AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.15 4月17日 アトランタ3
RACE DATA
開催日:2021年4月17日(土)
開催地:ジョージア州アトランタ
会場:アトランタ・モータースピードウェイ
REPORT
450SXはプレシンジャーが4位、250SXはスラッシャーが今季2勝目、クーパーが2位
ジョージア州アトランタで行われた3連戦の最後となるAMAスーパークロス第15戦で、Monster Energy Star Yamaha Racingのアーロン・プレシンジャーが4位に入った。チームメイトのマルコム・スチュワートとディラン・フェランディスもトップ10入りし、それぞれ6・7位となった。250SX WESTは、ネイト・スラッシャーが今季2勝目をあげ、表彰台の最上段に立った。ジャスティン・クーパーも2位に入り、ランキングでのリードを大きく拡大。ジャレット・フライは進歩を続けたが、メインイベントでは再び厳しい戦いを強いられ15位にとどまった。
450SX
プレシンジャーがアトランタ3で4位を獲得
土曜日に行われたアトランタ・モータースピードウェイでの3連戦の最終ラウンド。ここでライダーたちは、新たに設定されたテクニカルなコースに臨むことになった。プレシンジャーはプラクティスでは苦戦したものの、チームとともに取り組みを続け、イブニングプログラムに向けて状況を好転させることに成功した。ヒートレースで好スタートから3番手でフィニッシュすると、続くメインイベントでは、ホールショットを奪い1周目をトップで通過した。そこからプレシンジャーは表彰台を巡りバトルを展開するが、残り3周となったところで順位を落とし、一歩及ばす4位でレースを終えることとなった。
火曜日のレースで激しいクラッシュを喫しリタイアとなったスチュワートだったが、この週、レースに参加。予選を4番手と、良好な走り出しを見せると、ヒートレースでも2番手に入り、メインイベントへ進出。しかし、メインイベントでは好スタートができず、7番手で1周目を終える。数周後に6番手に順位を上げると、スチュワートはチャレンジングなコンディションの中、そのポジションを最後まで維持して6位でフィニッシュした。
フェランディスもアトランタ3では調子を上げ、スタートで大きな進歩を見せた。まずヒートレースでホールショットを奪うも序盤に転倒して5番手。メインイベントでも好スタートを見せてトップグループにつけたが、残念ながらオープニングラップに他のライダーと絡んで13番手まで後退。しかし、それにひるむことなくプッシュを続け7位でフィニッシュした。
AMAスーパークロスの2021シーズンも残り2戦。Monster Energy Star Yamaha Racingはこの後、ユタ州、ソルトレイクシティに向かい、4月24日(土)にライス・エクレス・スタジアムで行われるレースに臨む。
250SX
スラッシャーが今季2勝目、クーパーは2位で、ランキングでリードを拡大
スラッシャーは予選を5番手で通過するが、残念ながら参加したヒートレースではスタート直後の第1コーナーで転倒。再走を果たし、可能な限り挽回することに集中したが、11番手でフィニッシュ。LCQに回ることになった。LCQへの出場は好成績を得るには厳しい道ではあるが、先週末も同様の状況から見事なパフォーマンスを発揮しているルーキーは慌てることなく、ホールショットを奪うと以後一度も順位を落とすことなくLCQを制した。
メインイベントまでにインターバルの時間はあまりなかったが、スラッシャーはメインイベントで好スタートを見せる。だが、レースは開始後すぐに赤旗が提示されて中断されてしまう。しかしスラッシャーは、2度目のスタートをさらにうまく飛び出し、ホールショットを奪ったチームメイトのクーパーに続くと、そのクーパーのミスを突いてトップに浮上。その後、後続を引き離して2位に6.7秒の差をつけてキャリア2勝目をあげた。
クーパーはチャレンジングなコースで賢明なライディングを見せて2位でフィニッシュ。ランキングで2位との差を20ポイントに拡大した。
フライは火曜日のアトランタ2から進歩を続け、予選を自己最高となる6番手で通過すると、参加したヒートレースでは5番手に入った。だが残念ながら、メインイベントは厳しいレースとなった。スタート後、12番手につけた。フライはすぐに9番手まで順位を上げるが、チャレンジングなコンディションに苦しみ、15位でレースを終えるにとどまった。
250SXはWESTが次週インターバルとなり、4月24日(土)はユタ州ソルトレイクシティのライス・エクレス・スタジアムはEastが行われる。そして5月1日(土)はEast-Westシュートアウトが開催されることとなる。
RESULT
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | C・ウエブ | KTM | 14Laps 22:29.510 |
2 | K・ロクスン | Honda | +00.957 |
3 | E・トマック | Kawasaki+ | 03.847 |
4 | A・プレシンジャー | Yamaha | +05.924 |
5 | J・バーシア | GASGAS | +10.297 |
6 | M・スチュワート | Yamaha | +20.524 |
7 | D・フェランディス | Yamaha | +28.437 |
8 | D・ウイルソン | Husqvarna | +33.424 |
9 | M・ムスキャン | KTM | +34.490 |
10 | C・セクストン | Honda | +42.970 |
11 | J・サバジー | KTM | +50.258 |
12 | M・ダバロス | KTM | +1:06.151 |
13 | B・ティックル | Honda | +1:10.843 |
14 | J・アンダーソン | Husqvarna | +1:10.844 |
15 | T・バウワース | Kawasaki | +1:29.482 |
16 | M・アンスティ | Suzuki | +1:39.549 |
17 | J・ヒル | Yamaha | 13Laps |
18 | A・レイ | Kawasaki | +16.727 |
19 | B・ハートランフト | Suzuki | +21.968 |
20 | C・クレイソン | Kawasaki | +28.348 |
21 | A・エンティクナップ | Suzuki | +1:01.422 |
22 | B・ブロス | Honda | 3Laps |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | C・ウエブ | KTM | 339 |
2 | K・ロクスン | Honda | 323 |
3 | E・トマック | Kawasaki | 299 |
4 | J・バーシア | GASGAS | 264 |
5 | A・プレシンジャー | Yamaha | 234 |
6 | J・アンダーソン | Husqvarna | 220 |
7 | M・スチュワート | Yamaha | 209 |
8 | D・フェランディス | Yamaha | 199 |
19 | K・チゾム | Yamaha | 80 |
30 | J・ヒル | Yamaha | 13 |
35 | S・チャンピオン | Yamaha | 5 |
CONSTRUCTORS RANKING
順位 | コンストラクター | ポイント※450SX/250SX COMBINED |
---|---|---|
1 | Honda | 649 |
2 | Yamaha | 633 |
3 | Kawasaki | 632 |
4 | GASGAS | 483 |
5 | KTM | 470 |
6 | Husqvarna | 446 |
7 | Suzuki | 158 |
COMMENT
450SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team
アーロン・プレシンジャー選手談(4位)
「走り出しはちょっと難しい状況でした。予選は13番手でしたが、その後、大きな変更をバイクに加えたことで、好転し、ヒートレースでは好スタートを決めて3番手でレースを終えました。これでメインでは5番目となるゲートピックを得てホールショットを奪うことができました。1周を終えた後にロクスン選手に抜かれ、最後はトマック選手の後方4位でした。表彰台に戻れなかったのは残念ですけど、自分のライディング、そして、レースのスタートの仕方にも満足しています。
コースはすごくラフで、特にプープスは小さなわだちがあり細い走行ラインで、キツかったのは確かですけど、自分の体調がはかなり良くとどまることができました。最後にトマック選手を捕らえたかったのですが、ソルトレイクシティでは頑張ります」
マルコム・スチュワート選手談(6位)
「アトランタ2から大きく改善したのは間違いありません。火曜日のクラッシュの後、痛みが激しく、果たしてレースができるかわからない状態でしたが、レースに戻ることに協力してくれたドクターに感謝します。実際のウィークは、うまく進んだと思います。基本に立ち返って、楽しんでみました。時には100%の感触でないことが、プレッシャーを取り除いてくれることもあります。プラクティスは良かったし、ヒートレースもうまくいきました。コースはかなり、特にフープスが厳しかったですね。とてもミスしやすい状況だったので、重要だったのは疲労し過ぎないようにすることでした。アトランタの対応はかなり良かったと思います。繰り返しになりますが、クラッシュの不運に見舞われながら、良い結果を得るというのは良いことです。続くソルトレイクシティでの2レースをまた楽しんで、そしてシーズンを好成績で締め括りたいと思います」
ディラン・フェランディス選手談(7位)
「一日を通して良い感触でした。回復のために一日多くあったのがすごく良くて、火曜日と比べて身体的にも良かったです。今夜のフープスは本当に大変でしたが、良い解決策を見つけることができました。ヒートレースは、ホールショットを奪ったのですが転倒してしまいました。メインでは、アウト側からすごく良いスタートを決めたので、それについては本当に満足しています。しかし、1周目、ジェイソン・アンダーソン選手の後ろでジャンプし、彼のリアホイールにぶつかって二人ともクラッシュしました。これで自分のメインイベントが台無しになりましたが、再走して追い上げて7位になりました。今夜はペースが良くてバイクも良いと感じていたので本当にがっかりですけど、これもスポーツ。450クラスはとても難しいです。求めている結果を得るために、学び続け、ハードワークを続けるつもりです」
250SX
Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team
ネイト・スラッシャー選手談(優勝)
「LCQは予定外でした。ヒートレースでスタート後に転倒し、それから追い上げ続けて11番手まで挽回してLCQのゲートピックで良い位置を得ました。LCQではホールショットを奪って、落ち着いて、クールに保とうと努めました。LCQはちょっと神経質になりますからね。しっかりとラップして、疲れ過ぎないように自分をコントロールしました。次に長いメインイベントを走るということがわかっていましたからね。メインは一度赤旗が提示されましたけど、僕はどちらも素晴らしいスタートを決めることができました。それからクーパー選手がちょっとミスをして、僕はそれを活かして勝つことができました。最高の気分です。これを続けなければなりませんね」
ジャスティン・クーパー選手談(2位)
「アトランタでの最後のレースはかなりうまくいきましたね。コースはかなりトリッキーで、特にフープスがそうでした。一日を通してライダーはコースに苦しめられましたし、僕は自分の流れをつかむのに苦労したので、2位は素晴らしい結果であると感じています。このレースを安全に終えられたことをよろこんでいますし、今夜は赤旗が提示されて2回のスタートとなりましたが、2度とも好スタートが切れて良い位置につけることができました。序盤にあのミスをしたので、スラッシャー選手の後ろを走っていましたが、今夜はプッシュする必要性をあまり感じませんでした。彼は素晴らしいライディングをしていましたよ。ネイトに脱帽です。一方でランキングでは大きなリードを奪い素晴らしい夜となりました! この後、一週末休んで、その次の週末はEast-Westシュートアウトです。これにワクワクしていますし、これに臨むため、またシリーズの締めくくるために2週間後にソルトレイクシティに行くことを楽しみにしています」
ジャレット・フライ選手談(15位)
「今日の走り出しはかなり良かったですね。予選もこれまでより良かったし、ヒートレースのスタートも良くて、5位でフィニッシュしました。ただ、このコースに苦労してメインは15位に終わりました。最終戦の前に週末のオフがあるので、戻って、好調にシーズンを終えられるように取り組みます」