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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 10月18日 オーストラリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第16戦オーストラリアGP
■開催日:2015年10月16日(金)フリー走行、17日(土)予選、18日(日)決勝
■開催地:フィリップアイランド/オーストラリア

CIRCUIT DATA

開設:1997年
コース長:4.448km
サーキットレコードラップ:1分28秒108(2013年:M・マルケス)
サーキットベストラップ:1分27秒899(2013年:J・ロレンソ)
2014年の優勝者:V・ロッシ

REPORT

Movistar Yamaha MotoGPの2人によるタイトル争いに注目!

前回の日本GPでは、今季9回目となるダブル・ポディウムを獲得したMovistar Yamaha MotoGP。今週末は3連戦の2戦目、第16戦オーストラリアGPに臨む。

ツインリンクもてぎでは難しいコンディションのなか好レースを見せ、価値ある2位と3位を獲得したV・ロッシとJ・ロレンソ。フィリップアイランドで行われる第16戦オーストラリアGPでは、ヤマハが早くもコンストラクターのタイトルを決定する可能性が出てきている。

ロッシは第15戦終了時点で、チームメイトであり、チャンピオン争いのライバルであるロレンソに18ポイントをリードしてランキングトップ。今回のフィリップアイランドは、ロッシのお気に入りのコースで、これまでに多くの好成績を残している。2001年から2005年までの5年連続優勝に加えて、昨年は、ヤマハが独占した表彰台の中央に立った。この他にも2008年と2009年は2位、2000年、2006年、2007年、2010年、2013年は3位をそれぞれ獲得している。

一方、前回のもてぎで今季9回目の表彰台に上ったロレンソ。シリーズポイントではロッシとの差を広げられたが、持ち前のファイティングスピリットは失っておらず、次のレースを心待ちにしている。ロレンソもまた大好きなこのコースで活躍しており、2010年、2012年、2014年は2位。2013年には予選で1分27秒899のラップレコードを記録し、決勝では見事、優勝を飾っている。

フィリップアイランドは1931年からモーターサイクル・レースを開催し、1956年には常設コースとなった。1970年代から1980年代初頭にかけて大規模な改修工事が行われ、その間はレースの開催を休止していたが、1989年と1990年に開催し、1997年からは再びグランプリ・サーキットのひとつとして、毎年の日程に組み込まれるようになった。その流れるような高速のレイアウトは多くのライダーに愛されており、コース周辺には海が広がる絶景や野生生物たちがレースファンを魅了する。

COMMENT

V・ロッシ選手談

「フィリップアイランドは特別なコース。多くのライダーと同様に、僕もこのコースが大好きだ。でも適切なセッティングを見つけるのは簡単ではないし、コンディションに関しても、いつも強風や寒さに悩まされてきた。去年のような良いレースウイークになるよう期待し、ホルヘよりも前でゴールして表彰台に上ることを目標に頑張りたい。今はこのフィリップアイランドに気持ちを集中し、そのなかでできる最大限のことを全力でこなすだけ」

J・ロレンソ選手談

「もてぎではまた想定外の展開になり、ポイントを失ってしまった。でもまだチャンスは残っているんだ。18ポイント差を挽回するのは決して簡単ではないが、僕としては、ただひたすら全力を尽くしてトライし続けることしかない。もしも僕が全レース優勝し、バレンティーノが何かミスでもしたりすれば、僕がタイトルを獲得することだって不可能じゃない。そして今回は、大好きなフィリップアイランド。でもそこはバレンティーノも同じだから、とても面白い戦いになると思う。マシンのセッティングが非常に重要になるし、変わりやすい天候にも注意しなければならない。あらゆる面で十分な準備が必要なんだ」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「先週のもてぎでダブル表彰台を獲得し、そのまま直接オーストラリアのフィリップアイランドへ。昨年はここでヤマハが表彰台を独占しているので、今回も非常に楽しみにしている。もてぎでの好調からわかるように、バレンティーノもホルヘも万全の状態にあり、ここでもまた好バトルが期待される。流れるような高速コースを持つレイアウトがYZR-M1に適しているし、ライダーたちも絶好調。チームとしては、最初のフリープラクティスからマシンバランスの調整に取り組むつもりだ。海が近いため、ときに非常に強い風が吹く。しかしどんなコンディションになろうとも、いつものようにベストを尽くし、最終的に最高の結果を導き出したい」

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