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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 6月25日 オランダ

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第8戦オランダGP
■開催日:2017年6月23日(金)フリー走行、24日(土)予選、25日(日)決勝
■開催地:アッセン/オランダ

CIRCUIT DATA

■開設:1955年
■コース長:4.542km
■サーキットレコードラップ:1分33秒617(2015年:M・マルケス)
■サーキットベストラップ:1分32秒627(2015年:V・ロッシ)
■2016年の優勝者:J・ミラー(ホンダ)

REPORT

Movistar Yamaha MotoGP、アッセンTTに向け万端の準備で挑む

約1週間前に、カタルニア・サーキット(スペイン)でのテストを成功させたMovistar Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシは、今週末、アッセンTTサーキットで開催される第8戦オランダGPに向けて準備を整え、再びトップ争いを目指している。

ビニャーレスは前回のホーム・グランプリで苦戦を強いられたが、その後のテストでは好調を取り戻している。マシン、ライディングスタイルともに相性の良いアッセンで表彰台に復帰し、7ポイントのリードをさらに拡大することが目標だ。

これまでの6年間のGPキャリアのなかで、ビニャーレスは2回の優勝を含め、合計4度、表彰台に上っている。2011年には125㏄クラスで優勝、2012年と2013年にはMoto3で優勝と2位、2014年にはMoto2で2位となり、また昨年のMotoGPでは、激しい雨のなかで苦しみながらも9位獲得と健闘した。

ロッシ選手は、"モーターサイクル・スポーツの聖地"とも呼ばれるここアッセンにおいて、ロッシは最高峰クラスで合計7回(2002年、2004年、2005年、2007年、2009年、2013年、2015年)、250㏄クラスで1回(1998年)、125㏄クラスで1回(1997年)の優勝を果たしている。今年は自己通算10回目の優勝を目標に、チャンピオンシップにおいてはビニャーレスとの28ポイント差を短縮してランキング浮上を狙っている。

アッセンTTサーキットはオランダGP開催のために1949年に建設以来、毎年、グランプリの舞台となってきた。現コースは全長4.5km。素早い向き換えや、高速コーナーと低速コーナーの混在(6つの左コーナーと12の右コーナー)がライダーたちから愛され、熱狂的な大勢のファンを引きつけている。

COMMENT

M・ビニャーレス選手談

「アッセンTTサーキットはYZR-M1と相性が良く、僕のライディングスタイルにもとてもよく合っています。だからこれまでも、いつもいいレースができています。コースが気に入っているし、走っていてとても楽しいです。前回のカタルニアは厳しい結果になってしまったけれど、その分、モチベーションを上げてここアッセンに入っています。今回こそ表彰台に上り、できるだけたくさんのポイントを獲得したいです。これからはもう苦戦するわけにはいかないので、100%の力を注いで頑張ります」

V・ロッシ選手談

「アッセンはとても楽しみです。前回のカタルニアが最悪だったから余計に楽しみにしています。2日間の事後テストでは、いくつか面白い解決策を試してみたので、それがほかのサーキットでもうまく機能してくれるかどうか、僕らが正しい方向に進んでいるかどうか確認したいんです。アッセン・サーキットはとてもいいコースなので、TTは毎年、素晴らしいレースが展開されます。今年も見応えあるレースになるよう、僕もいつものように全力を尽くします」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「カタルニアレース後のテストで手応えをつかみ、次のアッセンTTを迎えています。ここは天候変化が激しくいつも苦労するところだが、そうした心配よりも、早くコースに入ってテストの成果を確認したい気持ちでいっぱいです。マーベリックとバレンティーノはこの間にしっかり休養をとり、最も熱狂的と言えるアッセンTTに備えています。ふたりとも体調は万全で、ふたりともアッセンと相性がいいので、自信を持って戦いに臨みます」

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