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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.10 8月5日 チェコ

 

RACE DATA

■大会名称:第10戦チェコGP
■開催日:2018年8月3日(金)フリー走行、4日(土)予選、5日(日)決勝 

■開催地:ブルノ/チェコ

CIRCUIT DATA

■コース長:5.403km
■サーキットレコードラップ:1分56秒027(2014年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分54秒596(2016年:M・マルケス)
■2017年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)

REPORT

Movistar Yamaha MotoGPがブルノでシーズン後半戦をスタート

3週間の夏休みが終了し、Movistar Yamaha MotoGPのV・ロッシとM・ビニャーレスは今週末、チェコのブルノ・サーキットで2018MototGP World Championshipの後半戦をスタートする。

ランキング2位につけているロッシは、トップとの46ポイント差を縮めるべく第10戦に挑む。前回のザクセンリンクでは2位表彰台獲得と好調ぶりを見せており、今回は勢いをそのままに、相性の良いこのコースでもう1ステップ上を狙う。

ロッシは1996年、ここブルノ・サーキットで125ccクラス初優勝を成し遂げた。1999年には250ccクラスで、2001年には500ccクラスで、2003年、2004年、2008年、2009年にはMotoGPクラスでそれぞれ優勝を果たし、このほかにも何度も表彰台に上っている。

チームメイトのビニャーレスも、前回のザクセンリンクで3位獲得と調子を上げている。チャンピオンシップではランキング3位につけているが、ここからさらに上を目指すために、この3週間も日々のトレーニングを欠かさなかった。昨年のブルノでは3位表彰台を獲得。2013年にはMoto3クラスで2位を獲得している。

ブルノ・サーキットで初めてグランプリが開催されたのは1930年。当初は村や町の西部を走る公道コースで行われていたが、1980年代になって新たにサーキットが建設された。そして1987年にはFIMチェコ・グランプリを初開催。雰囲気の良さと景観の素晴らしさで、ファンにもライダーにも非常に好評だった。自然のくぼ地を利用して設計されたコースには多くのアップダウンと高速コーナーが設けられ、ライダーとエンジニアの力量が問われることになる。

ザルコとシャーリンがブルノでシーズン後半戦に挑む

夏季休暇を終えたMonster Yamaha Tech 3 Teamは、今週末に迫った第10戦Monster Energy Grand Prixのスタートを心待ちにしている。J・ザルコはシーズン序盤のような好調を取り戻すことを課題にしており、チームメイトのH・シャーリンはルーキー・オブ・ザ・イヤー候補のトップを維持することが目標。第10戦チェコGPのフリープラクティス第1セッションは、現地時間、金曜日の9:55にスタートする。

COMMENT

V・ロッシ選手談

「もっと長い夏休みが欲しかった! みんながそう言っています。1週間は休むことができたけれど、本当はもう少しエンジョイしたかったと思っています。でもこういうスケジュールなので仕方がありません。これからまたレースに集中していきます。ブルノは素晴らしいコースで、昨年はとても速く走ることができたのですが、MotoGPでは何が起きるかわかりません。今年はどのような展開になるか、注意深く見ていかなければならないと思っています。決勝翌日の月曜日には、ここでテストをすることになっていて、これもとても重要なものとなるでしょう。今週と来週は2連戦となり忙しくなります。チャンピオンシップにおいても重要な時期になるので、チェコとオーストリアでいいレースをして、シーズン初優勝を成し遂げたいと思っています」

M・ビニャーレス選手談

「夏休みを満喫しました。シーズンの真ん中で、このような区切りがあるのはとてもいいことだと思っています。この間に力を蓄えて、シーズン後半戦の戦いに挑みます。ここから先はミスは許されません。だからこそこの夏休みの間もハード・トレーニングを続け、チェコとオーストリアに向けて準備をしてきたのです。このふたつは大好きなコースなので、表彰台を目指していけると思っています。前回までの好調を維持し、ここでもまた一歩、前進してチームを喜ばせたいのです。アッセンとザクセンリンクではマシンがとてもよく走ってくれて、私自身のフィーリングもとても良くなってきています。ようやく正しい道に戻ることができたと思っているので、決してあきらめず、これからもハード・ワークとハード・ファイトを続けていきます。ここ数日は少しリラックスして過ごしましたが、リラックスし過ぎたということはありません。この間も集中を切らさず、最大限のトレーニングを行うと決めていたからです。昨年よりはマシンのことが理解できるようになっていると思うので、良い気分でこのレースに臨めそうです」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「短いサマー・ブレイクが終わり、わたしたちはここブルノでレースを再開します。シーズン前半をザクセンリンクでのダブル表彰台という好結果で締めくくることができたので、今回も勢いを維持して、力強く戦っていきたいと思います。夏休みはライダーたちにとってとても重要です。彼らは後半の10戦に備えてバッテリーをチャージし、まずこの2連戦に臨むというわけです。3週間もYZR-M1と離れていたのですから、再会が待ち遠しくて仕方がないはず。わたしたちもコースインをとても楽しみにしています。この2連戦はチャンピオンシップにとって非常に重要なので、金曜日に始まる第1セッションから全力を尽くします」

J・ザルコ選手談

「ブルノ・サーキットはとてもナイスなコースで気に入っています。コース幅が広く、そのような場所ではスピードを上げるのが楽しいので、ザクセンリンクとはまったく違うタイプです。ここでもまた良いフィーリングをつかんで、チームに貴重な情報を提供したいと思っています。トップ5に復帰できれば素晴らしいと思いますが、天候なども気になるところ。昨年のように雨が降るかもしれないので、そうなればレース結果に影響もあるかもしれません。昨年はかなり苦戦したので、今年はもっといい走りができるように頑張ります。夏休みを終えて気分は爽快です。この間にいろいろなことを分析し、とにかくプッシュするのみだと決意しています」

H・シャーリン選手談

「ブルノとは相性がいいと思っているので、今回もベストを尽くします。ルーキー・オブ・ザ・イヤーを目指すためには、最後まで走り切ってできるだけ多くのポイントを獲得し、フランコ・モルビデリをはじめとしたライバルたちとの差を広げていかければなりません。夏休みが終わり、身体的にも精神的にもレースへ戻る準備ができています。まずはここチェコで、それからさらにあと9戦、ルーキーのチャレンジを続けていきたいと思います。昨年のような難しいコンディションにならず、好天に恵まれるよう期待しています」

H・ポンシャラル、チーム・マネジャー談

「短い休暇でしたが、チームのみんなが大いにエンジョイできたことと思います。今週と来週は2連戦。そして8月は3回もレースがあるのでとても忙しくなりますが、シーズン後半戦に向けてしっかり準備を整えてきています。ここブルノで後半戦を迎えるときは、いつもとてもうれしい気持ちです。というのもここはパドックが広大で全体の雰囲気が素晴らしく、皆がフレンドリーに夏休みの経験を話したりしているのです。コースも美しくてライダーと観客を楽しませてくれますが、同時に非常にテクニカルできついところでもあります。すでにテストを行っているチームもありますが、わたしたちは参加していません。昨年はプラクティスまではとても好調でしたが、決勝日は雨に見舞われ、フラッグ・トゥ・フラッグになるなど大変なレースになってしまいました。その結果、予想だにしない展開になったのです。でもわたしたちのふたりのライダーはこのコースが気に入っているようですし、ヤマハもいつもいい戦いをしています。ファンも大勢来てくれますし、チームのメインスポンサー、モンスターが冠スポンサーとなっているので、わたしたちにとってはいつも以上に重要なレースと言えます。ここで輝きを放ち、強い印象を与えたいと思っています。シーズン後半戦を好調にスタートすることはとても重要。ハフィシュはここまで非常に良い成績を残していますが、ヨハンのほうはシーズン序盤のような好調ぶりが見られなくなっていたので、カタール、アルゼンチン、テキサス、スペイン、フランスのときの彼が戻って来ることを期待しています。彼と直接、話もしましたが、非常にポジティブで熱意にあふれ、復活を強く望んでいます。ハフィスのほうはマレーシアへ戻って家族や友人と過ごしてエンジョイしてきたようです。ふたりともシーズンの再開を楽しみにしています」

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