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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 4月4日 ドーハ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第2戦ドーハGP
■開催日:2021年4月2日(金)フリー走行、3日(土)予選、4日(日)決勝
■開催地:ロサイル/カタール(5.380km)

CIRCUIT DATA

■コース長:5.380km
■サーキットレコードラップ:1分54秒624(2021年:M・ビニャーレス)
■サーキットベストラップ:1分52秒772(2021年:F・バニャイア)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、ロサイル・インターナショナル・サーキット第2ラウンドへ

わずか数日前に優勝を果たしたばかりのロサイル・インターナショナル・サーキットで、Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとファビオ・クアルタラロが今季2戦目に臨む。好調にシーズンをスタートしたふたりは意欲満々でこの第2戦に挑む。

開幕戦で圧倒的な強さを見せて優勝を果たしたビニャーレス。その勢いを維持することが求められるが、それ以上に本人は、しっかりと地に足を付けて臨むことの重要性を強調する。今回もライバルたちの激しい攻勢を抑えるため、ハードワークに取り組みながら、さらなる改善を追求していく。

ビニャーレスはヤマハに加入した2017年、ここカタールの最高峰クラスで初めての優勝を果たしており、前回はそれに続く2度目の優勝を果たした。Moto3クラスでは、2012年と2013年にそれぞれ1位と2位を獲得している。

チームメイトのクアルタラロも、ファクトリーチーム加入1戦目に素晴らしい走りを見せた。とくに序盤は好調でトップ3を維持。その後タイヤの消耗により表彰台圏内から後退したものの、5位で走り切り貴重な11ポイントを持ち帰っている。

ここロサイル・インターナショナル・サーキットでは先週の5位が最高位。2戦目の今回は最後までトップ争いに加わることを目標に、より一層のポジションアップを目指す。

カタールのドーハ郊外に建設されたロサイル・インターナショナル・サーキットは2004年にMotoGPの舞台のひとつとなり、4年後には最初で唯一のナイトレース開催場所となった。コースの中ほどのセクションは流れるようなレイアウトで、その中高速コーナー(左:6、右:10)がヤマハのマシンに適している。しかしこのコースを象徴するのは何といっても、全長1kmを越えるメインストレートから続く急旋回の第1コーナー。このコンビネーションが多くのオーバーテイクを実現する。

ドーハGPも夜間に行われるためタイムスケジュールが通常とは異なり、FP1が現地時間で金曜日の15:40-16:25、FP2が20:00-20:45、FP3とFP4は土曜日の15:15-16:00と19:20-19:50に行い、続いて20:00-20:40が予選となる。日曜日には15:40-16:00にウォームアップ、決勝は20:00(日本時間の午前2:00)にスタートする。

Petronas Yamaha SRT、ロサイル・インターナショナル・サーキットでリベンジを目指す

Petronas Yamaha Sepang Racing Teamのバレンティーノ・ロッシとフランコ・モルビデリは今週末、ロサイル・インターナショナル・サーキットでの2戦目に臨み、実力を発揮しきれなかった前回のリベンジを期す。

予選4番手と速さを見せながら結果につなげられなかったロッシ。今回こそ最終日まで好調を維持し、ここカタールで9回目となる表彰台を目指す。8回目の表彰台は2018年の3位で、8番グリッドからの挽回だった。

チームメイトのモルビデリは前回、グリッド上でスタートを待つ間にメカニカル・トラブルが発生してしまった。このバッドラックの流れを転換するためチームとともにハードワークに臨み、ポジションアップとポイント獲得を目指す。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

M・ビニャーレス選手談

「第2戦をとても楽しみにしています。開幕戦の優勝は最高の気分でしたが、それ以上に私にとって重要なのはマシンのフィーリングで、それが最もうれしかったことです。ライダーはみなライバルたちとの競り合いが大好きで、それこそがレースを面白くしてくれます。先週はそれができたことが大きな収穫でした。今後もこのフィーリングをキープし、さらに改善していくことが求められます。ライバルたちも日々、強さを増してくるので、私たちもプッシュし続けなければなりません。とくにスタートは重要な課題になります」

F・クアルタラロ選手談

「ロサイルでの2戦目は2度目のチャンス。とても楽しみにしています。先週は序盤は絶好調でしたが、途中からリアタイヤのグリップが大きく低下してしまい、表彰台争いに加わることができませんでした。5位は決して悪くありませんが、もっと上を目指せると思っているのです。データを見直して決勝に臨みます。とてもわくわくしています!」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「開幕戦優勝は素晴らしい出来事でした。私たちは大きな達成感を楽しんできましたが、同時に、常に雲のなかから頭を出して、次の仕事に気持ちを集中しておくことが重要だと考えます。先週の戦いぶりは見事でしたが、ライバルたちもとても強かったのです。チームとしては第2戦に備え、先週の決勝のデータをしっかり分析してきたつもりです。準備は整っています」

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team

V・ロッシ選手談

「先週の開幕戦ではもっと上を狙っていましたが、決勝ではリアタイヤのグリップ低下に悩まされることになってしまいました。残念な結果ではありましたが、予選で自己ベストを更新して4番手を獲得できたことは大きな収穫で、とても満足しています。フリープラクティスが始まるまでに前回のデータを分析して問題を解決し、フィーリング向上を目指します。決勝ではもっと上のポジションを狙い、結果につなげたいと思っています」

F・モルビデリ選手談

「今回も難しいレースになりそうです。プレシーズンテストと先週の開幕戦を終えた今、マシンに何か変化が出てしまったように感じています。でもとても好調なときもあって、とくに午後の時間帯ではスピードも十分あるのです。原因を解明するためにデータ分析を進めています。状況を把握し、何とか問題を解決したいと思っていますが、もしそれができなかったとしたら、ダメージを最小限に抑え、少しでも多くポイントを獲ることを目標に戦います」

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