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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.10 3月13日 アーリントン1

RACE DATA

開催日:2021年3月13日(土)
開催地:テキサス州アーリントン
会場:AT&Tスタジアム

REPORT

450SXで、プレシンジャーが5位を獲得してランキング5位に浮上

Monster Energy Star Yamaha Racing 450SXTeamのアーロン・プレシンジャーが第10戦で5位に入り、再び好成績を獲得しランキング5位に浮上。マルコム・スチュワートは転倒があり14位。ディラン・フェランディスはレース序盤の転倒によりリタイアとなり順位は22位。第3戦となる250SXはジャスティン・クーパーが、表彰台争いに末、一歩届かず4位。ネイト・スラッシャーはシーズンベストとなる10位。チームメイトのジャレット・フライは序盤でアクシデントがあり最後尾から追い上げて21位となった。

450SX

勢いに乗るプレシンジャーがアーリントンでトップ5フィニッシュ

Monster Energy Star Yamaha Racingのアーロン・プレシンジャーがテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで開催されたAMAスーパークロス第10戦で5位に入り、再び好成績を残した。マルコム・スチュワートは好走したが転倒。再走して14位でレースを終えた。ディラン・フェランディスはレース序盤の転倒によってレース続行が不可能となり、22位となった。

前戦で初表彰台を獲得したプレシンジャーは、その勢いのままアーリントン1に臨み、450クラスでは自身初となるヒートレース優勝でこの日の夜をスタートした。ゲートピックで好位置を得たプレシンジャーは、再度のポディウムフィニッシュを目指してベストスタートを試みるが、2周目に入るところで10番手と出遅れる。集団の中で着実に順位を上げるプレシンジャーは、厳しい争いの後、5番手でフィニッシュラインを通過。ランキングでもトップ5に浮上した。

スチュワートはこのところ良い走りをしており、テキサス州でもそれが見られた。メインイベントをトップ10圏内でスタートしたスチュワートは、順位を上げてゆく。ところが、4周目に入ったところでミスをしてコースアウト。22番手まで後退したものの再走し、14番手まで挽回したところでフィニッシュした。ランキングでは152ポイントと、チームメイトのプレシンジャーと同点の6位となっている。

フェランディスにとってこの夜の走り出しは良く、第10戦メインイベントでは素晴らしいスタートで飛び出し、2番手につける。ルーキーは力走を続けるが、スチュワートが転倒したすぐ後に、フェランディスも激しく転倒してしまう。起き上がったものの、足をかなり激しく打って再走はかなわず、そこでレースを終えることとなった。

Monster Energy Star Yamaha Racing 450チームはこの後、3月16日火曜日にテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムに戻り、AMAスーパークロス3連戦の2戦目に臨む。

クーパーがアーリントン1で4位

Monster Energy Star Yamaha Racingのジャスティン・クーパーが、土曜日夜にテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで開催されたAMAスーパークロス250SX Westの第3戦で4位に入った。ネイト・スラッシャーはデイトナでの苦戦から攻勢に出て自身シーズンベストとなる10位でフィニッシュ。チームメイトのルーキー、ジャレット・フライは苦戦を強いられ21位となった。

クーパーは予選の両セッションで最速タイムを記録し、ヒートレースも制し、まさに思い通りの展開で一日が進んだ。その速さがメインイベントでの好結果につながると自信を持っていたクーパーだったが、スタートで中団に沈んでしまう。追い抜きが難しいコースで、クーパーは前を行くライダーを着実にパスし、レース中間点までに4番手まで浮上する。

先頭集団とのギャップを詰めるクーパーは、レースの残り時間がなくなると追い抜きを見せて3番手に上がる。抜かれたライダーも負けじと抜き返し、両選手がポジションを前後する争いを見せるが、残念ながら最終ラップにクーパーが3番手に戻ろうと追い抜きを見せたところでスライドしてしまう。すぐにバイクに跨って再走したものの、4位でフィニッシュ。タイトル争いでの貴重なポイントを獲得し、トップと6ポイント差の2番手につけている。

一方、スラッシャーは理想的な予選、ヒートレースとはいかなかったものの、メインイベントでは17番手でスタートしたスラッシャーは上位を目指して奮闘。最後はトップ10圏内まで上がり、シーズン自己ベストとなる10位でフィニッシュした。

フライはAT&Tスタジアムのチャレンジングなコンディションの中、ヒートレースを9番手で終えてメインイベントへの出場権を得たが、残念ながらスタート後に他のライダーと絡んでしまう。最後尾まで後退してレースに復帰したフライは、そこから奮戦し21位でレースを終えた。

Monster Energy Star Yamaha Racing 250SX Westチームは3月16日火曜日、250SX Westの第4戦で再びテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムを走る。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX

Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team

アーロン・プレシンジャー選手談(5位)

「ヒートレースの展開と優勝に興奮しました。メインイベントでは、良いゲートはあまりなかったので、自分が最高だと思うところを選びました。スタートで中団に沈んでしまいましたが、そこからチャージ。自分のレースをしようと、ひとりずつかわして行ったのですが、コースはトリッキーでしたね。ラフで、乾きはじめていたので、我慢の走りをしないと簡単に転倒してしまう状況でした。ここ数週間うまく進んでいるので、火曜日も、また良いポジションを目指します」

マルコム・スチュワート選手談(14位)

「メインイベントはうまく進んでいたんですが、アンダーソン選手が追いついて来ました。彼に対応しようとしていたのですが、タイヤが引っかかってしまい、まっすぐ彼のところに進んでしまい転倒してしまいました。まったく意図したことではありません。描いていたレース展開にはなりませんでしたが、コンクリートにヒットした時に怪我をしなかったのは良かったです。飛ばされましたからね」

ディラン・フェランディス選手談(22位)

「一日のはじまりは良くて、ヒートレースとメインイベントともに好スタートを決めることができました。残念ながら、他のライダーに弾き飛ばされてクラッシュ。足をかなり強く打って痛みがひどく、レースを最後まで走ることはできませんでした」

250SX

Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team

ジャスティン・クーパー選手談(4位)

「浮き沈みのある夜でした。ヒートレースで勝って、流れは良かったのですが、メインのスタートがかなり悪く、集団の中でポジション争いをすることとなってしまいました。追い抜きがすごく大変で、ゆっくり集団の中を抜けていきました。4番手まで上がり、先頭集団が見えましたが、彼らはすごく良いライディングをしていました。キャメロン選手に追いついて、パスすることができたのですが、お互い前に出たり下がったり。最終ラップにパスしようとしたらターンでフロントが流れてしまいました。彼らは本当に良いライディングをしていて、レース序盤は余裕がなく、彼らに大差をつけられてしまいました」

#91ネイト・スラッシャー選手談(10位)

「プラクティスとヒートレースは苦しい戦いになりました。メインイベントについては、レース全体を通して良い感触でした。ゲートが良くなくて、スタートが悪く、可能な限りプッシュしましたが、最後はちょっと腕が上がってしまい、それ以上プッシュできませんでした。全体として、トップスピードはあると感じていて、必要なのは、特に追い抜きが難しいコースでは、もっと良いスタートをすることです。そのためには、良いグリッドを選ばなければなりません。良いスタートが切れるように取り組んでいきますし、うまくいけば表彰台にだって上がれると考えています」

#59 ジャレット・フライ選手談(21位)

「僕にとって本当に大変な夜でした。自分を取り戻して、もう少し準備して、火曜日に戻って来ますよ」

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