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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.06 5月31日 イタリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第6戦イタリアGP
■開催日:2015年5月30日(土)予選結果
■開催地:ムジェロ/イタリア(5.245km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度 ■路面温度:41度
■PP:A・イアンノーネ(1分46秒489/ドゥカティ)

REPORT

ロレンソがムジェロの予選で2位

Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソは、フリープラクティス第3セッションで好調をアピールし、公式予選でも勢いをそのままにグリッド2位獲得と健闘。上位12台が1秒以内にひしめく接近戦のなか、チームメイトのV・ロッシは8位を獲得した。

15分間のタイムアタックでロレンソは、前方との距離をあけて最後尾からスタート。最初のアタックで1分46秒808の好タイムを記録し、いきなりトップに立った。その後ピットに戻りタイヤを新品に交換。残り6分でコースに復帰し、再び激しいフロントロウ争いに加わった。タイム更新を目指してハードにプッシュしていったものの、セッション終盤の競り合いのなかで一時3位に後退。しかし最終ラップで1分46秒584へと短縮し、2位へ浮上した。トップとの差はわずか0.095秒。

一方のロッシも、集団を見送ってからのコースインで前方に空間を確保。ホームのファンたちの応援の様子をデザインしたスペシャル・カラーのヘルメットを被り、アタック2ラップ目で1分47秒187を記録して5位につけた。残り7分を切ったところでピットに戻り、リアタイヤを新品に交換。コース復帰後、3回目のアタックで1分46秒976へ更新すると6位で暫定セカンドロウ。終盤で他のペースが上がったため一旦9位へ後退したが、さらに1分46秒923へと短縮して8位に滑り込んだ。トップとの差は0.434秒だった。

Tech 3のふたりは4列目スタート

Monster Yamaha Tech 3のP・エスパルガロは予選10位。午前中に行われたフリープラクティス第3セッションでは、セッティング変更が功を奏して開始早々から順調にペースアップ。最終的には1分47秒175のベストタイムで5位を獲得した。激しい競り合いとなったQP2でも好調を維持し、最後から2ラップ目に1分47秒050へと更新。セカンドロウまでわずか0.180秒まで迫り10位となった。グリッドは4列目の先頭。明日の決勝ではこの位置から上位を奪うべく決意を固めている。

エスパルガロのチームメイトのB・スミスは11位。フリープラクティス第3セッションでは1分47秒495のベストタイムで8位を獲得してQP2へ進出。ここでもセッションを通じてハードに攻め続け、1分47秒090へと上げてチェッカーとなった。エスパルガロとの差はわずか0.040秒。さらにトップスピードではヤマハ勢最速の時速344.2kmを記録した。今季好調のスミスは明日も活躍を期す。サテライト勢トップをキープするべく、少しでも多くのポイント獲得を目指している。

ブラドルがオープンクラス2位

Athinà Forward YamahaのS・ブラドルとL・バズは、予選でそれぞれ16位と18位。ブラドルは1分48秒047のベストラップで、オープンクラス・トップのH・バルベラに0.069秒差。決勝は6列目からのスタートとなった。昨日までのタイムをコンマ6秒以上も更新して好調ぶりをアピールしたブラドルは、明日の決勝でオープンクラス優勝を目指す。

一方のバズは、フリープラクティス第3セッションでオープンクラスのトップを獲得。予選では1分48秒133を記録した。マシンのフィーリングをつかみ、明日の決勝ではポイント圏内を目標にしている。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 A・イアンノーネ Ducati Team Ducati 1'46.489
2 J・ロレンソ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha 1'46.584
3 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1'46.610
4 C・クラッチロー CWM LCR Honda Honda 1'46.657
5 A・エスパルガロ Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1'46.854
6 M・ピロ Ducati Team Ducati 1'46.870
7 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'46.875
8 V・ロッシ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha 1'46.923
9 M・ビニャーレス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1'46.934
10 P・エスパルガロ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'47.050
11 B・スミス Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'47.090
12 Y・ヘルナンデス Pramac Racing Ducati 1'47.423
13 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1'47.240
14 D・ペトルッチ Pramac Racing Ducati 1'47.497
15 H・バルベラ Avinta Racing Ducati 1'47.978
16 S・ブラドル Athinà Forward Yamaha Yamaha 1'48.047
17 S・レディング Estrella Galicia 0.0 Marc VDS Honda 1'48.120
18 L・バズ Athinà Forward Yamaha Yamaha 1'48.133
19 N・ヘイデン Aspar MotoGP Team Honda 1'48.298
20 K・アブラハム AB Motoracing Honda 1'48.366
21 A・バウティスタ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1'48.477
22 M・ディ・ミリオ Avintia Racing Ducati 1'48.503
23 J・ミラー CWM LCR Honda Honda 1'48.572
24 E・ラバティ Aspar MotoGP Team Honda 1'48.638
25 A・デ・アンジェリス Octo IodaRacing Team ART 1'49.198
26 M・メランドリ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1'51.391

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP
J・ロレンソ選手談(予選2位/1分46秒584)

「今日のパフォーマンスに満足すべきだろうね。だって目標どおりにマシンが改善されてとても良くなっていたから。本当はあとコンマ5秒短縮しなければならないところだったんだけれど、そこまではいかなくて、でもコンマ3秒は縮めることができた。レイモン・フォルカダがそばにいてくれたことが大きかった。彼のお父さんが2日前に亡くなったため昨日はサーキットに来られなくて、僕らはピットボックスのなかでも十分に集中することができなかったんだ。今日はとてもいい走りができた。ポールポジションは逃したけれど、2位だって十分に素晴らしい。セッティングも上々で、ストレートのスピードは少し落ちるけれど、その他の場所は何も問題ないよ」

V・ロッシ選手談(予選8位/1分46秒923)

「これまでの5戦と同様、ここムジェロでもレベル、スピード、ラップタイムなどが去年よりも格段に良くなっている。マルケスは去年のポールポジション・タイムで走ったが、なんと13位に留まっている。そう考えるとかなり大きな前進だよ。僕自身、とても調子が良くてラップタイムも悪くない。でもまだ十分ではないんだ。どうやら超ソフトのタイヤが速さを発揮してくれるようで、これを使えるライバルたちがとても手強い存在になった。すべてのトップライダーがペースを大幅に上げてきているのだから、3列目という結果は決して良くないけれども、走り自体には満足しているよ。セッティング作業も順調に進んでいて、フィーリングもペースも上がっている。厳しいレースになるだろうけど、楽しみに待つよ」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「フリープラクティス2日目は好調。とくにホルヘは、あらゆる状況下で速く安定している。イアンノーネが彼について来たのは残念。それがなければポールポジションを獲得していただろう。それでもフロントロウ・スタートは非常に重要だ。バレンティーノのほうは依然として、小さなステップでの前進を目指している段階。それが終わったときに決勝への準備が整うだろう。3列目からのスタートは決して楽ではなく、大変な努力が必要になるが、彼の能力はよく知っている。だからホルヘにもバレンティーノにも同様に大いに期待しており、自信も持っている。激しいバトルも何度か見られるだろう。そして多くのファンが我々を応援してくれるに違いない。ホームGPで素晴らしいショーをお見せできるよう明日もベストを尽くす」

Monster Yamaha Tech 3
P・エスパルガロ選手談(予選10位/1分47秒050)

「今日のような予選セッションのあとは、ポジティブな気持ちをキープするのが難しいよ。でも全力を尽くしたことは確かなのだから、ラップタイムにもマシンのパフォーマンスにも満足しなければならないだろう。できることは最大限にやったつもりだけれど、ラップタイムが非常に接近しているので大勢が前にいるような状況になってしまった。彼らはソフト・コンパウンドのタイヤか、あるいは別のアドバンテージを持っていたはずなので、決勝ではどうなるかわからないけれど…。昨日までの問題点は改善され、チームが素晴らしい仕事ぶりで僕を助けてくれている。リズムもとても良く、チーム全員で明日の決勝に照準を合わせている。とはいえ、4列目からのスタートは理想からはほど遠い。MotoGPでは少しでも前に近づいていることが大切なんだ。自分の力のすべてをかけて、自分にとってのベストラップを記録できたことはうれしいけれど、やはり10位という結果は納得できない。改善を目指して変更すべき点が見つかったので、これからもう少し作業を行わなければならないが、明日までには必ず解決できると確信している。ここムジェロでベストを尽くす準備が整った。好スタートを切り、予選で出遅れた分をひとつひとつ取り戻していかなければならない」

B・スミス選手談(予選11位/1分47秒090)

「予選で11位に留まり、厳しい状況になってしまったわけだけれど、明日の決勝では必ず好成績を獲得できると信じている。QP2はラップタイムが接近していて苦しかったし、パーフェクト・ラップをとることもできなかった。フリープラクティスの最終セッションでは決勝を想定してセッティングを大幅に変更。でもこのようなことは、とくに予選においてはギャンブルになってしまうんだ。短い時間のなかでベストの状態を引き出すのは難しく、結局は11位に留まってしまうことになった。でもセッティング自体はうまくいって状態が安定しているので、決勝には自信を持っているよ。スタートはいつもうまくできるほうなので、明日もしっかり前へ出て、そのあとも全力でペースを上げていきたい。ライバルがたくさん前にいるが、決勝は長いので、一台一台、できるだけたくさん抜いていくだけ。序盤はスマートに、そこからどこまで行けるか様子を見る」

Athinà Forward Yamaha
S・ブラドル選手談(予選16位/1分48秒047)

「ここまでの仕事には満足できた。昨日に比べて格段に調子が上がっていて、予選では非常に安定して速かった。オープンクラス・トップは僅差で逃してしまったけれど、決勝では勝利を狙っていけるだろう。マシンについてはセッティングを大幅に変更してフィーリングも向上。明日はドゥカティ勢との好バトルを期待している。楽しみで待ちきれない気持ち」

L・バズ選手談(予選16位/1分48秒133)

「好調が続いている。コースは素晴らしく、明日の決勝に向けてセッティングもうまく仕上がってきた。電子制御システムについても順調に一歩前進。リアのグリップ性が向上し、おかげでコーナリングがやりやすくなって、予選を安定して走ることができたんだ。決勝は長い戦いになるだろう。ロング・ストレートで速さを見せたドゥカティ勢がライバルだ」

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