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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.10 8月5日 チェコ

RACE DATA

■大会名称:第10戦チェコGP
■開催日:2018年8月3日(金)フリー走行総合結果

■開催地:ブルノ/チェコ(5.403km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:32度 ■路面温度:40度

REPORT

Movistar Yamaha、フリープラクティスでベース・セットアップに注力

ブルノ・サーキットでフリープラクティス・セッションがスタートし、2回のセッションが行われた。Movistar Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスははじめセッティングに苦戦したが、第2セッション終盤で調子をつかんで総合6番手を獲得。チームメイトのV・ロッシも7番手で続いた。

ビニャーレスはシーズン後半戦最初のセッションを静かにスタート。前の2戦では表彰台に立っているが、そのときと同様、午前中の第1セッションでは様々なセッティングをテストした。その結果、ベストラップは1分57秒764。トップから1.117秒差の14番手でセッションを終了した。

午後からの第2セッションでは、決勝の暑さも想定しながら準備を継続。終盤になって1分56秒台に入れると、最終的には1分56秒392まで短縮。これで総合6番手に上がり、トップ0.416秒差まで近づいた。

一方のロッシは、第1セッションの最初のラップでいきなり2番手につける好調ぶり。しかしすぐさまセッティング作業に移ってマシンのパーフェクト・バランス追求に専念した。そしてテストを続けながら少しずつ向上させ、ラップタイムでは1分56秒888を記録。トップに0.241秒差まで迫る5番手につけた。

第2セッションも引き続きセッティングに集中したロッシ。終盤になってプッシュを試みると、第1セッションのベストラップをコンマ5秒近く短縮して1分56秒480を記録した。トップとの差は0.504秒、総合7番手で初日を終了した。

シャーリンとザルコがシーズン後半戦を好調スタート

Monster Yamaha Tech3のH・シャーリンとJ・ザルコはMonster Energy Grand Prix Ceske Republikyに並々ならぬ熱意をもって臨んでおり、フリープラクティス初日から力強いパフォーマンスを見せている。

シャーリンはセッション・スタートから速さをアピール。YZR-M1で初めて走るブルノ・サーキットを素早く攻略し、第2セッションでは、第1セッションのタイムを1.228秒も短縮。ヤマハ勢最高の4番手を獲得した。

一方のザルコは第1セッションで1分56秒647を記録してトップを獲得。第2セッションでは決勝セッティングに専念しながらも0.112秒短縮。総合9番手で初日を終了した。シャーリンとザルコが待ち望むフリープラクティス第3セッションは、現地時間土曜日の9:55にスタート。

RESULT

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談(フリー走行総合6番手/1分56秒932)

「とても良かったと思います。マシンはまだ完璧ではありませんが、とくにリズムにおいてはトップにかなり近づいています。あと少しの差を縮めていくために、明日以降も懸命に作業に取り組み、プッシュを続けていきます。タイヤのフィーリングが良く、すべてのタイプに満足できました。あとはそれをしっかり機能させるだけで良さそうです。今日はとても暑かったので、正直、少し苦しかったのですが、どうやらこの先も同じような状況になりそうです。現時点で足りないところを、できるだけ埋めて、準備を整えなければなりません。ここブルノは、私にとってはベスト・コースではないかもしれませんが、マシンがよく走ってくれているので、前の2戦の好調をキープできるよう頑張ります」

V・ロッシ選手談(フリー走行総合7番手/1分56秒480)

「久しぶりのライディングはいつも、うれしいものです。でも今日は非常に暑くてコンディションは最悪。体力的にとてもきつかったのですが、それ以上にタイヤにとって厳しいものとなりました。実際のところ、グリップ・レベルを把握するのが難しいほどだったので、多くのライダーが様々なタイヤ・オプションを試していました。私はソフトとミディアムをテストしましたが、あまり問題がなさそうなハードは外しました。このコースはタイヤをすり減らしやすく、数ラップするとリアのスライドが激しくなってしまったので、まだまだ多くの作業が必要です。明日のペースに注目です」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「シーズン後半戦が始まりましたが、ブルノ・サーキットの暑さのせいで楽なスタートとはなりませんでした。このように気温が高い状況のときは、たいていいつも苦労するのです。そのためセッティングについてはまだ多くの課題が残っていますが、ライダーたちのフィーリングは決して悪くありません。グリップ不足に対処し、電子制御システムと機械的要素の両方を駆使して解決していくことが必要です。タイヤについてはほとんどのスペックをテストしましたが、明日はその残りも試してから最高のものを選びたいと思っています」

Monster Yamaha Tech3
H・シャーリン選手談(フリー走行総合4番手/1分56秒200)

「今日はマシンのフィーリングがとても良くて、マシンも私自身もいい仕事ができました。すべてはチームのみなさんのおかげです。シーズン前半の9戦でハード・ワークを続けてきて、夏休みが終わると、このように好調にサーキットに戻って来ることができたのです。今日はおもな要素すべてを理解することに努め、それがうまくいきました。現時点で暫定Q2進出ということですが、もちろん、明日の第3セッションのなかで私の本当の位置がわかることになります。集中し、冷静さをキープし、スムースに乗れるようトライしたいと思っています。というのも、このような、流れるようなコースにおいては、ハードにプッシュし過ぎることなく、うまく乗る方法を見つけたからです。ここまでの作業が実を結んだことに喜んでいます。明日はQ2直接進出を目標に頑張ります」

J・ザルコ選手談(フリー走行総合9番手/1分56秒535)

「シーズンの再スタートはとてもうまくいったと思います。フリープラクティス第1セッションが好調で、新しいミディアム・タイヤで好タイムを記録することができ、トップに立てたのでハッピーでした。午後は非常に暑くなりました。そのなかでも、ほとんどすべてのタイヤを試して理解し、ある程度のフィーリングをつかめたことはとても良かったと思います。それが決勝までの準備のなかで重要な要素だからです。ソフト・タイヤでは、最終コーナー出口でアンラッキーが重なりました。好タイムが出ると期待できた2ラップで、ちょうど遅いライダーを抜かなければならないタイミングになってしまい、タイムをロスしてしまったからです。ラップタイムで前へ出られなかったことは残念ですが、依然としてトップ10には入っているので、明日に向けて良い状態にあると考えています」

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