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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.04 5月7日 スペイン

 

RACE DATA

■大会名称:第4戦スペインGP
■開催日:2017年5月5日(金)フリー走行、6日(土)予選、7日(日)決勝
■開催地:ヘレス/スペイン

CIRCUIT DATA

■開設:1986年
■コース長:4.423km
■サーキットレコードラップ:1分38秒735(J・ロレンソ)
■サーキットベストラップ:1分37秒910(M・マルケス)
■2016年の優勝者:V・ロッシ(ヤマハ)

REPORT

Movistar Yamaha MotoGP、ヨーロッパラウンドへ!

第3戦アメリカズGPを終え、Movistar Yamaha MotoGPのV・ロッシとM・ビニャーレスは、ヨーロッパのスペイン(ヘレス・サーキット)へやってきた。

ロッシはチームメイトのビニャーレスに6ポイント差をつけてランキングトップに立ち、今回はさらにアドバンテージを拡大しようと意気込んでいる。昨年は圧倒的な強さを見せつけてトップでチェッカーを受け、スペインGPでの自己通算9回目の優勝を果たした。最高峰クラスでは2001年、2002年、2003年、2005年、2007年、2009年、2016年の合計7回。このほかに1997年には125㏄クラスで、1999年には250㏄クラスでそれぞれ勝利を飾っている。

一方のビニャーレスは、前回のアメリカズGPではリタイア。ホームレースを迎える今回は、その雪辱を果たしたいところ。開幕戦から3戦連続で見事な速さを披露し、それが大きな自信となっている。昨年はMotoGPで6位を獲得。2013年にはMoto3で優勝を果たしている。

Movistar Yamaha MotoGPのふたりは今回、スペシャル・カラーのYZR-M1を走らせる。2012年から続いてきたヤマハとJXTGエネルギー(ENEOS)とのパートナーシップを強調し、同社のチームへの貢献に感謝するためのもので、昨年のマレーシアGPでロッシのマシンに採用したものと近いオレンジのENEOSデザインがカウル下部に配置される。

ヘレス・サーキットは1987年、建設のちょうど1年後に最初のグランプリを開催。以来、MotoGP最大の観客動員数を誇るサーキットのひとつとして知られ、毎年、シーズン初のヨーロッパラウンドの舞台となってきた。全長4.4km、5つの左コーナー、8つの右コーナー、607mのストレートからなるサーキットは、自然の円形劇場のように全体を見渡せる美しいレイアウト。この時期は好天に恵まれることが多いため、サーキットに足を運ぶファンも増えて観客席は常に満員になっている。

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP
V・ロッシ選手談

「チャンピオンシップをリードしてヘレスを迎えられるとは思っていませんでした。冬季テストからのいくつかの問題について、ようやく解決策が見えてきたのです。そのおかげですばらしいレースができるようになりました。それでもまだ完璧というわけではなく、改善すべきことがたくさん残っています。だからこそ今回のヘレスはとても重要。ヨーロッパラウンドの初戦であり、僕の大好きなサーキットのひとつですからね。前回のオースティンでは最初のフリープラクティスから好調だったので、今回も同様の展開を目指します。マシンのことがよくわかってきたので、これからは、探していたものを見つけ出すことができるはずです」

M・ビニャーレス選手談

「オースティンは悔しい結果になりましたが、怪我がなくて幸いでした。それに、どのコースへ行っても勝利を目指して戦えるだけのポテンシャルがあることがわかってうれしかったし、そのことが今回のモチベーションにもつながっています。ヘレスとヤマハは相性が良く、いつも非常に速いので、今回もオースティンやその前のサーキットと同じように力強い走りができると確信しています。気持ちを集中し、セッティングを十分に煮詰め、フラッグが降られるまでプッシュし続けます。僕は、いつも以上にやる気で挑みます」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「ついにヨーロッパに戻ってきました。いつも多くの観客が応援してくれるここヘレスは、何とも言えない特別の雰囲気があり、我々にとって非常に居心地の良い場所です。チームは好調で、ライダーもクルーも自信を持って臨んでおり、精神面でとても安定しています。ヤマハはヘレスで過去に多くの好成績を残していて、過去2年は連勝。今年はマーベリックを迎え、バレンティーノとともに早くも戦闘態勢を整えており、ここまでの好調ぶりからもよいレースをしてくれるはず。今からウイークのスタートが楽しみです」

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