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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.17 10月23日 マレーシア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第17戦マレーシアGP
■開催日:2011年10月21日(金)1日目フリー走行、22日(土)予選、23日(日)決勝
■開催地:マレーシア/セパン

CIRCUIT DATA

■開設:1999年
■コース長:5.548km
■サーキットレコードラップ:2分02秒108(2007年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ:2分00秒518(2009年:V・ロッシ)
■2010年の優勝者:V・ロッシ

REPORT

ヤマハ・ファクトリー・レーシング、マレーシアへ

ヤマハ・ファクトリー・レーシングは、シーズン最後のフライアウェイ・レースとなるマレーシアGPに臨む。J・ロレンソは、前回のオーストラリアGP決勝日のウォームアップ・セッションでの転倒の影響で欠場。代わって全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦中のライダー、中須賀克行が出場することとなった。ロレンソは今回のレースを欠場しても、すでにシリーズランキング2位獲得が確定している。

チームメイトのB・スピースもまたオーストラリアの予選中に転倒して決勝を欠場。転倒によって肋骨周りの組織が裂けたため不快感は残ると思われるが、走行は可能と診断されており今回は出場予定。昨年は、ここセパンで好成績を残している。予選で4位を獲得し、そのポジションを守りきってチェッカーを受けた。

COMMENT

B・スピース選手談

「セパンは好きなコースなんだ。オフシーズンのテストで何度も走っているから、よくわかっているしね。ヤマハ・モーター・インドネシア、ペトロナスなどのメインスポンサーのためにも、好成績を挙げられるよう頑張るよ。転倒の影響はまだ残っているけれど、いつもと同じように、100%の力を注ぐ。こんなことになって悔しいけれど、バッドラックは起こり得ることなんだ。与えられた状況のなかでベストを尽くす。そして結果を待つよ」

中須賀克行選手談

「ホルヘ選手の怪我はとても気の毒で、残念なことだった。きっとすぐに良くなってくれると信じている。2010年度チャンピオンの代わりになど、もちろんなれないけれど、僕なりにベストを尽くし、ヤマハとヤマハ・ファンのために少しでも良い成績を目指したい。決して良いチャンスというものではないけれど、来年に向けた新しい1000ccマシンの開発には役立つものになるだろう。来年のYZR-M1はかなり違ったものになるけれど、来年のため、そして未来のための何らかのヒントを得ることができればいいと思っている。ヤマハ・ファクトリー・ライダーのひとりとして、いくらかナーバスになっているけれど、幸いセパンは熟知している。それにこのようなストップ&ゴーのサーキットは大好きなんだ。ヤマハ・ファクトリー・レーシングのために、110%の力を注いでホルヘ・ロレンソの代役という大役を務めたい」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談

「今回ばかりは目標の調整が必要だ。いつもなら表彰台というわけだが、今回はその必要はない。2分02秒4というタイムはとても良いが、中須賀が実際にどんな走りをするのか見ていかなければならない。彼にとっては初めてのグランプリ参戦になるだろうから、すべてが新しい経験だ。雨がたくさん降ったあとなので、始めのうちはグリップが良くないだろうから、プラクティスは4回あることを忘れずに慎重に臨んでもらいたい。これをテストの一環と思わずに、自由にプッシュして、レースを楽しんでもらいたい」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談

「いつもと違う、奇妙な週末になりそうだ。我々としてはベンの体調を注意深く見守らなければならない。実際にマシンにまたがってみるまでは、本当の状態はわからない。ホルヘのチームのほうは代役のライダーを迎え、中須賀にとってもチームにとっても新しい挑戦だ。幸い、彼はこのコースもマシンも熟知しているので有利だろう。オフシーズンのテストでは素晴らしいタイムを出しているので、楽しみにしている」

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