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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.13 9月13日 サンマリノ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第13戦サンマリノGP
■開催日:2015年9月11日(金)1日目フリー走行、12日(土)予選、13日(日)決勝
■開催地:イタリア/ミサノサーキット

CIRCUIT DATA

■開設:1972年
■コース長:4.226km
■サーキットレコードラップ:1分33秒906(2013年:J・ロレンソ)
■サーキットベストラップ:1分32秒915(2013年:M・マルケス)
■2014年の優勝者:V・ロッシ

REPORT

Movistar Yamaha MotoGPがホームのミサノへ

イタリアに本拠地を置くMovistar Yamaha MotoGPは、今週末に迫った第13戦サンマリノGPを楽しみにしている。チームにとって今季2度目となるホーム・グランプリは、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催される。

2週間前にシルバーストーンで行われたイギリスGPでウエット・コンディションを制したV・ロッシは、チャンピオンシップで12ポイントのリードを築いてランキングトップ。今シーズンはここまで一度として表彰台を逃したことはなく、今回もその記録更新はもちろん、昨年に引き続きホームGPでの劇的勝利を狙っている。それ以前にも何度か表彰台に上っており、2008年と2009年はモトGPで連勝、2010年は3位、2012年には2位を獲得している。

一方、シリーズポイントでランキング2位につけてロッシを追う展開となっているチームメイトのJ・ロレンソ。前回のイギリスGPでは苦しい展開を強いられており、今回はその悔しさを晴らすべく表彰台への復活を心に期す。ここミサノでの強さはよく知られており、2007年にGPサーキットのひとつに加えられて以来、毎回、表彰台を獲得してきた。2011年、2012年、2013年は3年連続優勝の快挙。2008年、2009年、2010年、そして2014年は2位を獲得している。

ミサノでのレースがファンを引き付ける理由は、高速で流れるようなそのコース・レイアウトだけではない。ロッシの故郷、タブリアの町からわずか20分というロケーションのために、レースの前には大勢のファンが、まるで黄色い川の流れのように途切れることなく行列を作り、サーキットを目指して押し寄せる。その光景は、まさに聖地巡礼。

全長4.2 kmのコースは最大60,000人の観客を収容。2007年に行われた改修工事では、モトGPの安全基準に則って時計回りへと大幅な刷新が図られた他、ピットレーンやシケインが新たに建設された。これによってコースの安全性が向上したと同時に、多くの高速コーナーでオーバーテイクが可能になり、レース自体がより楽しさを増して見ごたえあるものとなっている。

COMMENT

V・ロッシ選手談

「ついにミサノにやって来た。ここには大勢のファン、友人、家族が待っているので、それが僕にとっては大きなプレッシャー。でももちろん、このコースが大好きだ。ミサノはタブリアからわずか10kmと近く、本当のホームレース。いつだって、とてもいい雰囲気で、温かく迎えてくれるんだ。去年はいいレースができたけれど、チームメイトのホルヘも非常に速く手強い存在。今年も激しい戦いになるだろうが、何とかうまく状況をコントロールして優位に立たなければならない。厳しいけれど、ここは僕が速く走れる場所であり、またヤマハが強さを発揮できるコースだということは間違いない」

J・ロレンソ選手談

「前回のシルバーストーンは、天候の変化に翻弄されて思うような走りができなかった。何とか表彰台に上りたいとベストを尽くして戦ったが、ハイペースをキープすることができずトップから徐々に離されてしまったんだ。その上、レース終盤になると自分ではどうすることもできない問題が発生し、最後まで戦い続けることができなかった。今は次のミサノだけに照準を合わせている。ここは僕にとってもヤマハにとっても特別な場所。バレンティーノのホーム・グランプリだから、彼ももちろん良いフィーリングをもって臨んでくるに違いないが、僕はいつも速かったし優勝も何度か経験しているからチャンスはあるはず。バレンティーノとの差は12ポイントあるが、あと6レースが残っているので十分に取り返せる。毎回、全力でプッシュしていく。まずはここミサノからスタートだ」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「2度目のホーム・グランプリ、サンマリノへ向かう。シルバーストーンでの厳しい戦いを終えて、いつもと同様の自信を維持して次のレースを迎えることができることをうれしく思っている。バレンティーノもホルヘも体調は万全、このコースでの競争力は非常に高い。この4年間はヤマハが連勝しているので、今年もその記録の更新を目指す。金曜日が待ち遠しい」

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