MotoGP
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.18 11月12日 バレンシア
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第18戦バレンシアGP
■開催日:2017年11月10日(金)1日目フリー走行、11日(土)予選、12日(日)決勝
CIRCUIT DATA
■開催地:バレンシア/スペイン
■開設:1999年
■コース長:4.005km
■サーキットレコードラップ:1分31秒171(2016年:J・ロレンソ)
■サーキットベストラップ:1分29秒401(2016年:J・ロレンソ)
■2016年の優勝者:J・ロレンソ
REPORT
Movistar Yamaha MotoGP、2017シーズン最終戦に挑む!
Movistar Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシは、今週末に行われる最終戦の舞台、バレンシアはリカルド・トルモ・サーキットを目指す。
Movistar Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシは今週末、ヨーロッパへ戻り、2017シーズンの最終戦となる第18戦バレンシアGPに臨む。
ビニャーレスは2週間前のセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGPでランキング3位を確定。今回はホームグランプリで表彰台獲得を目指している。ここリカルド・トルモ・サーキットでは2011年にGP125初出場で優勝、2013年にはMoto3で優勝と、すでに2度、表彰台に上っているが、MotoGPでは昨年の5位が最高位となっている。
一方のロッシは、第17戦終了時点でランキング5位に12ポイントのアドバンテージを築いており、ランキング4位獲得が最終戦の目標となる。リカルド・トルモ・サーキットではこれまでに全17レースに出場しており、そのなかでMotoGPでは2003年と2004年に優勝、2002年、2009年、2014年に2位、2005年、2008年、2010年に3位とトータルで8回表彰台に上っている。
全長4.0kmのコースは1999年に建設され、同年、早々にMotoGPのカレンダーに加えられた。ツイスティなコースレイアウトには9つの左コーナーと5つの右コーナー、そして876mのストレートが含まれ、ライダーにとってもマシンにとっても厳しいチャレンジが求められる。観客席からはコース全体が見渡せるようになっているため、最終戦の激しいバトルの行方を見逃す心配はない。
COMMENT
Movistar Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談
「非常にポジティブな気持ちで最終戦を迎えることができました。アジア、オセアニアを回った3連戦のあとは、しばらく自宅で過ごし、軽いトレーニングをしながら休養をとりました。リカルド・トルモ・サーキットは大好きなコースで、そのレイアウトは僕のライディングスタイルにとてもよく合っています。シーズン最終戦を表彰台で締めくくるためにも100%の力で臨みますが、同時にウイークを通じて好天に恵まれることも願っています。僕たちは次のシーズンのことを考え始めており、来週のテストでもハードワークに取り組むつもりです」
V・ロッシ選手談
「ついにシーズン最終戦を迎えます。アジア・オセアニアの3連戦では、マシンに関するデータを大量に収集できましたし、ドライでは常に好調でした。バレンシアも好天に恵まれ、しっかりと戦うことができることを願っています。残念ながらチャンピオン争いに加わることはできませんが、好レースを望む気持ちに変わりはありません。そしてそのあとには早くも、2018シーズンに向けて2日間のマシンテストが始まります」
M・メレガリ、チーム・ディレクター談
「3連戦のあと束の間の休養をとり、今はチーム全員がバレンシアGPのスタートを楽しみにしています。最終戦の雰囲気は何といっても格別です。ひとつのシーズンが終わり、すぐまた次のシーズンが始まるのです。だから私たちは、好成績でシーズンを締めくくるためだけでなく、同時に、来年に向かって歩み始めるためにここに来ました。最終戦を終えても忙しい毎日が待っていますが、私たちはそれを待ちきれない気持ちでいるのです」