本文へ進みます
サイト内検索

MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.12 8月26日 イギリス

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第12戦イギリスGP
■開催日:2018年8月26日(日)決勝
■開催地:シルバーストーン/イギリス(5.902km)

REPORT

悪天候によりイギリスGPは全クラスが中止

日本時間の19時30分に予定されていた決勝は、開始直前に雨が降り出しコンディションが著しく悪化し安全面が確保できないという理由によりスタート時刻が遅らせられた。さらに、日本時間22時の時点でも天候は回復せず、再びディレイ。その後も状況は変わらず、IRTA、Dorna、チーム、ライダーによる話し合いが行われた結果、4時間半後、イギリスGPはMotoGPをはじめとする全クラスの中止が決定された。

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP
M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「今までにないコンディションとなりました。レースの中止は最悪のシナリオであり最終手段だと思いますが、ライダーの安全が常に最優先されるという考え方に賛同しました。ハイドロプレーニング現象が発生する可能性を知りながら、ライダーたちをコースに送り出すのは無責任なことです。私たちは辛抱強く待ち続けイギリスGPを楽しみにしてくれたファン、またこの決定が下されるまでの長い時間、持ち場を離れず、仕事を放棄しなかったマーシャルやボランティアの人々に感謝の気持ちでいっぱいです。レースの中止は残念ですが、私たちはこの決定を尊重し賛同します。次回、ミサノは好天に恵まれるよう祈ります」

Monster Yamaha Tech3
J・ザルコ選手談

「雨が止み、コースの水が少なくなることを願って長い時間、待ち続けましたが、レースはキャンセルとなりました。私たちは雨のなかで走ることができます。今日も一日中、降り続けましたが、それほど激しい雨だったわけではありません。しかし、今回はちょうどアスファルトが新しくなったところで非常に滑りやすく、ハイドロプレーニング現象も起きていました。土曜日の転倒は非常に奇妙な感じがありましたし、サイティングラップではほとんどすべてのライダーが、限界ぎりぎりという状態でしたし、コース上には大量の雨が残っていたので、レースは不可能だと判断しました。すべての準備が整っていたので残念に思いますが、やはり中止にしたほうがより安全ということです」

H・シャーリン選手談

「コース上の雨が多すぎるということでレース中止が決定されました。私は多くを語ることはできません。レースをしたい気持ちがありましたが、私たちにはどうすることもできませんでした。新しいアスファルトの影響については、状況が解決されることを願います。私自身は、このようなコンディションのなかでコースに出て、GPマシンを勉強したいという気持ちが強かったのですが、中止の決定には従うしかありません。来年また、シルバーストーンを走りたいと思います。今は次のレースを楽しみに、また勉強して進歩を目指します」

H・ポンシャラル、チーム・マネジャー談

「コースが安全であるかないかを判断できるのはライダーなので、この決定を全面的に尊重します。グリッドの情報を聞いた時点で、レース開始時刻の遅延が決定。この判断は正しかったと思います。そのあとすべてのチームマネジャーが集まって話し合ったなかでは、明日への延期の可能性が提起されました。というのも、明日は天気も回復しますし、しかもイギリスの公休日だったからです。私個人としては、決勝のために準備してきたシルバーストーンで、あらゆる条件が揃ったところでレースができるという期待がありました。その方法をとらなかったことは残念に思っています。1年間この日を待ち続けたファンのみなさんには本当に申し訳なく思います。このことをより重大なこととして受け止めるべきでしょう。次のミサノではすばらしいレースができるよう願っています」

ページ
先頭へ