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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.17 5月1日 ソルトレイクシティ2

RACE DATA

開催日:2021年5月1日(土)
開催地:ユタ州ソルトレイクシティ
会場:ライス・エクレス・スタジアム

REPORT

450SX

フェランディスがソルトレイクシティでルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得

今年の最終戦は、フェランディスが450クラスでAMAルーキー・オフ・ザ・イヤーに選出されるという驚きのスタートとなった。フェランディスはこのレースを4位で終えてシーズンを締めくくり、受賞にふさわしい選手であることを証明した。メインイベントで素晴らしいスタートを見せたフェランディスだったが、わずかに押し出されて6番手につける。何度か危ういシーンもあったが、落ち着いた走りを取り戻すと順位を上げ、表彰台まであと一歩の4位でフィニッシュ。フェランディスはポイントランキングでは7位で今年のスィーズンを終えた。

先週末に初表彰台を獲得したスチュワートは、最終戦に自信を持って臨み、スタートで10番手となるも、すぐに挽回を開始。7周目までに7番手まで順位を上げるが、その後も前進を続け、29周のレースを終えるまでにさらに2つポジション上げて5位でフィニッシュした。ポイントランキングではキャリアベストとなる6位でシーズンを終えた。

スチュワート同様、プレシンジャーも、Monster Energy Star Yamaha RacingのYZ450Fを駆って自己ベストとなる成績でシーズンを終えた。メインイベントでは素晴らしいスタートを見せて5番手につけて可能な限りのベストを尽くしたが、順位を落として8位。ランキングでは自己ベストとなる5位に入った。

シリーズを終えたMonster Energy Star Yamaha Racingだが、続いてAMAプロモトクロス選手権開幕戦への準備を進める。シーズン開幕戦は5月29日、カリフォルニア州パラのフォックス・レースウェイで開催される。

250SX

ニコルズとクーパーがチャンピオンを獲得

EastとWestのライダーが混走する250SXの最終戦、ニコルズは2位に入って9戦連続となる表彰台に立ち、クーパーはレースを通して好ペースを維持し9位でフィニッシュした。チームメイトのジャレット・フライは13位でレースを終えた。

安定感が重要となるシーズンにあって、ニコルズは2015年以来となる全レースで表彰台に立ったライダーとなった。ニコルズはホールショットを奪うと、レース開始から12分間をリードし、土曜日夜に詰めかけたユタ州の観客に素晴らしい走りを披露。その後、レース終了まで残り数周というところで2番手に後退するが、最後までそのポジションをキープし、東地区を制した。

クーパーにとって夜のプログラムは厳しいスタートとなった。参加したヒートレースで苦戦し、最後尾から追い上げて8位でフィニッシュ。続くメインイベントでクーパーは、1周目をトップ10圏内で終える。タイトル獲得のためには、先頭に立つ必要がないことを理解しているクーパーは、好ペースを維持して9位でフィニッシュ。西地区250SX選手権タイトルを獲得した。

クーパー同様、フライもヒートレースで苦戦し、厳しいゲートピックとなった。メインイベントでは1周目を13番手で終え、上位を目指してプッシュし続け、そのままシーズン最終戦を13位でフィニッシュした。

Monster Energy Star Yamaha Racingチームはこの後、5月29日にカリフォルニア州パラのフォックス・レースウェイで開催されるAMAプロモトクロス選手権の準備に入る。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX

Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team

ディラン・フェランディス選手談(4位)

「とても難しいレースでした。なぜかわかりませんが、先週に比べて少し疲労が大きいように感じました。コースは本当にトリッキーで、何度かミスをしましたが、持っているものをすべて出し切りました。表彰台に立てなくて、ちょっと残念でしたが、それでも良い結果ですし、4位2回でシーズンを終えるのは良い成績です」

マルコム・スチュワート選手談(5位)

「今日は走り出しでちょっと苦労しましたけど、チームがハードワークをしてくれて、メインイベントに臨むまでに状況は好転しました。シーズン全体を振り返ると、素晴らしい走りができたし、何よりチームに恵まれました。ポディウムフィニッシュを果たして、シーズンをトップ5で終えることができたのです。まだ取り組むべきことはいくつかありますが、今年についていえば、全体としてとても満足しています」

アーロン・プレシンジャー選手談(8位)

「今夜は少しスロースタートになりました。予選は思ったようには進まなかったのですが、バイクに変更を加えたら、それがとても機能しました。メインではかなり良いスタートが切れたのですが、レース中盤に体力が切れてしまいました。過去2年と比較して、今シーズンは段違いに良くなっています。昨年は11位だったと思いますが、今年は5位。劇的な前進です。懸命に作業をしてくれたチームの皆にはいくら感謝しても感謝しきれません。次のアウトドアでも、僕らの実力をファンの皆さんにお見せしたいと思います」

250SX

Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team

コルト・ニコルズ選手談(2位)

「優勝できれば良かったのですが、2位でも文句はありません。9戦すべてで表彰台に立ったのは僕だけだと思うので、それについては満足しています。僕が楽に走ることができるよう、バイクに何をすればよいのか、正確にわかっていたチームには感謝しかありません。好スタートをきってレースをリードして、ローレンス兄弟と楽しいバトルができました」

ジャスティン・クーパー選手談(9位)

「正直なところ、今夜はあまりうまくいきませんでした。メインイベントでは中団にはまってしまいましたが、自分がどの位置にいて、何をすべきかわかっていました。ただ長い15分間でした。レースに勝った時とはかなり違っていて、何を感じとれば良いのかわかりませんでしたが、この後、数日後には実感が湧いてくると思います」

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