本文へ進みます

Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.07 6月25日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第7戦アッセンTT
■開催日:2011年6月23日(木)1日目フリー走行、24日(金)予選、25日(土)決勝
■開催地:オランダ/アッセン

CIRCUIT DATA

■開設:1955年
■コース長:4.555km
■サーキットレコードラップ:1分34秒525(2010年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分34秒515(2010年:J・ロレンソ)
■2010年の優勝者:J・ロレンソ

REPORT

ヤマハGP参戦50周年記念イベントが開催されるアッセンにむけて

伝統あるアッセン・サーキットに今年もグランプリが帰ってくる。ヤマハ・ファクトリー・レーシングはここで、グランプリ参戦50周年を記念するイベントの一環として、マシンのカラーリングを変更。ウイーク開始前の水曜日には、サーキット近くに設けられたヤマハ・エキスポの会場で、美しい赤と白に塗り分けられたマシンがお披露目される。

前回のシルバーストーンでは本来の実力を出し切れなかったJ・ロレンソとB・スピースだが、気持ちを切り替えてこのアッセンに臨む。ロレンソはこれまでに、グランプリの3クラスで優勝を果たしており、一方のスピースも、2009年にはスーパーバイク選手権でポール・トゥ・ウイン、モトGPルーキーとして戦った昨年も4位獲得と健闘した。

歴史と伝統を誇るアッセン・サーキットはレースファンたちの“聖地”。グランプリの歴史上、一度も途切れることなく開催を続けてきた唯一のサーキットで、昨年はTTレース80周年を迎えた。初開催当時は公道を使用しており、その後は多くのコース改修を行いながら今日に至っている。体力的に最も厳しいコースのひとつとして知られ、高速シケインやバンク角の変化を持つテクニカル・コースである。

COMMENT

J・ロレンソ選手

「アッセンは好きなコース。すべてのクラスで優勝経験があるし、昨年も優勝した。今年はヤマハの50周年記念の年でもあるから、特別な気持ちで臨むことになる。チャンピオンシップのランキングは2位になってしまったので、ランキングトップにプレッシャーをかけていきたいね。とは言っても、いつものように最大限の努力を注ぎ込んで、これまでと同じように仕事をしていくだけ。チーム全体が集中力を高めているので、最低でも表彰台に上りたい」

B・スピース選手

「またアッセンに戻ってくるのを、ずっと楽しみにしていたんだ。このコースが大好きだし、ヤマハM1もとてもよく走ってくれる。とくに高速セクションは楽しめるよ。子どもの頃、いつもテレビで見ていた場所なので、自分が実際にここを走るのはとても名誉なことなんだ。シルバーストーンで転倒して、まだ痛みが残っているんだけれど、だからと言って全力での走りをやめるつもりはないよ。いつものように、できる限り上のポジションを目指していく。またスペシャル・カラーでファンの目の前を走るのも、いい気分だろうね!」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー

「スペシャル・カラーを走らせるのをとても楽しみにしている。私はこの赤と白のカラーリングが大好きなんだ。ライダー・ランキングは2位に後退したが、決して低いポジションではない。これからは追う立場になるので、トップのケイシーの足元に火を点けるつもりで頑張っていく。シルバーストーンではミスをしてしまって、18ポイントの差をつけられた。ホルヘにとっては、昨年を含めてこれまでとは違う展開になっているが、トップに立ってしまえばそれ以上はないのだから、これからはすべてにおいてトップを目指しながらケイシーとの優勝争いに臨んでいきたい。シルバーストーンでは、ポールとの差はコンマ2秒だけ。つまりマシンは着実に良くなってきていて、トップに近づいているということなのだ」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター

「ヤマハのレース参戦50周年を記念する最初のイベントに、ヤマハの一員として参加できることを誇りに思っている。チームはこのイベントのために着々と準備を進めてきた。マシンだけでなく、ユニフォームやピットもスペシャル・カラーになっているので、レースファンたちに喜んでもらえれば幸いだ。アッセンのコースは我々と相性が良いはず。このコースレイアウトと特徴がマシンに合っているし、ベン自身もここで好成績を残している。前回のシルバーストーンでは、ドライ・コンディションでマシン開発の方向性が間違っていないことを証明することができたので、今回もきっといい走りができると確信している。木曜の朝、レースウイークのスタートが待ちきれないような気持ちだ」

ページ
先頭へ