリ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1'38.325
23T・ラバト Pramac RacingDucati 1'38.641

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談(予選トップ/1分36秒755)

「ヘレスは大好きなコースのひとつ。今日は絶好調でした。ヤマハのマシンに乗ってこのコースで4回レースをしていますが、その4回ともポールポジションを獲得することができたのですから、今は最高の気分です。しかし今日のQ2セッションは決して簡単ではありませんでした。第6コーナーと第13コーナーでは危うく転倒という場面もあり、6コーナーではミスをしてしまいました。とは言え、結果的にポールポジションを獲得できたので、そのことが重要だと思っています。明日の決勝も厳しい戦いになると思いますが、準備はできています。タイヤはミディアムもハードもとても良い状態なので、明日のウォームアップで、どちらにするか決定します」

M・ビニャーレス選手談(予選7番手/1分37秒070)

「フィーリングはいいのですが、決して十分とは言えません。2回目の走行ではなぜか、まったくいいところがなく、私自身、どうすることもできませんでした。そのような状態ですから、今後の課題はあらゆる箇所を改善していくということになります。今日もそのことに取り組み、FP4では成果が見られました。リズムは悪くないので、慌てることなく冷静でありたと思います。明日の決勝では完璧なスタートが求められます。すべてはレース中のリズムにかかっていると思っています」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「クアルタラロ選手は絶好調で、とてもいい仕事をしてくれました。昨日までの課題を克服し、今日はこのように素晴らしい走りができるようになりました。ソフト、ミディアム、ハードとすべてのタイヤを試し、そのすべてで安定して走れていたので、明日に向けて選択の幅が広がったことは大きな成果です。ポールポジションは彼にとってもチームにとってもうれしいものですが、それ以上に決勝用セッティングでのペースに満足しています。FP4での好調を非常にポジティブに受け止めています。ビニャーレス選手もまた、フリープラクティスでは好調でした。グリッド2列目までに並ぶことを期待していましたが、Q2では2本目のリアタイヤが十分にグリップせず、思うようにペースが上がりませんでした。明日までにセッティングの最終調整を行い、さらに改善してからウォームアップに臨みます。タイヤの決定はそのときに行います」

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team

F・モルビデリ選手談(予選2番手/1分36秒812)

「今日はマシンのフィーリングがとても良かったので、しっかりチャンスをつかめれば、いい仕事ができると確信していました。ポテンシャルは十分だったのですが、結果に結びつけるまでに多くのハードルを越えなければなりませんでした。そのような難しい状況のなかでチームが素晴らしい仕事をしてくれて、最終的にここまで来られたことに満足しています。Q1セッションは"オール・オア・ナッシング"の意気込みで臨みました。限界まで攻めて、ついにトップをつかみとったのです。当然、私はそのための準備をしていましたし、それをやり切って好結果を得ることができ、今は本当にうれしい気持ちです。何周にもわたってリズムを維持しており、自信を持って明日を迎えることができます。ライバルたちの状況も見ていかなければなりませんが、フロントロー・スタートから表彰台獲得を狙っていくチャンスだと思っています」

V・ロッシ選手談(予選17番手/1分37秒915)

「セッティングをモディファイして、昨日よりも少し良くなりました。FP3ではトップから0.719秒差で、ライバルたちが皆、速かったため15番手となってしまいました。予選セッションではもう少し上げていけると考えていましたが、電子制御システムの不具合もあって17番手という厳しい結果になりました。明日までにさらに改善を目指し、タイヤの状態も把握する必要があります。このコースは、ペースさえ良ければオーバーテイクは可能ですが、もちろん簡単なことではありません。特別な作戦は特になく、ただベスト・スタートを目指すだけです」

ページ
先頭へ